天城の秘境、皮子平。晩秋の天城山(天城峠〜八丁池〜皮子平)
- GPS
- 07:25
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,006m
- 下り
- 997m
コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 7:17
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ブナの落葉が足元を埋め尽くしているので登山道が不明瞭なところがあります。 |
その他周辺情報 | 道の駅天城越えから歩いて行けるところに滑沢渓谷があります。 狩野川の源流である本谷川と滑沢川が合流するところにある竜姿の滝や 紅葉は一見の価値あり。 ひらい精肉店(伊豆牛が人気の肉屋さん)伊豆箱根鉄道大仁駅より徒歩7分 |
写真
感想
一度行ってみたいとずっと思っていた天城の秘境とも言わ
れる皮子平へようやく行くことが出来ました。
天城山と言えば日本百名山ということで、万二郎・万三郎岳
のピークを踏むべく天城高原側から登る人が多いんではない
でしょうか。
でも私が好きなのは断然天城峠側から八丁池を周回するコース
です。このコースはブナとヒメシャラの原生林が美しく、新緑
の時期も紅葉の時期もどちらもとびっきり美しいのです。
そんな天城縦走路の中ほど天城高原よりに皮子平があります。
ここは天城の秘境とも呼ばれる場所らしい。
うーむ、行ってみたいぞとずっと思っていたけれど私のような
マイカー登山者だとピストンとなります。
皮子平で折り返すとなると山と高原地図のコースタイムが
7h35m。写真を撮るためにしょっちゅう足が止まる天城では
難しいかなあと長らく考えていました。
しかし、今の私は登れる体になっているはず(^_^;)。
とりあえず、八丁池まで行き時間的にも体力的にも余裕が
あれば皮子平まで進もうと決めて水生地下駐車場を出発。
天城峠を過ぎ、大好きなヒメシャラの巨木を愛で八丁池を目指し
ます。ブナ林の黄葉はもう終盤、落葉盛んな登山道はブナの
落ち葉で敷き詰められています。ふっかふかで気持ちのいい
トレイルである反面、登山道が分かりにくくなっているところも
ありました。
私はスマホアプリのGeographicaを登山では使っていますが、
こういったGPSアプリがあると登山道から一時的に離れて
しまっても正しい道に簡単に復帰できるので心強いですね。
※ガーミンのE-TREXをずっと使っていましたが壊れてしまい
今シーズンよりGeographicaを使い始めましたがすごくいい。
八丁池で行動食のパンを食べすぐに出発。戸塚峠までの道は
ところどころ人工林エリアがあるのでそういう区間は黙々と進み、
時々現れる黄葉にはしばし足を止め。
戸塚峠は静かでいいところですね、ベンチもあって休憩適所。
戸塚峠から70mほど斜面を下ると皮子平です。
不思議なところでした。斜面を下っているときから目に飛び込んで
来るのはびっしり苔のついた岩。大きなブナとマッチ棒のように
ひょろっとしたヒメシャラが共存しています。
ネットで写真を検索してみたけれどここは新緑の時期もすごく
幻想的ですね。来年は新緑の時期にきっと来よう。
そんなことを考えながら一人っきりの皮子平を満喫。
戸塚峠まで戻ったらささっと昼食。静岡県民のソウルフード?
金ちゃんヌードルを久しぶりに食べたらすぐに八丁池方面へ
戻ります。山専ボトル、先日の牛ノ根通りのときは800mlの初代
を持ち込みましたが、ソロでは少しボトルが大きいのが不満でした。
そこで750mlの新しいモデルを買い増ししました。いい感じ。
50mlの違いでしかないけれどサイズ感など期待した通りでした。
朝は3人しかいなかった八丁池も午後は登山者でごった返して
いました。先を急ぐので休憩はせずにどんどん進みます。
見たところグループ登山者ばかりでしたので、ぽつーんとぼっち
登山者の私が休憩するのはちょっと寂しいかも・・ってのもあり。
下山は下り御幸歩道を使いました。
この道もブナ、ヒメシャラが美しいのだけれど、しかしそれは
下り八丁池歩道分岐まで。そこから先はつまらない人工林に
なってしまうので後はひたすらゴールを目指して進みます。
水生地下駐車場へ戻ったとき駐車場はびっしり満車。
八丁池にあれだけ登山者がいたのにも納得。
一人の山を今回も存分に楽しめました。
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