記録ID: 275454
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雪山ハイキング
奥武蔵
【秩父・シゴー平から】 大樽 〜 仙元峠 〜 グミの滝
2013年03月07日(木) [日帰り]
埼玉県
東京都
- GPS
- 07:50
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,036m
- 下り
- 1,039m
コースタイム
◎[往路] 細久保橋(8:40) → シゴー平(8:52) → 仙元林道入口(8:55) → 水源道入口(8:57)
→ 水源堰堤(9:06) → −−(仮)大樽尾根へ直登−− → 仙元林道に出る(9:40) → −−再び直登−−
→ (仮)大樽尾根(10:14) → 仙元尾根(11:03) → 1167P(11:19) → 大樽(11:20)
→ 作業道分岐(11:45) → 仙元峠(12:30) −−− 菓子パン昼食 −−−
◎[復路] 仙元峠(13:00) → 棒杭尾根分岐(13:26) → グミの滝分岐(13:47=14:00) → 炭焼小屋跡(14:23)
→ わさび田最上部看板(14:29) → バケツ(14:44) → グミの滝上(14:50) → 旧作業小屋(15:06)
→ 大岩(15:17) → 大桟橋(15:27) → 指導標(15:59) → 三ツドッケ入口(16:05) → シゴー平(16:22)
→ 細久保橋(16:30)
-- ☆★ 所要時間:7時間50分 ★☆ --
→ 水源堰堤(9:06) → −−(仮)大樽尾根へ直登−− → 仙元林道に出る(9:40) → −−再び直登−−
→ (仮)大樽尾根(10:14) → 仙元尾根(11:03) → 1167P(11:19) → 大樽(11:20)
→ 作業道分岐(11:45) → 仙元峠(12:30) −−− 菓子パン昼食 −−−
◎[復路] 仙元峠(13:00) → 棒杭尾根分岐(13:26) → グミの滝分岐(13:47=14:00) → 炭焼小屋跡(14:23)
→ わさび田最上部看板(14:29) → バケツ(14:44) → グミの滝上(14:50) → 旧作業小屋(15:06)
→ 大岩(15:17) → 大桟橋(15:27) → 指導標(15:59) → 三ツドッケ入口(16:05) → シゴー平(16:22)
→ 細久保橋(16:30)
-- ☆★ 所要時間:7時間50分 ★☆ --
天候 | 晴れ ・最低/最高気温 (熊谷: 3.4/17.1 ℃) (秩父:-0.7/16.5 ℃) ・昼間の時間:11:38 (日出:6:05 日入:17:43) ・当日の気象[全国] : (mtkenさんの「天候欄表示」を参考にさせて戴きました) http://www.weathermap.co.jp/kishojin/diary_detail.php?date=2013-03-07 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
「浦山ダムサイト」を通って、上流へ。 「毛附トンネル」を抜けて少し行ったら、 細久保谷(天目山林道)へ右折、 細い林道をゆっくりと「細久保橋・ゲート」終点へ。 前回 2/11の時点では、「天目山林道」は 積雪&路面凍結のため 通行不可でしたが、このところの陽気により かなり溶けて、 "通行可"でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎「シゴー平」から「仙元尾根・大樽」へのルートは、かなり古い地図 (1979年版)に於いて 実線で示されていました。 (仮称:"大樽尾根"としておきます) ・もっと古い「奥秩父の山と谷」(山と渓谷社・1959年)でも、はっきりとルートが示されています。 しかしその後、「営林署事業所」機能が無くなったり、平成5年からの 「仙元林道」開設等により、現在では全く登られていないのが現状です。 ◎ (仮)「大樽尾根」は、途中に於いて「仙元林道」を一部通るものの 「大樽尾根」に至るまでは 2回程 ルート無しの"直登"です。 また、登り口の手掛かりすら見つかりません。 したがって 今は積雪期ですから勿論、無雪期でも 踏み跡は無いと思います。 このような道無きルートですから、ましてや"積雪期"ですので 念のため。 −−− ☆★ シゴー平 〜 大樽(仮称:大樽尾根) 〜 仙元峠まで ★☆ −−− ◎ 細久保橋からの「天目山林道」歩きは、意外に凍結していて、すぐにチェーンアイゼン装着です。 ◎ 「シゴー平」裏から登りますが、積雪のため わかりません。 また無雪期であっても、わからないと思います。 「仙元林道」入口を左折してすぐ右上に、何となく右に登って行く 「登り口」道形があります。 これは、「営林署作業小屋」当時の"水源道"であったと思われます。 事実この先の「堰堤」まで、割にはっきりとしたルートになっており、脇に 古い ポリエチレン管が 布設されていました。 ・この「堰堤」の沢を登りつめても良いのですが、沢右岸を"直登"します。 積雪は思いの外少なく、15cm内外でした。 ・「大樽尾根」に出て登って行くと、迷うことなく「仙元林道」に出ます。 林道の左側は急峻な崖で、林道を「三ツドッケ」や「大平山」を右に見ながら進み、 大きくヘアピンのところで、また左に"直登"です。 勿論ルート無しです。かなり急峻です。幸い雪が少なく、(仮)大樽尾根の鞍部付近に出ます。 ・後は ややきついところもありますが、積雪15cm程度の軽快な「大樽尾根」です。 ・甲207と記された石杭のある「仙元尾根」に出ます。 ・大日堂からの「仙元尾根」は、この辺は 尾根の東側を巻いており、小ピークを3つ越してから 「大樽」で 「仙元尾根」と合流します。 ・「作業道分岐」あたりから、積雪が多くなりました。しかし、相当緩んでいます。 ・「仙元峠」。雪が少なく、春霞の明るい「峠・祠」でした。 大岳山、川苔山、雲取山が薄ボンヤリと見えます。富士山は見えません。 −−− ☆★ 仙元峠 〜 グミの滝 〜 細久保橋まで ★☆ −−− ◎ 「長沢背稜」は 積雪少なく、明るく軽快でした。 ・「仙元峠」から45分ほどで、「グミの滝」分岐地点に。 ここから北への下降は、「長沢背稜」とは打って変わって "真冬状態"。 ご存じこのルートは"廃道"扱いで、厳冬期は特に危険です。 無論ノートレース、膝までの積雪です。ルートに熟知していないと"遭難"します。 ・炭焼き跡、わさび田看板、バケツ、グミの滝上、旧作業小屋等の位置を ちゃんと把握していないと。迷ったらアウトです。 「バケツ」までは、膝までの積雪覚悟です。 ・旧作業小屋からはルートもはっきりし、"大桟橋"を過ぎれば、積雪は徐々に薄くなります。 ・山腹のガレたところを 何カ所か注意しながら下れば、やがて天目山林道からの入口である 「三ツドッケ入口・指導標」に着きます。 ・暖かさで 林道の凍結部分もすっかり緩み、「細久保橋」に到着です。 |
写真
撮影機器:
感想
◎ 熊谷地方は何と、3月9,10日と連続して、"夏日"。
東京地方も10日 観測史上最も早い"夏日"を 記録しました。
しかしこういう時は、今後 一転して"春先の大雪"ということもあるので、
お彼岸ぐらいまでは まだまだ注意が必要ですね。
◎ 友人のkey55さんが最近、 戦前の"秩父の山"に関する本に 興味を持ち、
「穂高書房」から購入して、盛んに "古道歩き"を 勧めるのです。
無論私も、人の歩かない山&ルートを好んで歩くのが好きですが・・・。
ということで、このルートを登ることにしました。
・このところの暖かさで 雪融けが進み、特に「長沢背稜」は 正に"春"でした。
ところが一転、「グミの滝」への北面に入ると、膝までの積雪。ノートレース。
ちょっと超えた南面(東京都)と北面(埼玉県)で、この差です。
・ただでさえ"ルート無し"は 危険が伴い、ましてや積雪期とあれば余計にです。
それでも「峠」や、林業の過去の華やかしき頃の 絡む過去のルートは、
どこかロマンがあります。
・古い「仙元峠」を知るものにとって「峠」の無惨なブナは、
見るに忍びないです。
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