【関西百名山 No.28】釈迦ヶ岳 前鬼ゲートからピストン
- GPS
- 08:24
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,520m
- 下り
- 1,496m
コースタイム
- 山行
- 7:11
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 8:19
天候 | 曇り 山頂は霧雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
R169前鬼口からゲートまでの林道は狭く,落石等も多いので要注意。夜明け前に走ったが,二度と走りたくない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
小仲坊〜二ツ岩 真新しいピンクのリボンがありそれを辿っていく感じだが,落葉が登山道を隠していて足元の状況がわからないので注意。 二ツ岩〜太古の辻 崩落個所何か所かあり。道迷いもした。このルートの核心部かも。 太古の辻→釈迦ヶ岳 大峰奥駈道で,基本整備はされているが,笹が路面を覆って足元がわからない個所があり,注意。 |
その他周辺情報 | 道の駅吉野路上北山に併設されているフォレストかみきたで日帰り入浴。清潔でお勧め! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
コンパス
ヘッドランプ
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
トレッキングポール
GPS
無線機
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感想
テント担いで前鬼から奥駈道に上がって弥山を目指す,というのをやりたいとずっと思っていて,よしじゃあ下見に日帰りでプラっと釈迦まで行ってみるかと実行し,返り討ちに遭う。
前夜22時30分,道の駅吉野路上北山着。そのまま車中泊。同類の方が結構いらっしゃって皆さん前鬼に行くんかと焦ったがそういうわけじゃなかった模様。どこに行かれたんだろう。
4時30分起床,5時過ぎ出発。夜明け前,前鬼までの林道はひたすらにおっかなく,お勧めしません。対向車が来ないのがせめてもの救いか。6時頃ゲート前到着。準備して出かけるころには空が白んでて,ヘッデンは不要であった。小仲坊まで林道を歩き,暑くなったのでソフトシェルをザックに突っ込み,トイレを済ませて登山開始。いきなりルートを間違えたが,何とか復帰。真新しいピンクリボン,天理大学ワンゲル部の看板,所々に道標,あちこちにケルンもあり,それらを辿って進む。853段の階段というのはすぐに出てくるのかと思っていたが,結構上がってから登場し,登る者の心をへし折ってくる。
二ツ岩から先は崩落地点もあり気が抜けない。と思ってたらルートミスをしてしまう。一か所,階段が下りになるところがあり,そのまままっすぐ進んでしまった。千手岳のピークへのルートに迷い込んだ模様。踏み跡も薄く,軽々しく行ける場所ではなさそう。スマホ見ながら必死で戻って事なきを得る。
やがて周りが笹原になり,嗚呼,奥駈道じゃなあ,と思っていたら太古の辻に到着。ここからは風が強くソフトシェルを着て進む。その先も登り基調で大日岳を巻いた辺りから下りになったと思ったら,足元に建物が見え,今日初めて人の声を聴いた。深仙ノ宿到着。一服して先に進む。
ここからも笹原をひたすら登っていく。標高1700メートルを超えたあたりから笹に水滴が目立ち始める。軽く霧雨が降っている感じ。合羽を着るほどではないかとそのまま進む。太尾登山道との出会いを過ぎ,10時46分釈迦ヶ岳到着。辺り一面真っ白で展望はない。お釈迦様を恨んでも仕方がない。お前はもう一度来い!と言われているのかもしれぬ。
20分ほど待ったが回復は見込めないので下山。深仙ノ宿でパスタを茹でて喰らう。日帰り登山で調理したのって,久しぶりだな。暖かいものを腹に収めるとやはりゆとりができる。とはいえ邪魔くさい。
あとはひたすらガシガシ降りる。登りでは苦痛でしかなかった階段が下りでは非常に楽で,かなり助かった気がする。とはいえ高度差1000メートルを降りるのはやはり辛い。膝ガクガクで踏ん張りが効かなくなりながら14時過ぎ小仲坊に到着。
というわけで,何とか登って降りてきたけど,もう一度テント装備で行くかと言われたらかなり迷う。アプローチの困難さ,ルートの難しさ等,ワタクシがテン泊装備で挑める山ではなさそうにも思う。太尾登山口から登るのがやはり正解なんだろうね。少し悩もう。
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