町川田〜奇妙山〜大室古墳 運動靴で歩く山の秋その14

2020年11月29日(日) [日帰り]

• GPS: 05:16
• 距離: 12.1km
• 登り: 864m
• 下り: 852m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:58
• 休憩: 0:18
• 合計: 5:16

距離 12.1km 登り 864m 下り 864m

10:10 町川田神社
10:46 10:47 三等三角点
13:04 13:18 奇妙山
13:42 13:43 出会いの石
14:54 14:56 大室古墳
15:16 大室駅バス停
15:26 町川田神社

天候

曇り後晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長野市街より関崎橋を渡り左折後
すぐ右折（鋭角）すると右側に町川田神社があり
神社脇の空地に停めさせていただきました

コース状況／危険箇所等

・町川田神社〜奇妙山
一般登山道ではありません
落ち葉に埋もれていますが、踏み跡が微かにあり
ピンクのテープもあるので、尾根を外さぬよう
時々確認しながら歩くと良いと思います
迷いそうになった枝尾根が一箇所ありました
広く平坦な尾根では注意が必要でしょう
・奇妙山〜出会いの石〜大室古墳
標識整備、登山道も良く踏まれています
・大室古墳〜町川田神社
舗装車道歩き

写真

11/29 10:10

町川田神社を出発

11/29 10:13

道祖神
古の北国街道筋を忍ばせます

11/29 10:14

古城山城址入口
舗装道脇の坂を登るとすぐ城跡

11/29 10:16

城跡の背後に防獣柵

11/29 10:18

半ば直登の幅広の踏み跡

11/29 10:22

樹間に空が見え、尾根に近づいたよう

11/29 10:24

尾根に真っ直ぐ到達せず、左折して緩やかな巻き道に

11/29 10:32

空堀に張られたロープ

11/29 10:32

山城跡か砦跡でしょう。標識、案内板の類はありません。

11/29 10:33

おっと、古墳があったようです。この尾根にもあったとは、本当にこの界隈は古墳が多いですね(*_*)

11/29 10:36

踏み跡が明瞭な緩い尾根

11/29 10:39

すぐまた城跡のような広い平坦地に出ました。先程より広く、大きな屋敷を思わせます

11/29 10:40

若穂太郎山と上信越自動車道

11/29 10:46

三等三角点発見
544m地点と思います。地図で見ると真下を高速が通過。

11/29 10:57

時々、尾根上で落ちそこなっている岩の群れに出会います(^^;

11/29 11:04

樹間に高速道がちらり
里山は犬の鳴き声や村の有線放送が聞こえたりする分には長閑ですが、登って来る車の騒音にずっと付き纏われ耳障り！

11/29 11:16

こんなに歩き易い尾根だったなんて嬉しくなります♪

11/29 11:18

境界標も目印

11/29 11:19

奇妙山
まだまだ遠い！

11/29 11:24

小ピークからの下りは踏み跡を見失いやすいのですが、テープが案内してくれました。それに真正面に目的の山も見えている殆ど真っ直ぐな尾根。

11/29 11:58

まるで並木道か参道(^^♪

11/29 12:04

岩峰
それにしても木の逞しく生えているのに驚きます

11/29 12:08

鋭く切れた縁を持つ岩場を通過。うっかりぶつかったら怪我をしそう！

11/29 12:31

急坂の上に青空
こんな景色に励まされます

11/29 12:44

苔むしたおむすびのような双子岩が尾根を通せんぼ

11/29 12:54

唐松の葉も落ちて、寒々と初冬の空

11/29 12:56

直角に右折する平坦な広い尾根。下りに使う場合は要注意箇所！

11/29 12:58

こんな何の変哲もない景色が山では一番怖い場所なのかも

11/29 13:04

奇妙山頂上に到着
約三時間かかりました。地図で見ても長い尾根ですし、緩やかなアップダウンが続き、なかなか標高を稼げません。しかし、山頂に近づくと急登が二箇所あり、苦しめられました。

11/29 13:04

飯綱山は雲の中
先程の曇り空を考えると大分晴れ上がり、大満足♪

11/29 13:04

日向ぼっこ＆ランチタイム。当然、連れは尾根歩きの途中休憩で、パクパク食べていましたけれど…

11/29 13:05

存在感のある濃く影を落とす木は、太陽が南に低くなる冬ならではの風景としみじみ眺めてしまいます

11/29 13:06

言葉は要りません
冬枯れの木々が主役

11/29 13:16

冬の近づいた証の空の色を見飽きませんが、そろそろ下山開始

11/29 13:38

痩せ尾根というより岩稜（巻きます）。奇妙山の名の由来を物語っているようです。

11/29 13:39

高見岩

11/29 13:43

分岐点
左に行くと尼厳山

11/29 13:43

出会いの石

11/29 13:52

尼厳山からの巻き道と合流

11/29 14:15

プチ鬼滅の刃発見(^^;

11/29 14:22

農業大学校分岐

11/29 14:26

山城跡
登山者には会わないと思って居ましたが、なんと先日の「トランス長野イースト」コースを逆回りしている方に出会い、びっくり！この時刻に奇妙山に向かわれるのですから！

11/29 14:38

地すべり迂回のピンクテープがしっかり張ってあります

11/29 14:47

分岐を大室古墳へ下ります。先日鳥打峠から周回しているのでスムーズ(^^♪

11/29 14:54

登山口に無事下山

11/29 14:57

古墳も日陰になりました。日当たりの良い谷間も夕暮れが近いことを感じさせ、何となく心が急きます。

11/29 14:59

須坂13号橋梁をくぐり抜け

11/29 15:03

山際に沿う道は車の通行が殆どなく、のんびり歩けました(^^♪

11/29 15:05

午後になってくっきりと姿を現した飯縄山

11/29 15:16

大室駅バス停
河東線の駅があった記憶を今に伝えるバス停

11/29 15:22

関崎橋

11/29 15:22

橋の向こうに飯縄山。左の戸隠連峰には雪が積もり白く見えます。

11/29 15:26

町川田神社に帰還
駐車させて頂き有難うございました。やれやれ、本日のミッション無事終了！

撮影機器：

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

kyom4

いつも眺めて通る、町川田から奇妙山に至る長い緩やかな尾根筋は
地理院地図上には途中までしか登山道が記されていません。
ヤマレコ「みんなのあしあと」では濃い赤線で繋がれており、
きっと、歩いている人がかなりいるのでは？と思い
歩く機会をずっと伺っていました。

運動靴で歩く山歩きで、連れは遂に新しい運動靴を購入♪
（登山靴でなく残念ですが、ぐっと我慢して見守ります）
奇妙山へのロングトレイルに挑戦する機会をやっと捉まえ
一人では不安だった自分は、内心わくわくです！

堀切山から奇妙山に縦走し、下る尾根を間違えて焦りまくり、
しかも携帯を忘れ、日も暮れてきて、一時はどうなることかと
正に途方に暮れた思い出がある奇妙山の尾根は
そのトラウマで、一人で未知の尾根を歩く気になれませんでした。

眺めるだけでも奇妙山頂上に至る尾根の長さが半端でなく
一体どれくらいの時間がかかるのか予想もつきませんでしたが
途中まで尾根は良く踏まれており、テープもあり快適です。
標高800mから急坂に差し掛かると踏み跡と獣道の区別がつかず
本日の最大斜度、滑落に注意しながら慎重に通過しました。

城跡と頂上を除き、ずっと樹林帯歩きなので眺望はないものの
出会いの石からの緩やかな下りは、本当に気持ちの良い散歩道、
つい先日通ったばかりなのに、なんだか再び歩けることが嬉しく
足取り軽く歩けたように感じます♪