藤無山 〜やまなみに囲まれた冬枯れの尾根を行く〜
- GPS
- 04:21
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 485m
- 下り
- 478m
コースタイム
- 山行
- 2:35
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 4:22
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
おおやスキー場内の道を登ると下から第1〜第4駐車場があります。第4駐車場の上の「ロッジふじなし」前の広場に駐車しました。トイレもそこで使わせてもらいました。 |
その他周辺情報 | 「ロッジふじなし」の営業は土日・祝日だけのようですが、平日でもトイレは使わせてもらえます。グランピング施設の整備が進められていました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ジャンパー
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子(キャップ)
靴
サブザック
昼食(握り寿司)
行動食(飴)△
予備食(シリアルバー他)△
飲料(お茶600mL)
箸
iPhone(GPS+ナビ)
iPad mini
ドローン(Mavic Mini)
サブバッテリー
カメラ(GOPRO HERO 9)
携帯電話
腕時計
ラジオ△
トレッキングポール△
ヘッドライト△
剪定鋏△
手拭い
ウエットティシュー
|
---|---|
備考 | △は持って行ったけれど使わなかったものです。 |
感想
11月下旬の三連休は庭の柿の実をぼったり、週明けの準備の持ち帰り仕事(風呂敷残業)をしていたり、天気が悪かったりで結局山へ行くことができなかった。
今年もあとひと月ほどになったが、有給休暇がまだ38日残っている。このままだと、年末にはこのうち18日が消えてしまう。普段は仕事の調整がなかなかできなくて休みがとれないのだが、この日は調整がついたので、朝1時間ほど仕事をした後休暇を取って、山へ出かけることにした。最近岡山県の山によく行っていたので、兵庫県の山を探した。国道29号線を南下して鳥取県境を越えると「宍粟50名山」と、山を売りにしている宍粟市だ。以前そこの山をいくつか登ったときに、その山頂から見える「藤無山」というのが記憶に残っていた。調べてみるとそれほど時間をかけなくても登れそうな手頃な山だったので、「藤無山」に行ってみることにした。いくつか登山ルートはあるようだが、北側にある養父市の「おおやスキー場」から登るコースを選んだ。
おおやスキー場から、行きはゲレンデの脇を歩いてリフトトップまで上り、そこからしばらく未舗装林道を進んだ。帰りはゲレンデには入らず林道を歩いて降りた。ゲレンデは歩くには傾斜がきつく、また、そこかしこに鹿のフンがあるので、若干距離は長くなるが林道を利用するのがお薦めだ。林道を進むと道の脇の花崗岩露頭の風化によりかなり大規模に真砂土が崩落している。車の通行は不可能だが歩いて通り過ぎるのは問題なかった。林道を途中で右に折れて藤無山へ通じる尾根へ取り付く。最初の杉林がなかなかの急登だが、よくみると、踏み跡が道になっているので、そこを外れないように進めば足を滑らさずに登っていくことができる。急登を登りきると傾斜はやや緩やかになり、杉や檜の植林帯とブナ、ミズナラ、クヌギなどの落葉した樹林の混合帯となる。尾根の左側に針葉樹の植林が多く、右側に落葉樹が多くみられるようだった。
この日の宍粟市の天気予報は晴、降水確率は0%で、暖かい日差しを期待していたのだが、どこで間違ったのか空にはほぼずっと雲がかかっていて、身体を動かしていないと寒かった。行楽気分で、スーパーで買った握り寿司を昼食に持って行ったのだが、シャリは崩れるし寒いしで、カップラーメンなど暖かいものにすればよかったと反省。
風が無かったので山頂でドローン(Mavic Mini)を飛ばすことができた。雲の隙間から差す日差しが山の一部をまだらに明るく照らしていたが、もう紅葉の時期も終わったようだ。落葉した木の白い枝が目立った。前回ドローンを木の枝にぶつけて落としてしまったので高度を下げる時には冷や冷やしながら操縦した。今回なぜか途中でユーザー認証を求められて飛行距離が30mに制限されてしまった。携帯の電波が圏外のため認証作業を進めることができず、30mより遠く飛ばすことができなくなってしまったので、ドローン撮影を切り上げて下山した。
ドローン映像(1分39秒)
この山へのルートを探していた時、スキー場よりもっと近くの道路脇から尾根に上がれそうなところがあったのだが、山行記録が見つからなかったので、初めての山だし、安全策をとってスキー場発着にした。しかし、往路の途中で南側に下りる「道谷方面」という標識が2ヶ所あったので、ここから下りられそうだということがわかり、実際下りがけには道谷方面を迂回するコースをとってみた。スキー場の設備や景観も良いが、より短距離で藤無山登頂を目指すのであればこちらのコースをとるのもアリだということがわかった。
これから冬場になると山陰地方はぐずついた天気の日が多くなる。あまり山にも行くことができなくなるかもしれない。けれどもまだまだ登ったことのない、いろんな山がある。天気とタイミングを見計らってまた歩いてみたい。冬の静かな山もまたおつなものだ。
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