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記録ID: 2730269
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

茨城の関東百名山ハシゴツアー◆竪破山(林道登山口より巨石コースへ周回)

2020年11月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:12
距離
6.0km
登り
368m
下り
370m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:40
休憩
0:33
合計
2:13
12:58
14
13:12
13:12
5
烏帽子石
13:17
13:18
9
手水場
13:27
13:27
6
仁王門
13:33
13:36
11
13:47
14:11
6
14:17
14:19
2
胎内石
14:21
14:21
7
14:28
14:30
17
太刀割石
14:47
14:47
6
神楽石
14:53
14:54
17
尾根下降点
天候 快晴微風
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
日立市方面へ抜ける県道より案内標識に従い林道を竪破山登山口へ(全舗装、途中道幅の狭い区間あり)。舗装道終点から未舗装路を500m進んだところに、キャパ十数台の駐車場あり。トイレ(水洗、ペーパーなし)、コース案内板完備。
コース状況/
危険箇所等
・コース中、要所に案内板あり。勾配も全体に緩やかで、特段の危険・不明瞭箇所なし
・竪破山頂上(展望台あり)を越えて、胎内石への踏跡あり(どん詰まり;案内板は山頂手前の1カ所のみ)。巻き道含め複数のトレースが輻輳、方向注意
・太刀割石・神楽石方面への下山路、尾根下降点の前後は造林用道路が交錯、赤テープ等登山(下山)道入口のマーキングに注意
・コースガイドにある「奈々久良の滝」は尾根下降点から登山口とは反対方向へ300mほど下降した地点(小生はパス)、この日も滝見物?から誤って反対方向へ下山しかかり、道迷いしたパーティがいた由(消防隊が無事誘導、救助…)。低山のお気楽なハイキングコースと侮ることなかれ!
その他周辺情報 日立市の海岸沿いに日帰り温泉「湯楽の里」あり(大人休日880円、食堂・休憩室あり)。特に、太平洋の大海原が望める「展望露天風呂」は絶品!
午後のお替わり山行の出発点、竪破山登山口着。風は冷たいですが、車が10台弱。結構地元で人気の山のようです。
2020年11月14日 12:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
11/14 12:55
午後のお替わり山行の出発点、竪破山登山口着。風は冷たいですが、車が10台弱。結構地元で人気の山のようです。
登山口の紅葉もちょうど盛りです。水の流れるトイレあり。
2020年11月14日 12:56撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
11/14 12:56
登山口の紅葉もちょうど盛りです。水の流れるトイレあり。
登山道は右へ。左の林道経由で周回もできます。。
2020年11月14日 12:57撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/14 12:57
登山道は右へ。左の林道経由で周回もできます。。
願い事のための「後生車」。家内安全やコロナ禍収束を祈願し、グルグル回しときます。
2020年11月14日 12:59撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
11/14 12:59
願い事のための「後生車」。家内安全やコロナ禍収束を祈願し、グルグル回しときます。
山頂まで標高差僅か200m弱、樹林帯の緩やかな登りです。午後のハシゴ山行には打ってつけのユルハイク!
2020年11月14日 13:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
11/14 13:00
山頂まで標高差僅か200m弱、樹林帯の緩やかな登りです。午後のハシゴ山行には打ってつけのユルハイク!
竪破山の奇岩その1、不動岩。頭に不動明王像が祀られてますが、見た目はクジラの寝姿のようです。
2020年11月14日 13:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
11/14 13:05
竪破山の奇岩その1、不動岩。頭に不動明王像が祀られてますが、見た目はクジラの寝姿のようです。
奇岩その2、烏帽子石。これはデカい!一体どこからやって来て、どうやってここに鎮座したのでしょう…?
2020年11月14日 13:11撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/14 13:11
奇岩その2、烏帽子石。これはデカい!一体どこからやって来て、どうやってここに鎮座したのでしょう…?
手前が「手形石」。何やら巨人の手形らしき凹みが見えますが、果たして天然か、はたまた人造…!?
2020年11月14日 13:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/14 13:12
手前が「手形石」。何やら巨人の手形らしき凹みが見えますが、果たして天然か、はたまた人造…!?
コース脇の沢沿いに「腰掛け畳石」。八幡太郎義家が腰を掛けた由。古いお話ですね…
2020年11月14日 13:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
11/14 13:14
コース脇の沢沿いに「腰掛け畳石」。八幡太郎義家が腰を掛けた由。古いお話ですね…
山頂手前の神社には手水がないので、ここで手と口をお清め…。
2020年11月14日 13:16撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/14 13:16
山頂手前の神社には手水がないので、ここで手と口をお清め…。
振り返れば、控えめの紅葉が午後の陽光に映えてGoodです!
2020年11月14日 13:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
11/14 13:18
振り返れば、控えめの紅葉が午後の陽光に映えてGoodです!
水の湧き出る弁天池。祠と東屋があり、休憩には打ってつけ。
2020年11月14日 13:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
11/14 13:26
水の湧き出る弁天池。祠と東屋があり、休憩には打ってつけ。
こちらが仁王門。ワンちゃんも登ってますね…
2020年11月14日 13:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/14 13:27
こちらが仁王門。ワンちゃんも登ってますね…
黒前(くろさき)神社のご神域に入りました。石段の登りが地味に両脚に堪えます…〈汗〉
2020年11月14日 13:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/14 13:29
黒前(くろさき)神社のご神域に入りました。石段の登りが地味に両脚に堪えます…〈汗〉
山頂直下、黒前神社のすぐ前の「甲石」。
2020年11月14日 13:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/14 13:32
山頂直下、黒前神社のすぐ前の「甲石」。
黒前神社のお堂。年季の入った立派な建屋です。
2020年11月14日 13:33撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
11/14 13:33
黒前神社のお堂。年季の入った立派な建屋です。
お堂の左、古い宝篋印塔の奥の石段を登り、いざ山頂へ。
2020年11月14日 13:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
11/14 13:35
お堂の左、古い宝篋印塔の奥の石段を登り、いざ山頂へ。
石段の脇に、わりとどうでも良い情報あり…。(高山の殆どない茨城県の方々には、高さの「基準」として格好の話のタネになるのかも…)
2020年11月14日 13:38撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/14 13:38
石段の脇に、わりとどうでも良い情報あり…。(高山の殆どない茨城県の方々には、高さの「基準」として格好の話のタネになるのかも…)
石段を登り詰めた頂稜の一角に、立派な本堂が建ってました!
2020年11月14日 13:42撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/14 13:42
石段を登り詰めた頂稜の一角に、立派な本堂が建ってました!
名前は付いてませんが、これも竪破石の一つ?
2020年11月14日 13:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
11/14 13:43
名前は付いてませんが、これも竪破石の一つ?
ステキな紅葉に彩られた樹林帯のピークが、展望台の建つ竪破山頂。
2020年11月14日 13:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
11/14 13:44
ステキな紅葉に彩られた樹林帯のピークが、展望台の建つ竪破山頂。
登山口の車の多さからは予想に反し、無人の静かな山頂着。山名板が地面に置いてあるので、自撮りも一苦労…〈涙〉
2020年11月14日 13:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
11/14 13:46
登山口の車の多さからは予想に反し、無人の静かな山頂着。山名板が地面に置いてあるので、自撮りも一苦労…〈涙〉
展望台の螺旋階段を登ると、近くの高鈴・神峰の両山が立派。右奥にはキラキラ輝く太平洋も…
2020年11月14日 13:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
11/14 13:49
展望台の螺旋階段を登ると、近くの高鈴・神峰の両山が立派。右奥にはキラキラ輝く太平洋も…
今日は午後になってもピーカンの晴天。男鹿山地〜雪をちょっぴり纏った那須連山方面もスッキリ見えてます!
2020年11月14日 13:52撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/14 13:52
今日は午後になってもピーカンの晴天。男鹿山地〜雪をちょっぴり纏った那須連山方面もスッキリ見えてます!
山頂から一度下りかけましたが、思い直して引き返し「胎内石」見に来ました。この山域の巨岩の中でも最大級!
2020年11月14日 14:15撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/14 14:15
山頂から一度下りかけましたが、思い直して引き返し「胎内石」見に来ました。この山域の巨岩の中でも最大級!
帰路は、この山の名の由来となった「太刀割石」はじめ、巨石を周回するコースへ下ってみます。
2020年11月14日 14:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
11/14 14:23
帰路は、この山の名の由来となった「太刀割石」はじめ、巨石を周回するコースへ下ってみます。
こちらも木の間越しの紅葉が午後の陽射しに映えてます…
2020年11月14日 14:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/14 14:25
こちらも木の間越しの紅葉が午後の陽射しに映えてます…
これぞ竪破山のシンボル、太刀割石。ゆで卵を真っ二つに割ったよう。かの水戸光圀公も「最も奇なり!」と感動されたそう。
2020年11月14日 14:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/14 14:27
これぞ竪破山のシンボル、太刀割石。ゆで卵を真っ二つに割ったよう。かの水戸光圀公も「最も奇なり!」と感動されたそう。
ここにもゴージャスな秋色。
2020年11月14日 14:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/14 14:31
ここにもゴージャスな秋色。
この山域はスギの植林帯が殆どですが、竪破山頂周辺だけが原生の天然林のようです。
2020年11月14日 14:41撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/14 14:41
この山域はスギの植林帯が殆どですが、竪破山頂周辺だけが原生の天然林のようです。
神楽石。竪破山の神霊が氏子に神輿を渡し、神楽を舞った由。ドップリ神話の世界です…(この付近で消防のヘリが上空をホバリング、頻りに何かスピーカーで呼びかけてます。クマでも出没したか、と焦りましたが、この後、下山後に事情が判明…)
2020年11月14日 14:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/14 14:45
神楽石。竪破山の神霊が氏子に神輿を渡し、神楽を舞った由。ドップリ神話の世界です…(この付近で消防のヘリが上空をホバリング、頻りに何かスピーカーで呼びかけてます。クマでも出没したか、と焦りましたが、この後、下山後に事情が判明…)
尾根下降点通過。今日は結構お腹一杯歩いたので、滝はパスして駐車場へ下ります…
2020年11月14日 14:52撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/14 14:52
尾根下降点通過。今日は結構お腹一杯歩いたので、滝はパスして駐車場へ下ります…
調子に乗って造林道を下るとどん詰まり…。この赤テープの小径を右へ。
2020年11月14日 14:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/14 14:55
調子に乗って造林道を下るとどん詰まり…。この赤テープの小径を右へ。
広く歩きやすい林道をノシノシ下ります。谷間の道はすっかり日も陰り、気温が下がってきました…。
2020年11月14日 15:03撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/14 15:03
広く歩きやすい林道をノシノシ下ります。谷間の道はすっかり日も陰り、気温が下がってきました…。
正味2時間のプチ周回を終え、無事出発点にゴール。低山ながら、奇岩はじめ見所も多く、それなりに楽しめました。
2020年11月14日 15:08撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
11/14 15:08
正味2時間のプチ周回を終え、無事出発点にゴール。低山ながら、奇岩はじめ見所も多く、それなりに楽しめました。
登山口に帰り着くと、何故か消防隊や救急車が集結し、物々しい雰囲気。隊員の方に訊ねると、道迷いで山の反対側へ下ってしまったハイカーを発見、誘導した由。ヘリも出動したようで、コロナ禍で大変な中、こういう迷惑をかけぬよう心がけねば!
2020年11月14日 15:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/14 15:10
登山口に帰り着くと、何故か消防隊や救急車が集結し、物々しい雰囲気。隊員の方に訊ねると、道迷いで山の反対側へ下ってしまったハイカーを発見、誘導した由。ヘリも出動したようで、コロナ禍で大変な中、こういう迷惑をかけぬよう心がけねば!
車にて日立方面へ下る途中、通りかかった「せせらぎ広場」。紅葉が見事です!
2020年11月14日 15:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
4
11/14 15:27
車にて日立方面へ下る途中、通りかかった「せせらぎ広場」。紅葉が見事です!
山道を走り下り、久々にJR日立駅海岸口へ。全国の鉄道駅でも屈指の太平洋の大展望!
2020年11月14日 16:15撮影 by  F-04K, FUJITSU
4
11/14 16:15
山道を走り下り、久々にJR日立駅海岸口へ。全国の鉄道駅でも屈指の太平洋の大展望!
駅ピアノのドラマチックな演奏も、太平洋の夕暮れ時の雰囲気にピッタリ!
2020年11月14日 16:16撮影 by  F-04K, FUJITSU
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11/14 16:16
駅ピアノのドラマチックな演奏も、太平洋の夕暮れ時の雰囲気にピッタリ!
長い1日の締めは、日立市外れの日帰り温泉「湯楽の里」。太平洋の大海原が望める「展望露天風呂」はじめ、複数のお湯がしっかり楽しめます。ここで関東百2座分の汗と疲れを流し、腹拵えして帰ります!
2020年11月14日 16:48撮影 by  F-04K,
4
11/14 16:48
長い1日の締めは、日立市外れの日帰り温泉「湯楽の里」。太平洋の大海原が望める「展望露天風呂」はじめ、複数のお湯がしっかり楽しめます。ここで関東百2座分の汗と疲れを流し、腹拵えして帰ります!
お風呂でサッパリした後は適度にお腹も空いてきて、ここでガッツリ腹拵え。帰路の常磐道が渋滞してると、途中で眠くなりそう…〈冷汗〉
2020年11月14日 17:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
11/14 17:48
お風呂でサッパリした後は適度にお腹も空いてきて、ここでガッツリ腹拵え。帰路の常磐道が渋滞してると、途中で眠くなりそう…〈冷汗〉
撮影機器:

感想

北茨城の関東百ハシゴツアー、午後のお替わり山行は数々の巨石・奇岩で知られる日立市郊外の竪破(たつわり)山へ。元々はこの山のシンボル「太刀割石」に山名の由来があるものと推察されますが、地元のヤマラーの方でないと、この山の読み方を正確にご存じの方は少ないはず。午前中に1座目の奥久慈男体山ツアーを終え、関東平野の海近くとは思えぬアップダウン多く道幅の狭い峠越えの県道・林道を走り抜けて、午後1時前に竪破山登山口に到着。この時間にしては意外に多数の地元車が駐車、好天のお陰もありますが、このお山の人気ぶりの一端が垣間見えました。
 山頂までの標高差は200m弱、スギの植林帯の緩やかな登路ですが、随所に曰く因縁のある巨石・奇石が現れ、ハイカーを退屈させません。中には犬連れで登ってくる家族パーティもいて、長閑で平和な雰囲気ですが、午後2時前、樹林に囲まれた山頂に辿り着くと、トレラン風の男性ソロの方が駆け抜けていった他にハイカーは皆無。地面近くの山名板を入れ、苦労して登頂証拠写真を自撮りの後、螺旋階段の展望台へ上がってみると、南東に太平洋、南西には午後の陽差しに霞む筑波山や加波山、北方には男体山頂でも堂々たる山並みを見せてくれた日光・足尾、高原山・男鹿山地に那須連山のパノラマが遠巻きながら楽しめます。
 すっかり満足して山頂で軽食・休憩の後に山を下り、胎内石・太刀割石など巨石の数々を行脚、さて登山口へ戻るか、と伐採地の尾根道を進んでいくうち、何故か登山口方向に消防車や救急車のサイレン音が鳴り響き、上空には市の消防本部のヘリがホバリング、何やら地上に向けてスピーカーで呼びかけを繰り返してます。すわ、クマでも出没したか、はたまた凶悪犯が山中に逃げ込んだかと少々緊張しますが、やがてヘリも遠方へ遠ざかり、元通りの静かな山道に戻ります。実質約2時間弱のショートハイクを終え、登山口へ戻ると消防本部の多数の車と制服姿の消防隊員、そして「現地指揮本部」の旗も立って物々しい雰囲気。どう見ても遭難者救助の態勢ですが、何事かと消防隊員のお一人に訊ねると、どうやらハイカーのグループが誤って尾根の反対側(奈々久良の滝)方面へ下ってしまい、道に迷って救助要請した模様。幸い、すぐに発見されてヘリに誘導され下山にかかっている由、消防隊員各位もややリラックスした感じでしたが、コロナ禍の再拡大でただでさえ緊張と負荷の高い消防・救急隊員の方々に、このような易しい(?)山で遭難騒ぎを起こして余計なご苦労、お手数をおかけすることは決して許されない、と小生も改めて気持ちを引き締めた次第です。
 再び山道・峠道を走り越えて日立市中心部の海岸沿いに出た後、折角なので最近再び密かな「絶景スポット」として注目度アップしているJR日立駅の海岸口へ。ちょうど夕暮れの黄昏時、駅ピアノのドラマチックな演奏を聴きながら、太平洋の雄大な大海原をボンヤリ眺めた後、市内の渋滞を抜けて日立市街外れの日帰り温泉・湯楽の里に向かいます。長い1日の最後の締め、ここでも露天風呂で太平洋の夜景と波音を楽しみながらホッコリ入浴、都会人の出で立ちに切り替えて夕食と土産購入(お隣のヨークベニマルにて)も済ませ、ほぼ渋滞フリーの常磐道・外環道を走り抜け、思ったより早く自宅に帰り着きました。
 最後の遭難騒ぎは意外でしたが、この山は低山の割に巨石・奇岩、立派な山岳信仰のお社など見所が多く、家族連れやシニア層でも十分楽しめる感じでした。山域全体にスギの植林帯が多く、展望や紅葉の色付きは今一つながら、地元のヤマラーには四季を通じて愛される名山と実感されました。茨城以外の観光客にとっても、ひたち海浜公園や新名所・JR日立駅海岸口などの絶景ポイントと組み合わせた「海と山巡りツアー」も悪くないという気がします。これに地元ならではの海の幸、山の幸などグルメ要素も加われば、最近永年の最下位から抜け出した茨城の更なる魅力度アップにも繋がると思うのですが…。

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