ソロテント泊2回目で燕岳に挑戦 快晴絶景続き!
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- GPS
- 11:29
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,511m
- 下り
- 1,550m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 3:19
- 合計
- 8:47
天候 | 晴天! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とてもよく整備されています。合戦小屋から先、残雪あり。 |
その他周辺情報 | 中房温泉 |
写真
小さい石とやたら大きすぎる石しか見つからず、ガイラインは杭に結びつけるありさま。
小さい石は雪に半分埋めたので、テント撤収も大変でした。テントの場所取りと石確保は早い者勝ち!!
感想
10月に雲取山でソロテント泊デビューしたので、雪の季節になる前に、どこかでもう一度テント泊したいなぁ、どこが良いかなぁ?とあちこち調べていました。
燕岳は、登ってみたかったけれど、もうだいぶ寒いだろうし、土日はテント場の予約が取れないだろうなぁーと半ば諦め気味に燕山荘のサイトを見てみたら、週末のテント場の空きがある!!
木曜日にテント場の予約をして、松本までのバスや前泊のホテルも慌てて予約。
金曜日は、仕事上がりにそのまま21時45分発のバスに乗って松本へ。
25時に松本着。駅前のビジネスホテルで仮眠。
4時半に起床して、始発で穂高駅に向かいます。
ハード…。
穂高駅から中房温泉までのバスはもう終わってしまったので、タクシーに乗る必要があります。
誰かと同乗できないかなー?と期待してましたが、穂高駅で降りたのは私のみでした。残念。
贅沢に1人タクシーで登山口へ。
7時半時点で駐車場は、ほぼ満車。
「テント背負った私がこれから登るのに…みんなもう出発してるの?」と、焦りました。
登り始めてすぐ、急登!
すぐに、ジャケットを脱いで軽装になります。
ポカポカ陽気で暑いくらい。
テントは重いし、急登はしんどいですが、体感的には雲取山のほうがしんどかったような?
等間隔でベンチがあるの、嬉しいですね。
合戦小屋で、ポカリを購入して一休み。
ここからは、景色が開けてついつい景色に見とれて足が止まります。青空に映える!!
歩いて、止まって、写真撮って、またちょっと歩いて止まって。の繰り返し。
燕山荘手前の急登が、疲れが出たのかしんどかったですが、なんとか燕山荘に着きました!
目の前の燕岳の迫力にシビれる!!
ただ、燕山荘で、テントの受付をしてから、が大変。心配した通り、テント場のよい場所はもう埋まってて、泥の上か雪の上しか空いてない!
うーーーん。泥は嫌だなぁ。
八ヶ岳で雪山テント泊したいなぁ、と予定してたので、それの予行練習と思おう。
雪のスペースに設営開始しました。
ただ、テントを固定するための、手頃な石が見当たりません。テント場をウロウロしていると、「石、無いでしょう。もう、先に設営した人がみんな使っちゃった。僕も奥の方まで石を探しに行ったから。もう、奥の方にも無いよ。」と!
ええーー!そうなの?
場所取りだけでなく、石の確保まで!?
確かに、雪に埋もれたところは石を掘り返せないし、無雪期よりも石が足りないのかも?
仕方なく小石や、大きすぎる石なども、片っ端からかき集めてなんとか設営。
小さめな石は半分雪を掘って埋めました。
ガイラインは、杭などに結びつけて飛ばないように。そんなことをやっていたら、もう13時20分!燕山荘のランチは13時45分までです。
設営途中でしたが、中にザック放り込めば、この無風状態で飛んでいくことは無いでしょう。
燕山荘で、ビーフシチューを頂きました。
「お米炊いてるので10分待って」って言われちゃったけど、もうヘトヘトなので、10分ボーとしてたらあっという間でした。
ビーフシチュー、とても美味しかったですが、量が少なくないですか?私、北アルプス3大急登をテント背負って登ってきて、さっきまでテント場を石探しに何往復もしてたので、ぜんぜん足りなかったです。2つは食べれたな笑
さて、ようやく燕岳へ向かいましょう。
ワクワクしながら歩いていたら、いるか岩を見逃していました笑
どの岩もいるかに見えてしまいます。
ヘトヘトのはずが、山頂の絶景をみて復活!
北燕岳にも行ってみることに。
ただ、こちらは人が少なくて、どこが北燕岳のピークかよく分からない。ヤマレコの地図に、北燕岳のってないのね笑
写真を撮ってくれたG&Mさんも「ここが北燕岳かなぁ?」と言ってたので、もうピークだということにして笑 下山しました。
下山中に、メガネ岩やいるか岩を発見。
メガネ岩に登ってる人がいましたが、たぶんダメなので、みなさん登山道の外の岩には登らないようにしましょう。
山荘についた頃には、そろそろ夕暮れ。
マジックアワーの始まりです。
テントに戻って防寒着を着込んだら、山荘前で日没を待ちます。グラデーションがキレイ。
日没後はテントに戻って簡単な夕食。
シュラフを引っ張り出して、夜の寒さに備えます。なにせ、雪の上ですから。
シュラフが体温であたたまるまでは寒かった!
初めて使うダウンパンツもダウンソックスも役に立ちました。だんだんポカポカしてきて就寝。
23時頃、寒さで目を覚ましましたが、貼るカイロを貼ったらまたポカポカしてきて、熟睡。
よく眠れました。
ネットで、「雪山テントでは、登山靴やペットボトルが凍るからシュラフに入れよう」的なことを読んだので、やってみましたが、さすがに靴は邪魔だったので、すぐに出しました笑
ペットボトルも、冷たくて不快なのですぐに出しました。私が凍ってしまう!
1番凍ると困るカメラのバッテリーとスマホ、充電器だけ、シュラフに入れて一緒に寝ました。
結果、靴は大丈夫でした。
ペットボトルはシャーベット状になりました。
カチンコチンにならなくて良かったです。
日の出は6時20分。
日の入りもキレイだったけど、日の出はもっとキレイでした。明るくなっていく空がドラマチック。山頂で、最高の景色を楽しみました。
名残惜しいけど、また山頂を後にしてテントに戻ります。温かい朝ごはんを食べて、テント撤収!
昨晩のうちに固定に使った石が凍ってて、掘り起こすのに苦労しました。
テントをコンパクトにまとめてザックに戻すのも一苦労。うーん、雲取山ではスムーズだったんだけど、雪の上だとまた違うなぁー。
何とか荷物をまとめて、山荘にテント手形を返します。
うーーーん、帰りたく無い!けど帰らなきゃ。
下山は早い!と、自分では思ってたけど、どんどん抜かされます笑
まるで駆け下りるように下山する人もいて、すごいなぁ。こんな急登でちょっと雪も残ってるのに。
下山中、北燕岳で会ったG&Mさんに再会。
車に乗せてくださるとのこと、ありがたやーー。なんて親切なのでしょう。
中房温泉でさっぱりしてから帰宅。
中房温泉、とっても良いお湯でしたが、空いていて貸切でした。
みなさん、下山後に入っていかないのかしら?
はぁー燕岳、ほんとうに最高でした。
いつか表銀座の縦走したいな。
その時、また会いましょう、女王様。
燕岳では大変お世話になりました!
また、どこかで会えたら良いですねぇーー。
まだ、来月以降の八ヶ岳雪山テント泊しか考えてないです。
軍司さんは、どこに登られますか??
八ヶ岳か白山か巻機山に行こうと思っています。八ヶ岳のステーキいつか食べに行きたいです。気をつけて行って来てくださいね。
八ヶ岳はソロではなくグループ登山になりそうなので、ホッとしています。ステーキ食べれたら、食レポしますね!
白山も巻磯山も登ってみたいです。
オプションのリーシュを買えば、両手が空くのですが、まだ買ってなくて。
前回の立山でピッケルの使いどころがなくて持て余したので、あった方が便利と思います!!
私は買い足す予定です。
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