津軽半島 袴腰岳 大倉岳への藪道は断念
- GPS
- 04:58
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 940m
- 下り
- 927m
コースタイム
天候 | 風が強かったが気温高め まずまずの天気 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・大倉岳〜袴腰岳間は廃道(藪)です。ここに挑んだ記録もほとんど無いと思います。 ・GPS軌跡が往復とも全くおかしいです。「大倉岳4.8km」看板から400mほど進み、550m小ピークから少し下った所から引き返しました。 |
写真
感想
目標としていた津軽半島・袴腰岳と大倉岳・赤倉岳鞍部との藪道縦走を試みました。晴れで気温も高めのまずまずの天気でしたが、風が唸りをあげていました。下草が枯れ木の葉が落ち、空気が乾燥するこの時期がベストと考えていました。2016年にyukitsubasaさんが袴腰岳側と大倉岳側からとの2回に分けて踏破したという記録があります。大いに参考にさせていただき、気持ちを高めるとともに準備してきました。
当初、大倉岳に登ってから袴腰岳を目指す予定でしたが、泥グチャの林道を車で進むと「通行止め」の札が。予定を変更し袴腰岳を最初に登り大倉岳へ南下することに。国道まで戻り袴腰岳登山口へ向かい1時間のロス。つるべ落としの夕刻を思い、急いで準備・出発。強風の袴腰岳山頂で、前回10月に見られなかった展望を楽しむもすぐに下り「大倉岳4.8km」のポイントへ。覚悟を決めて藪に突入!
しかしスマホGPSでの位置表示がおかしい。400mほど進んできたはずが、矢印は動かない。一ヶ月前の雛岳でも登山道でない所に軌跡が描かれた。一番肝心な時に誤作動している…。藪の中は全く展望がきかない。「地図や磁石があってもスマホGPSがなければ全く進めない。」と判断し、引き返すことにしました。
登山道ではクマの足跡・糞は見られませんでしたが、藪突入から100mほどすると残雪に足跡が…。やはりクマはいるようです。それにしても全国の分水嶺を赤線つなぎ踏破しているyukitsubasaさんの執念はすごいと思いました。スマホGPSがあったとしても、根曲り竹のあの密藪はすさまじい。写真には撮りませんでしたが、3か所ほどそのような密藪に突入しました。大倉岳への看板がある突入ポイントより50mも袴腰岳側の登山道に出ました。次もトライするかどうか、スマホや自分の士気を確認しながら考えたいと思います。
コメント
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敢えて廃道等の道を好み、被虐に挑むのはmametan3さんならではですね。
大館市の矢立峠で縫土山-甚吉森-大日影山という三山等もありここも
確か甚吉森から大日影山まで廃道に近くなっていると思います。
また、一番の藪漕ぎでは南八甲田の無雪期 猿倉岳-駒ヶ峯でしょうか。
そういう所を歩きたくなってしまったようです。今回はGPSが機能しなかったので、さすがに撤退しました。背丈の倍ほどもある太い根曲がり竹。青空で明るいのに、密藪の中は光が入らず暗いんです。360度を密な根曲がり竹に囲まれると、閉所恐怖症のような孤独感・閉塞感に襲われました。写真に撮る余裕はなかったです。またトライするか、しばらく考えてみます。
教えていただいた青森・秋田県境ルート、さっそくさらりと調べてみました。味のある所ですね。以前レコされていた鹿角の縦走2山と同様、地元の方々が大切にしているんですね。機会あれば歩いてみたいです。教えていただき勉強になりました。
探検要素の大きい山歩きって怖いけれど楽しいですよね
密藪は私は経験したことがありませんが、暗さや閉塞感は想像するだけでも恐ろしくなりました
私も大した探検は出来ませんが、南八甲田にまぼろしの沼や巨木の森があるらしく、いつかいってみたいなと機会を伺っています😁
ところで、スマホのGPS不調についてなのですが、あまり参考にならないかもしれませんが気になったのでコメントさせてください
スマホの近くに磁石があったりしませんでしたか?
(革ケースの蓋のマグネットとか、マグネットのついたリールとか)
私のiPhoneも、紛失防止のために以前強力マグネット付きのリールでザックと繋いでいたところ、コンパスが狂って矢印が明後日の方向へ向いてしまい困ったことがありした
調べたらよくある事象だそうです🧐
そんなわけでコンパスは狂いやすいようなのですが、私のiPhone(7と11)で位置情報自体が狂ったことはまだ一度も経験がありません
沢登りのときも正確にログはとれていました
mametanさんはどちらのスマホをお使いでしたか??
ところが、6年くらい昔のガーミン製GPS専用機はしょっちゅう狂っていました
冬の岩木山で、ピストンしているはずが隣の尾根を降りていると表示された時には大変焦りました
それ以降信用できず、使うのをやめました(ちなみにその時は再起動したら直ったのですが、ホワイトアウト時などで狂いに気付かなかったら最悪ですよね…😔)
そういえば知人も同時期のガーミン使用で藪漕ぎ中に狂い、最新の機種に買い換えていました
私もGPSがもし狂ったら…と考えてたまに怖くなる時があります
藪漕ぎや雪山でみなさんどのように対策されているのか、私もとても気になるところです!
初めてのことをいろいろ教えていただき、本当に勉強になります。
まずスマホケースですが、マグネットタイプです。 これが原因なのかも…。ここ数日、過去3年間ほどのレコの軌跡を、地図を拡大して再確認したところ、前機種でも実際に歩いたルートからずれたり飛んだりというのがありました。現・前機種ともにケースはマグネット閉じタイプなのでその影響はあるかもしれません。ただ、一番の原因はどちらもHuawei製だということかな? 安さに負けて… 次はiphoneとかソニーとかアクオスにしたほうがいいんでしょうね。今、GPSログ精度設定を「最高精度」にして実験しております。袴腰岳山行までは「高精度」にしていました。これでうまくいかなければ、菅総理が進めるスマホ料金改定の前でも、新しいのにしちゃうかな〜 とちょっと本気で考え始めています。とりあえずこのスマホケースはやめます そしてクマ対策同様、いろいろ試していきます 藪・冬山はもちろん、どんな時にも正確な現在位置の把握は一番重要ですからね。
それにしてもglideさんは「山のウォーキング・ディクショナリー」ですな
気になって調べてみたのですが
残念ながらhuaweiは登山には不適のようですね〜🙅🏻💦
どういうことかというと
省エネ機能が強く働く仕様になっており、
GPSアプリをバックグラウンドで使用(画面を操作していない状態、つまり通常の登山中の状態ですね)していると、
無駄な電力使用とみなされ、GPSからの座標供給を勝手に止めてしまうのだそうです😱
だから設定でいくら精度を高めたところで意味がないようです
例えるなら火力をいくら強めても、ガスの元栓を閉められたらお手上げ…みたいなものでしょうか🤔
詳しく調べたわけではないので断定はできませんが
huaweiのスマホだけがそのような仕様のようです
登山向きのスマホについてとてもわかりやすく説明しているサイトを見つけました
https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=541
次回のスマホ購入のご参考になればと思います😃
私もまだまだわからないことばかりで勉強の日々です
こんなふうに調べるきっかけが得られてありがたいです😃
これからの山スキーシーズン、お互い安全な登山を楽しみましょう❗😄
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