よもやよもやの霧氷祭 木曽駒ヶ岳
- GPS
- 10:22
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 2,317m
- 下り
- 2,311m
コースタイム
天候 | 標高2400m以上はガス多し 風が強く氷点下の気温 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
アルプス小屋を過ぎると直ぐに案内道標有り |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般的な登山道 落ち葉に隠れたこぶし大の石に注意 足元をすくわれます(泣) |
写真
感想
絶景の中の真っ白な霧氷 あまりの綺麗さに絶句でした(笑)
以前から行きたいと思って居た木曽駒ケ岳の上松Aコース。
land-laiderさんから8日に、「行ってるヨ」と言うLINEを受け取り、行くしかなくなった。
それまで何の準備もしてなかったが、8日の夕方仕事が終わってから、必要な物をザックに詰め込み、晩御飯を食べ風呂に入ってから、午後8時にセレナに乗って自宅を出発した。
以前にGPS機器にはルートを入れておいたので、登山口までは何とか行けるだろうと思って居る所へ、land-laiderさんからLINEで「アルプス山荘」というキーワードを受け取り、カーナビで行き先セットをすることが出来て、道迷いせずに登山口へ到着できた、途中コンビニでおにぎりを買いつつも2時間ちょっとで到着できたのはありがたかった。
セットした目覚ましアラームが鳴る前に寒くて目が覚めた。
ダウンジャケットを着こんで再び眠りに落ちたか?、うつらうつらして居るうちに今度は目覚ましアラームが鳴ってしまった。
午前4時・・さぁ・・起きよう。
昨晩3個買ったおにぎりのうち1個を食べて、残りはザックに入れておいた。
真っ暗だし、初めての登山口で勝手が分からずにウロウロしてしまった。
迷う人が多いのだろう、「どっちへ行くのかな〜?」と廻りを見回すと登山口を矢印で示す道標がそこらかしこに点在していた、おかげで敬神の滝小屋まで迷いながらも何とか到着できた。
次回来るときは、敬神の滝小屋までは自転車を使おう、車の駐車地から無駄な歩きが長すぎる。
敬神の滝小屋から登山道を見極めるのにまた迷う。
紅葉が末期を迎えたこの時期は、落ち葉が多すぎて登山道が見えにくく、真っ暗な中では登山道が分からなくて困る。
後は一本道なので迷う事無く、金懸小屋を見ながら2650mの分岐へ到着。
巻き道と稜線の道のどちらを進むか悩んで、霧氷が綺麗に見えそうな稜線の道へ進んだ。
このあと気温が上がれば、霧氷はすぐに消えてしまうと思ったのだが、結局この日は終日気温は上がらず、下山後にも見上げた山頂付近は白いままだったのだが。
温度計を持たないので気温は不明だが、−5度ほどか?風が当たると指がちぎれそうに痛くなる。
こんな寒いのは、厳冬期の山スキーでもなかなか無い(オーバーです)様な・・(笑)
分岐を過ぎて少し進むといよいよ、左からの風当たりの強い稜線に出る。
その一歩手前の風裏で、レインウェアのズボンを履き、ユニクロのフード付きダウンジャケットを着込み、厚手のニットの手袋に替えて準備完了。
しかし、冬シーズン始まりにうっかりネックウォーマーを忘れてしまった、バラクバラは持って居たが今日はそんな気分じゃなかった。>どんな気分やねん?
この厚着で登っても汗をかかない位の温度って、どんだけ寒いんだろう。
他の方のレコを見させて頂いたら、−10度??寒いはずだわ!!
真っ白に霧氷に巻かれたはい松帯を進んでいくとやがて木曽前岳へ。
しかしいまいちピークがどこか分からず仕舞いに通り過ぎてしまったようで、気が付くと眼下に玉の窪山荘が青い屋根を見せていた。
山荘の向こうには、木曽駒ケ岳本峰の北西斜面が大きく広がって居る。
真っ白に雪が残った白い筋が見える、もしそれが登山道なら今日はそこまでで撤退だなと案じながら山荘まで下りたが、心配は杞憂だった。
前日のland-laiderさんからのLINEで「全く雪無し」を丸ごと飲み込んで来た不届き者は私です、チェーンスパイクすら持って来てません。
実際の登山道にはほぼ雪は載って無くて、残って居ても少しよけながらも大きく登山道を外すことなく高度を上げる事が出来た。
10時ちょうど山頂へ到着した。
ガスが取れないため視界が利かないが、頭上はガスは薄いので青空が時々見え隠れする。
ガスが切れた間隙に、居合わせた登山者に山頂の祠を背景に写真を撮ってもらう。
人気の山は月曜でも人が居てくれるので有難い、人気の無い山は文字通り「ひとけ」が無くて自撮り位しか画像が残せない。
案外早くピークに達したので、頂上でゆっくりとも思っていたが、風が強くて冷たいし、ガスが切れなくて視界も悪く、早々に下山を始めた。
玉の窪山荘の風裏で、1個残ったおにぎりを食べながら、冬装備を開放して身軽に成った。
巻き道は風裏に成るので、防寒は必要ない。
上りで真暗だった登山道も、帰り道なら良く見える。
しかし、落ち葉で隠れたこぶし大の石にいじめられた、3回も足首を挫きながら下山した、おかげで下山に随分と時間が掛かったように感じた。
3週間ぶりの山行で疲れたのも有る、でも次は何処に行こう??
コメント
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私の大好きなアゲA、いかがでしたか?
大きな見どころは無いのですが、飽きさせない風景の変化がありますし、退屈な林道も少なく登山口駐車場も静かで落ち着きます。
初冬の今時期も良いですが、グリーンシーズンも爽やかで良い感じなので来年の梅雨明け頃に再訪をオススメします。
追伸:前岳ピークは石祠ピークの次、木柱が立ってるピークです。
ランドレさんコメントアリガトウ(笑)
アゲアゲでしたヨ(笑)
四合目の登山道の落ち葉の下に、拳大の石を隠したでしょ?
3回位足を挫きましたよ(笑)
金懸小屋がもう少し上に有ったら、泊まりで行きたいのにね。
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