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記録ID: 2747929
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

土蔵岳 晩秋のブナの森を歩く

2020年11月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:30
距離
11.3km
登り
940m
下り
924m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:44
休憩
0:46
合計
6:30
7:24
136
スタート地点:出口土倉
9:40
9:40
59
P937
10:39
11:05
45
11:50
12:10
40
P937
12:50
12:50
27
P572分岐
13:17
13:17
37
林道に下山:奥土倉
13:54
ゴール地点
天候 小雨のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
土倉鉱山跡の駐車場に止めました。
駐車場は舗装されてませんが、土倉鉱山跡の林道は、アスファルト舗装してあります
コース状況/
危険箇所等
■出口土蔵(土倉鉱山跡)〜P937
 尾根の先頭あたりから取り付きます。神社跡(下山後、林道で地元のかたに神社跡とお聞きしました)、鉱山施設のあたりを過ぎると古道が続いてます。600mあたり、杉の倒木など多いですが、左(西側)を巻いていきました。登っていくと古道は薄くなりますが、尾根にはテープが続いていました。序盤は黄色テープ、後半は赤テープがありました。P937ピークの手前で、奥土倉からのルートと合流します。ここからピンクテープありました。
■P937〜土蔵岳
 P937あたりヤブっぽいです。左(西)側に巻き道あります。通して尾根はヤブっぽく、ピンクテープのある西側滋賀側を歩きました。ブナの中を歩きます。東側岐阜側は植林があるように思えました(尾根に上がってみたとき、そう思ったのですが、勘違いかもしれません)
尾根が広いところもあり、尾根が重なっているようなところもあり、注意が必要です。
■P937〜P572〜奥土倉
 下りで使いましたが、序盤、結構急な下りでした。落ち葉があるからか滑りました。P572までピンクテープ辿りました。奥土倉の方には青テープが続いていたので辿りました。ピンクテープもP572から南側尾根に続いてそうでした。
 巨樹やブナなど気持ちよく歩けました。登りの道より、気持ちよかったですが、登りで使えば、急登でへばって、感じ方が違うかもしれません。
 終盤林道近くなると、尾根がやせてきて急になり、歩くのに気を使いました。個人的に、下山でコケること多いので…
その他周辺情報 滋賀の木之本町、コロナの第3波のこの時期、紅葉の鶏足寺はイベント休止・紅葉散策禁止です。駐車場や道路に警備員が立ってました。規制をしているようでした。
己高庵も日帰り温泉、休止中でありません
今日は土蔵岳に行ってみます。
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今日は土蔵岳に行ってみます。
土倉鉱山跡に到着
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土倉鉱山跡に到着
ここから取り付きます
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ここから取り付きます
人工物がありますね。
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人工物がありますね。
神社跡だそうです。
下山後、金居原の方に神社跡があるとお聞きしました
神社跡だそうです。
下山後、金居原の方に神社跡があるとお聞きしました
鉱山のあと
尾根に乗る
掘られた古道が現れる
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掘られた古道が現れる
陽が射してきた
600mあたりで倒木群に出会う。左側にピンクテープがあったので逃げました。
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600mあたりで倒木群に出会う。左側にピンクテープがあったので逃げました。
倒木の後、尾根に復帰。振り返ってみる
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倒木の後、尾根に復帰。振り返ってみる
今だから歩けるけど、葉っぱある時はしんどそう。
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今だから歩けるけど、葉っぱある時はしんどそう。
山毛欅も出てきた
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山毛欅も出てきた
横山岳の方向
猫ヶ洞方面
爪痕。今日出会いませんように
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爪痕。今日出会いませんように
そろそろP937
奥土倉からのルートと合流した。
左、登ってきたルート、右、奥土倉からのルート
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奥土倉からのルートと合流した。
左、登ってきたルート、右、奥土倉からのルート
ピンクテープが出てきました。
ピンクテープが出てきました。
こちら、八草峠方面。
こちら、八草峠方面。
土蔵岳へ。左の巻き道行きます。
軟弱者なので、県境稜線にはこだわりません。
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土蔵岳へ。左の巻き道行きます。
軟弱者なので、県境稜線にはこだわりません。
ブナの森
この時期、気持ちよく歩けます。
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この時期、気持ちよく歩けます。
広場もある
山毛欅が続く
水たまりか、池か?
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水たまりか、池か?
土蔵岳最後の登りに大きな山毛欅があった
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土蔵岳最後の登りに大きな山毛欅があった
土蔵岳到着
樹肌に名前がありました。
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樹肌に名前がありました。
身の程わきまえ、猫ヶ洞にはいきません。引き返しました。
帰りも山毛欅を堪能しました
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身の程わきまえ、猫ヶ洞にはいきません。引き返しました。
帰りも山毛欅を堪能しました
いろいろ手は入っているようです。
いろいろ手は入っているようです。
途中、稜線(岐阜側)の向こうに見えたのは。蕎麦粒?
途中、稜線(岐阜側)の向こうに見えたのは。蕎麦粒?
苦労している山毛欅
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苦労している山毛欅
敷きつめられた落ち葉を見ると、もう少し早くこればよかったかと考える
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敷きつめられた落ち葉を見ると、もう少し早くこればよかったかと考える
戻って、奥土蔵めざします。
いきなりテープのある大きな樹。栗の樹だそうです
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戻って、奥土蔵めざします。
いきなりテープのある大きな樹。栗の樹だそうです
立派な山毛欅
少し前に調査が入っているみたい
少し前に調査が入っているみたい
立派な樹を見上げてみる
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立派な樹を見上げてみる
朽ちかけているが、大きな樹
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朽ちかけているが、大きな樹
これも調査
高くはないが、太い山毛欅が、3つ並んでいた。
高くはないが、太い山毛欅が、3つ並んでいた。
苦労がしのばれる
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苦労がしのばれる
明るい道
手入れが新しいですね
手入れが新しいですね
奥土倉方面には、青いテープが続いてました
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奥土倉方面には、青いテープが続いてました
黄色い落ち葉
尾根が痩せてきた
尾根が痩せてきた
最後はここに降りてきました
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最後はここに降りてきました
少し行けば、奥土倉の分岐
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少し行けば、奥土倉の分岐
帰り道、林道歩き。いい山でした
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帰り道、林道歩き。いい山でした
昔の鉱山入り口
鉱山入り口まで舗装がしてあった。
今年県が作ってくれたのだそうです
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鉱山入り口まで舗装がしてあった。
今年県が作ってくれたのだそうです
鉱山の碑。合掌しました
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鉱山の碑。合掌しました
鉱山跡に戻りました
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鉱山跡に戻りました
なんか写真を撮っている人がいた。
寒いのにシースルー、お疲れ様です。
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なんか写真を撮っている人がいた。
寒いのにシースルー、お疲れ様です。

感想

一年前紅葉の頃、岐阜県境の旧国道303の八草峠を訪れました。そのとき、金居原からご夫婦が軽トラで、峠まで紅葉を見に来られてました。その時に、奥土倉から土蔵岳に登る道があるよと教えてもらいました。
そののち、yamanekoさんが土倉鉱山跡から猫ヶ洞を経て横山岳を周回され、土倉鉱山跡から土蔵岳までは、尾根伝いに無雪期にも登れそうと教えてもらいました。
また、blackさんが八草峠から土蔵岳まで歩かれ、P937からはテープ多く道もあり、土倉の方の尾根にも道が続いてそうと教えていただきました。

で、いつか行ってみようと思っていたのですが、そもそもヤブ山嫌いなので、落葉して歩きやすくなってからと思い、延び延びになっていました。でも、伊吹山にも雪が降り、近所の山々でも山毛欅が冬支度になってきたので、行ってみました。

以前、横山岳から見る土蔵岳は藪山っぽく、あんなところ行けない・行かないと思っていたのですが、そういう思い込みは当てが外れ、とても気持ちよく登れました。
時期的に落葉した見晴らしの良い時期だったことに加え、このごろは昔に比べてヤブが薄くなってきているというのもあると思いますし、奥土倉のトチの森が滋賀県に買い取られ、保護され整備されるようになったことも関連しているのでしょう。
でも、土蔵岳の先、猫ヶ洞の方はシャクナゲのヤブがあるとのことですし、P937から八草峠もヤブいっぱいそうでした。

歩いた尾根道には、山毛欅がたくさんあり、ふもと近くでもそんなにヤブっぽくなくきれいに色づいた雑木林でした。また来てみようと思われる山でした。特にP937から土蔵岳に続く山毛欅の尾根道、P937からP572を経て奥土倉に続く尾根(急ですけど)は気持ちよかったです。

林道での帰り道、地元のかたと少し話をしました。尾根にはいろいろ道がついている・ついていたと話されていました。また、トチの森が滋賀県の保護となったことから、林道も整備されてきてアスファルト舗装になってきたとおっしゃってました。トチの観察会もあるそうなので(今年はなかったのかな)、また来てみようと思いました。それから、土倉鉱山跡にはいろんな人が来るといってました。今日はシースルーの娘がいるようなので、見てきたらとのことでした。

今回の山歩きには、blackさん、yamanekoさんのレコを参考にさせていただきました。また、やぶこぎネットの山日和さんの投稿も参考にさせていただきました。ありがとうございました。

追記:この辺り、クマいます。今回はクマ鈴4こ+アクティブスピーカーでハードロックでした。先々週の横山岳西側も同じです。この時はヴァンヘイレンでした(ご冥福をいのります)。

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