ピークゼロ、撮れ高抜群(笹の滝、果無越、湯ノ口温泉)
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- GPS
- 04:54
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,043m
- 下り
- 1,332m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道の駅奥熊野ほんぐう:八木尾登山口から20分程度 果無集落駐車場:4台。路肩駐車の車あり。後から思いましたが、かなり観光客の往来があるので、休日にここに停めて歩きに行くのはちょっと迷惑だったと反省しています(山と高原地図に駐車場として載っていたので、甘えてしまいました)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
笹の滝は岩が滑りやすいです。 果無は、危険箇所ありません。 |
写真
感想
小辺路の一部である果無越には前から興味があったのですが、遠いのでなかなか訪れる機会がなく、行くのなら南紀伊の他のスポットと絡めて泊まりでと考えていました。今回、連休にあたってearlgreyさんに声をかけたところ、快諾して下さったので、一緒に行ってきました。なお、移動の都合上、ふたりだけですが自動車2台です。
7時に十津川村の笹の滝で待ち合わせ。earlgreyさんは1時間前に着いておられたそうです。五條からのR168は、この時間帯では空いていて、対向車もほとんど来ませんでした。笹の滝への分岐を曲がってからはかなり細い道も含め10kmほどのドライブですが、幸い対向車は1台だけでした。合流してから少し歩くと門があって、その先を5分ほど歩くと、迫力ある滝が姿を現します。1段目は扇状にしぶきを上げる豪快な滝で、その下は何段にもわたって流れ落ちる優美さと力強さを備えた滝。確かに百選に選ばれ、しばしばテレビでも取り上げられるのに納得しました。
ただここで大失態。滝を捉えようと三脚を持って岩に移った時、靴が滑って危うく滝壺に落下しそうになりました。幸い背中の摩擦で止まったのですが、ひとりでの復帰が危ぶまれる事態で、素直にearlgreyさんの援助を得て、窮地を脱しました。それなのに、上の段を見るために1段目に寄った時、2度目のスリップ。この時は自力で復帰できたとはいえ、肝を冷やしました。さっきのことがあるのでより慎重になっていたにも関わらず、鎖から鎖へ移るのに1歩だけ手を離した時の出来事でした。しぶきが間断なく降り続ける岩は想像以上にスリッピーでした。本当に怖くなったので、これ以上寄るのはやめ、撤退。しかし、本当に素晴らしい滝でした。時間と天候のため光が当たっていないのにこの偉容。ベストタイミングならどれだけ凄いのかと感動しました。
その後、車2台でR168を南下。道の駅奥熊野ほんぐうを目指します。ただ、果無への分岐を見送ってから、道の右手の山は高く長く続き、あとで本当にこの距離を歩き切れるのか不安になります。いずれにせよ道の駅に車を置いて、さんの運転で今来た道を戻ります。果無林道に曲がってから、ほんまに大丈夫なんかと思うような道をくねくね登り、駐車場に到着。ここから2人でトレッキング開始。
少し歩くと、何度もウェブで見た世界遺産の石碑。ここから少し降りると果無の集落です。まさに天空の里。ひとしきり風情を味わって、果無峠を目指します。歴史を感じさせる石の道は、これまでどれだけの人を見送ってきたのでしょうか。急登と聞いていましたが、さほどきついようにも感じず、earlgreyさんとキャンプやスポーツの話をしながら歩いていたら、そのうち天水田、そして果無峠。
ここで2時間弱で、ほぼ予定通り。軽食休憩をとり、果無山に行くかどうか少し思案。行き10分、帰り5分と書かれていて、ピークゲットの誘惑に駆られましたが、とにかく先を急ぐとこにして、後半に移ります。この後はほとんど下り一辺倒で、しかし急な箇所も滑りやすい箇所もなく、ほぼ予定通り八木尾の集落に至りました。懸念されていたearlgreyさんの膝痛も問題なし。道の駅で私の車を回収して、果無に戻り、その後の行程に向かいました。
本宮に立ち寄るプランは魅力的ではありましたが、ふたりとも頭は温泉になっていたので、夜を過ごす予定の小船キャンプ場へ。ここはきれいに整備されているのに管理者は不在で、利用料も100円と格安。紹介記事は自動車1台しか写っていなかったので、空いているかと思ったら、到着してみると二桁後半とも思えるテントが林立。恐るべしキャンプブーム。
とりあえず車1台にまとまって、温泉に向かいます。昨年も泊まった瀞流荘に着くと、その傍らに、前回は気にしていなかったトロッコ乗り場。もっと便数が多いかと思っていたら、実は6往復しかなくて、しかも最終便があと20分で出ます。これは乗れということに違いない。もし果無山に行ってたら、乗れなかったに違いないと、往復プラス温泉で880円也。トロッコ列車はとにかく揺れてがたがたうるさかったですが、楽しかったし、温泉も温まりました。最後はラーメン屋さんで夕食を摂ってキャンプ場に帰還。今日はテントは積んできましたが、車中泊です。
なお、来年のカレンダーを作るにあたり、候補写真を絞り込んだのですが、最後の採用決定にご意見を頂ければ幸いです。各月について、どちらかひとつにいいねをつけてくだされば。なお、実物をご希望の方には、一部1000円と送料でお分けしますので、是非欲しいという場合はご連絡ください。
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