諏訪山・笠丸山
- GPS
- 10:04
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,642m
- 下り
- 1,514m
コースタイム
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 10:02
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
浜平登山口駐車場。無料。この先の御巣鷹の尾根へは通行止めですが、登山口までは車アクセス可能です。 <笠丸山> 地蔵峠登山口に5台以上置ける駐車場(無料)あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<諏訪山> 浜平コースの沢筋も、昨年台風一過の大荒れから多くが歩かれ、現在は迷う箇所は無いと思います。多くが歩かれている通りですが、気付き事項だけ列記します。 (登山口⇒稜線) ・浜平登山口の駐車場(20〜30台は置けそう)まで車アクセス可能。 ・一旦沢へ下りて橋を渡った対岸に登山口あり。 ・最初、沢の左岸(登って右側)を高まいて一旦降りる。 ・何度か渡渉はあるがピンクテープや踏み跡が対岸に見えるので都度適当なところで渡渉すれば大水でもない限り大丈夫と思います。 ・壊れそうな(に見える)木橋や階段も実はしっかりしており歩きやすい。 ・昨年迷う箇所として複数名がレコで紹介されていた箇所も、もう大勢が歩かれたからか迷う箇所無し。(レコで要注意とされた写真箇所さえ気づかないレベル) ・沢を詰めると急登で稜線へ。一旦、支尾根に出てから本当の稜線に合流。 (稜線⇒山頂) ・稜線に乗ってしばらくは平和なほぼ水平歩き。途中の丘は多くはトラバースで巻いていく。時折軽いアップダウンがある程度。 ・天井に穴の開いた避難小屋を超え、三笠山が近づくと、ロープが出始めてここからが正念場。 ・ロープや梯子は連続し、難度はそれほど高くは無いが太腿にくるので一番の頑張り所。 ・揺れる鉄梯子を超えると三笠山は近い。 ・三笠山からは周囲の絶景が望まれる。 ・その先で岩場の急降下があるが斜度はそれほどでもなく足場も沢山あるので問題ない。 ・その先一般ルートで諏訪山山頂。山頂は樹間に遠望が利く程度。 ・あとは来た道を戻りますが、一度歩いているので帰りは気が楽です。 <笠丸山> ・地蔵峠駐車場に停め、車道を数分戻った方の登山口から時計廻り。 ・東峰を先に登った方が、夕方遅くなっても安心な地蔵峠からのルートが残る計算。 ・東峰までは思った通り(以上)の急登で息があがる。 ・最後の岩場はかなり急。 ・東峰に山頂標識あり。周囲は絶景。 ・少し高い西峰までは直ぐだが、西峰は細尾根や切れ落ちた端を歩くので慎重に。 ・西峰の少し手前から、ここを行くのと思う落差のある個所を急降下(ロープあり)。 ・その先もロープ場が続き、東峰の登りよりこちらの方が大変と感じます。 ・地蔵峠まで稜線伝いかと思いきや、一旦右へ急降下する場面あり要注意。 ・地蔵峠からはまったりした通常のハイキングルート。 |
その他周辺情報 | しおじの湯でまったりさせて頂きました。 ほのかに硫黄臭のあるいいお湯でした。若干塩素臭はしましたが、十分温まれました。温泉は20時までですが、夕食も19時まで提供されるのも嬉しいです。 http://www.uenomura.jp/tourism/play/shiojinoyu.html |
写真
感想
飛石縦走の2日目はこちらを歩きました。
<諏訪山>
道の駅「しもにた」で車中泊後、浜平駐車場に5時半に到着。周囲はまだ真っ暗なのでゆっくり準備して時間をつぶします。
6時半過ぎにスタート。その際、2台目の車が到着されました。
沢へ下って橋を渡ったところが登山口。
しばし左岸を高巻きますが、一旦下って、何度か渡渉ののち、砂防ダムから本格的なルートです。木橋や木の階段も見た目は貧弱そうでしたが、歩くと十分しっかりしています。昨年の荒れ放題の状況も多くが歩かれ、ピンクテープや踏み跡に注意して歩けば、既に迷う箇所は皆無と思いました。
逆に適度な荒れ具合が、未開ゾーンな感じでいいとすら思いました。
稜線直下は少し急登ですが、稜線にあがるとしばし快適歩き。多くの丘は巻いてトラバースして進みます。
壊れた小屋跡の前後から本格的な登りになります。
しばらく先でロープや梯子が出てきますが、露出感は少ないので嫌らしさhが感じませんでした。西上州らしいワイルドな登りをこなすと三笠山。展望を堪能したらその先の急降下に向かいます。そこもロープ取りつきまでのトラバースが若干気をつかうものの、岩の割れ目に足を突っ込む箇所も多くあり心配無用でした。
その先は一般的ルートで諏訪山山頂。
眺望は樹間に少しある程度ですが、登頂の余韻に浸りながら行動食休憩します。
さて、下りましょう。
一旦歩いているルートなので気が楽です。
のんびり歩いてワイルド歩きをゆっくり堪能させて頂きました。
諏訪山、いい山じゃないですか。地味な山とか酷評される場面をよく見ますが、いやいやとても変化のある楽しい歩きのできる山だと思いました。三百名山もしかり、です。
<慰霊の園>
1985年の航空機事故からはや36年目。
上野村の山に登るからにはここを外せません。
本当は御巣鷹の尾根に伺い両手を合わせてこようと思っていたのですが、今年はルート崩壊もあり登山口より先は通行止めで行けませんでした。
http://uenomura.jp/2020/08/post-462.html
<笠丸山>
午後、少し時間があったので、北側の笠丸山を歩きました。
地蔵峠登山口に駐車し、少し車道を戻って東峰登山口から時計廻りします。
地元のおじ(い)さんと少し立ち話。昔は炭焼きで生計をたてられたがいつしか町に働きに出たそうです。子供さんたちが巣立ったあともここを守っておられるそうで、頭が下がる思いでした。
さて東峰ルートは噂通りの急登。ただし危険個所はありません。自身、諏訪山の後だったこともあり急登でかなりグロッキー。山頂標識のある東峰でしばし休憩チャージしました。
その後、少し高度の高い西峰まではすぐですが、途中細尾根や切れ落ちた箇所もあるので要注意です。西峰の絶景を堪能したあと手前に少し戻って、細尾根で切れ落ちた箇所に垂れたロープを見ながら、ここを下るのか!と驚きますが、仕方ありません。
ロープを持ちながら少し下ると安心できる斜度になります。
その先もロープ場が続きます。東峰への登りより、こちらからの方が気を使います。(危険を感じるレベルではないですが)
地蔵峠まで稜線伝いかとおもいきや、一旦右手に下る場面あり要注意。
私は稜線で突き当たって、あれ?と少し戻りました。
地蔵峠まで少しアップダウンありますが、峠からは快適で静かな歩きが楽しめるルートでした。ほどなく駐車場に到着。
いい歩きが堪能できた飛石縦走2日目でした。
下山後の温泉は、浜平温泉の「しおじの湯」。
少し硫黄臭のするいいお湯で温まれました。
夕食メニューが多彩で美味しいです。19時ラストオーダーなのも嬉しいです。
今宵は2018年にリニューアルされ真新しい上野村の道の駅で車中泊させてもらいました。
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