仙丈ケ岳
- GPS
- 34:27
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 2,081m
- 下り
- 2,073m
コースタイム
4/47 4:30北沢峠〜8:30仙丈ケ岳〜11:15北沢峠14:00〜18:30戸台
天候 | 4/4 晴れ 4/5 晴れ 4/26 曇り 4/27 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
戸台の駐車場は登山ポスト有りで大変広いが、積雪の後は最後の1キロが相当大変そうです。 歩き始めて初めの2キロくらいは、ダム工事の車両のための砂利の車道です。 4月頭は河原の途中から積雪が出始めました。後半は大平小屋手前1500メートル位からです。 駐車場からの帰り道に、20:00位までやっている日帰り温泉が有りました。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
最近、すっかり雨で、皆さんさぞストレスが溜まってきているのでは、ないでしょうか。私もちょっと呼吸困難?
すこし古い情報ですが、来年の春に少しは役に立つのではと思い、又ここまで足を運べない方の擬似体験にでもなれば幸いです。
3月に八ヶ岳連峰の赤岳へ登り、その頂上からの視界に心が震え、次は3000メートルを越えた雪の世界に足を一歩踏み入れたく、計画を立てました。
初めに北岳をとも考えましたが、いろいろ調べるうちに、雪崩や所要日程を考えるとまだ厳しく、こちらでもいくつか紹介のある仙丈ケ岳を目指すことにしました。
挑戦は2度で、1度目は4月の頭でした。戸台の駐車場に車を停めて、大小の石がごろごろした戸台川の河原を6.5キロくらい歩き、平日にしては珍しく単独の登山者の下山中とすれ違い、あいさつを交わすと「大平小屋から上は、トレース無しの雪が降りっぱなしで、そこで折り返してきた」とのことだ。
しかし、ここで引き返しても何も無いので、「とりあえず行ける所まで行ってみるか、」と先へと足を進める。
大平小屋手前までは、先ほどの方のトレースが有ったのだが、最後の急登の所で完全に無くなってしまう。
3箇所くらい試した跡が有るが、腿の上の方まで雪に埋まり、傾斜も結構急なので、なるほどここでやめたかと納得。
しかしGPSで見るとあと一歩で上まで行ける。私は木を掴みながら行ける直登ラインを選択し、10メートルくらい登り雪の積もった林道上へ出る。
しかし、先ほどからどうも膝が痛い、石がゴロゴロの河原を長く歩いたせいか、久しぶりに膝痛が出た。
この辺りにテントを張り、「明日、膝の様子を見るか、」とその日の行動を中止する。
翌日にトップアタックの体制をとり、北沢峠へ向かうが、やはりすぐに膝が痛くなる。
当然下山し駐車場まで膝を持たさなければいけないので、仙丈ケ岳は諦め、北沢峠の辺りを少しうろうろし帰ることに。
案の定、帰りの河原は足をひこずり悲惨なことに。
2度目の挑戦は4月の下旬。前回の山行の翌日に、同じラインで日帰りをしている方がいたのを見て、世の中にはスーパーマンが居るもんだと、少し勇気がわいてきた。
今回はスーノシューを、と初め考えるが重量的に難ありと思い、ワカンを購入する。
暖かくなってきたこともあり、荷物も軽くし順調に北沢峠まで到着する。山小屋もゴールデンウィークに向けて準備しており、林道は除雪済みのようだ。
早めに着いたので、ワカンの練習を一応やっておいて夜を迎える。
朝3時半に目が覚めて朝食をとり、4時半に暗い中ライトをつけて出発。前日は曇りで今日は晴れのはずだが、まだ雲がかなり残っているようだ。
大分古いワカンの跡が一つあるので、その跡をついて行く。300メートルくらい登ると、薄っすらと新雪が地面を覆っているのが、はっきりしてきた。そういえば夜に霙がテントにあたっていた。
視界は悪く10メートル〜20メートルくらい、ここでもGPSの大活躍である。
いつものように、今日も一人歩きをしていると、霧の中から一瞬、話し声が聞こえた。「えっ」と振り返ると、又聞こえてきた。どうも数人のパーティーが後を追っているようだ。
しばらくして、体力のない私は、その3人のパーティーに抜かれてしまう。
霧の中をどんどん登り、樹林限界に近づいてくると、先ほどの3人パーティーが留まっている。
休んでるのかな?と思いそのまま進むと、そこは霧で視界が5〜10メートルぐらいの真っ白一色の世界だった。
http://www.yamareco.com/modules/diary/1823-detail-1304
へ続く
jazzyさん
はじめましてmokoです。
4月6日に仙丈ヶ岳に登りました。
トレースがあるんじゃないかなという下心(笑)があったので、北沢峠の長衛荘の前で無くなった時には一瞬途方に暮れました。
まさかトレースが無くなったから帰るという訳にも行かず、それにまだ9時だったし、少し頑張ってみました。
ヤマレコは面白いですね。こんなところでトレースの方とお会いできるとは思いませんでした。
またどこかの山ですれ違ったらよろしくお願いしまーす。
翌日の日帰りは相当な衝撃でした(笑)南アは雪のある時にも、又行きたいですね。
冬の山は日数もかかりがちだし危険なので、殆んど人は入らないのでしょうね。
2度目の挑戦で仙丈ケ岳へ向かったとき、大分古いワカンのトレースが一つだけでしたので、恐らくmokoさんのものではと思います。
ただ下山中はゴールデンウィーク前の土曜日なので20人以上登ってきました。
5月後半に登った農鳥岳も、稜線からは古いワカンの跡が一人分、所々有るだけでした。おそらく20キロ四方無人?
ヤマレコは内容がとても充実しているので、長く続けて欲しいですね。
こちらこそ何処かでお会いしたら、よろしくお願いします。
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