雨のち快晴の早月尾根
- GPS
- 29:28
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 2,354m
- 下り
- 2,341m
コースタイム
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 5:03
- 山行
- 8:51
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 11:01
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
初日 雨のち晴れ
馬場島には8:30頃に着いたが予報通りの雨…。
しばし車内にて待機。。ほかの人たちは雨の中続々と出発していくが、濡れたくないので待つ。小止み→雨の繰り返し。
10時を過ぎても雨やまず、あきらめて小止みの間に出ようかと思ったら青空。急いで準備。
当然のことながら出発地点付近には全く雪なし。進んでいくと1400mあたりから雪がちらほら。
そして木に積もった今朝の雪が融けて枝の下は雨降り状態でびちゃびちゃとなる。
2000mくらいからは完全に雪の上になると木立からの雨降りも終わった。
みんな大荷物と急登で攣る足をなだめながら登るが、いちばん派手に攣ってたのは若者であった…なぜか。
早月小屋のテン場で強風の中テントを張り終えるとしばし夕陽を楽しんだのちさぁ宴会。
よそのテントからは遠めに張ったのできっとご迷惑にはなってないはず…。
11/22 晴れのち曇り
風は夜半にはいったん止んで静かな夜だったが、明け方には南風が吹き始めた。
2時起きで4時半に出るつもりがもたついて5時出発。ま、シーズン初めだからしょうがないか。暗闇の中をトレースを追って進む。
先行で2人組、2人組、単独とたくさんいて、うちのパーティは7名と大所帯なので大きくバラけないように進む。
標高2800あたりから急登、岩場、鎖場でペースが落ちやや渋滞気味。とはいえ先行トレースがしっかりしているため危険を感じる場所は少ない。ルート的にはほぼ夏道のトラバースラインを使う。もっと積雪があると尾根に出ることになるのだろう。
最後、岩交じりのルンゼを上がると別山尾根との分岐の標識のところに出た。
そこからすぐに山頂だ。
風はそこそこあるものの、眺めをゆっくり楽しむ余裕あり。
後立山連峰は…黒い。あれじゃ白馬じゃなくて黒馬だ、としょーもない冗談も出る。かすかだが富士山の白い頂も見えた。
下降は先行パーティが別山尾根の標識の棒で懸垂下降をしていたが、上りのトレースのしっかりさを考えると特に下降に不安はなく、クライムダウンを選択。岩が混じるところは気を遣うもおおむねさくさくと進む。
しかしこの頃から風がかなり強くなってきた。
メンバーがおニューのヘルメットを風に飛ばされてハイマツの藪の中を探し回っていた(見つかったらしい)
そして早月小屋に着くと、潰していったテントが片方飛ばされていた!が幸い近くの木に引っかかったようで被害はなかった。(ヒヤリハット)
暴風の中手早く撤収し、あとはひたすら下山。
うんざりするほど長い下りだがなんとか明るいうち&雨が降る前に降りられた。
感想:6年ぶりにこの季節の剱へ行ってみた。まぁ前回よりは少なかったが雪の上に泊まって雪山を満喫できた。
早月尾根は雪着きにもよるけどこの時期の雪山シーズン最初に歩きに行くにはちょうどいいと感じる。ボッカや雪踏み、適度な雪歩きも。(下山が長いのだけは嫌だけど)
あとはもう少し近くにあれば週末2日で行けるので三つ峠同様にシーズン初めのルーチン化してもいいのだが、いかんせん遠すぎる…。
でもまぁ今度は6年開けずに再訪したい。
メンバーも新人からベテランまで幅広いメンツに来ていただき楽しい道中でした。
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