三頭山・七つ石山(杜撰な計画で雲取山は断念、笹尾根と石尾根をつないでみた)
- GPS
- 18:59
- 距離
- 60.8km
- 登り
- 4,645m
- 下り
- 4,518m
コースタイム
浅間峠5時00分→三頭山8時55分→深山橋11時10分→鴨沢BS11時35分
鴨沢BS11時45分→七つ石山14時20分→奥多摩駅19時15分
天候 | 晴れ、午後から場所によりやや強めの風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*醍醐丸→三頭山(笹尾根) 危険箇所はありません。雪、凍結は全く無くとても良い状態です。 以前から気になっていた熊倉山付近の滑りやすいところに木のステップが 作られていました。 *三頭山→奥多摩湖(ヌカザス尾根) 三頭山直下の鞘口峠との分岐の先に凍結があります。 滑るとかなり下まで落ちるところが2,3箇所あるので私は分岐から軽アイゼンを つけました。すぐに外しましたが、標高1400ぐらいまでは落ち葉の下に氷が残って いる所があります。 落ち葉が多く、根っこ、浮石に注意。 かなり急坂な部分もあるので下りで使う場合は慎重に。 *鴨沢→七つ石山 とても良い状態です。 目の前で落石を目撃しました。40センチ四方ぐらいの大きさでした。 *七つ石山→三ノ木戸林道方面分岐(石尾根巻き道) 1400M付近に新たな崩落がありました。(先々週はなかった) まだほとんど人が通ってない感じでずるっと崩れます。 1400M付近の北側は凍結部分がありますが、歩ける部分はあります。 *三ノ木戸林道方面分岐→奥多摩駅 九十九折が続きますが、問題はありません。 |
写真
感想
かなりハードだが出来ると思って臨んだ計画。
杜撰な計画で時間切れ敗退となってしまった。
和田峠から笹尾根で三頭山、そこから奥多摩湖に下山して鴨沢から雲取山。
負け惜しみではなく、時間さえあれば行ける足は残っていた。
突っ込んで雲取山まで行き、鴨沢に下りるのなら最終バスに間に合ったかも
知れない。(実際に下山後、家でルートを検証してみたら自分の基準では
奥多摩駅着より1時間半早く鴨沢に降りれたと思う。)
でも今回の山行計画で自分で決めたルール、「14時15分で引き返す」を守って
雲取山には向かわず七つ石山から下山しました。
今回敗退となった元凶は「醍醐丸→三頭山」間の時間設定。
ここはハセツネのコースなので、昨年一人ハセツネをやるにあたって、下見を
して各区間の実歩時間を取り、昨年5月に一人ハセツネをやりました。
下見の時間が5時間23分(休憩抜き)、本番が5時間44分(休憩込み)、しかし
本番のレコのコースタイムを間違えて記載していてそれを基に今回はこの区間
5時間としてしまった。6時間だよな・・・
この1時間の差、スタート時間を早めればいいだけの話なのに、全て自分の
責任だからしょうがない、またやればいいや。
下山時間から逆算したスタート時間は0時。
中央線が遅れて藤野駅10分遅れでスタートとなりました。醍醐丸まではかなり
余裕を持った時間設定にしていたので、醍醐丸には計画より10分早く着きました。
浅間峠が5時。ここの標識「三頭山12.6キロ」。計画では残り3時間。この時点で
自分の計画が間違っていたことに気付きました。
そこそこアップダウンがある中、時間4.2キロはむり。4時間かかる。
笹尾根は雪は全く無くドロドロもなくとても良い状態で気持ちよく歩けました
が、三頭山には55分遅れの到着となりました。(ある意味想定どおり)
ここから奥多摩湖には当初ムロクボ尾根で降りる予定でした。2時間と想定して
いたので、1000Mの下降なら少し時間を短縮できるだろうと踏んで下山を開始
しましたが、いきなり凍結路で軽アイゼン装着となりました。
そしてルートミス。ヌカザス尾根で降りてしまいました。
どちらも初めてのルートなので、分岐の後はGPSで確認していたのですが、
ヌカザス尾根とムロクボ尾根の分岐のあとの下降がかなり厳しい場所だったので
確認が遅れた。ルートミスには気付いたが、登り返す気がおきず、降りる場所が
深山橋から少し離れるが、道路歩けばいいやとそのまま降りました。
しかし、結構厳しいコースで慎重に降りたため計画からの遅れが拡がってしまい
ました。
鴨沢スタート時点で約1時間半の遅れ、この時点で雲取山は無理だろうと思いました
が、行ける所まで登ろうとスタートしました。
ここのルートも歩き易かった。下りは相当速く降りれそうな感じがしました。
残り時間2時間半では当然雲取山には届かず、途中で目的地を七つ石山に変更
しました。
タイムリミットギリギリに七つ石山に到着。
下山ルートは当初から到達地点で考えようと思っていたので、石尾根の巻き道
で奥多摩駅に直接降りることにし、即下山開始です。
先々週と比べて、かなり歩き易くなっていましたが、敗退下山なのでペースが
上がりません。
そのまま行くと1100M付近の嫌な場所が日暮れ後になりそうだったので、三ノ木戸
林道経由のルートにして奥多摩駅に降りました。
こちらは予想通りとても良い状態で、最後ヘッデンを使いましたが安心して降りれ
ました。
今回は敗退となりましたが、5月ごろに家からチャレンジしようと思います。
家から日本最高峰、家から神奈川県最高峰は達成。
次は家から東京都最高峰。
道路は昨年敗退していますが、今度は山ルートで。
ありえない「どうぞ」
鴨沢から登っていると男女2名のペアが狭い登山道で止まってなにかしていま
した。
半分崩れたところのすぐ先。そんな所に止まるかなと思いつつ近付くと男性が
気付き、山側にどいてくれました。そして女性に声をかけ女性も山側に寄り、
女性から「どうぞ」の声が。
女性は斜面に正対し、ザックが登山道を塞いでいます。
思わず「それでは通れません」と言いました。
山で道を譲る時、私は出来るだけ相手と正対し動きが見えるようにしています。
背を向けるなんてありえない。
しかも、落ちたらかなり下まで一直線のところ。
今日は時間的に降りてくる人が多かったのですが、その後可能な限り自分が
道を譲りました。
【データの整理】
・心拍数
最大心拍数147
全行程平均114、七つ石山の山頂までで116、これがピーク。
ここからの下山5時間で2落ちたと言うことは、やはり大分ペースが落ちていた
と思われる。
・消費カロリー
推定消費カロリー7500、摂取3100K・充足率41%ちょっと足りないか?
下りのペースダウンは摂取不足の影響かも。
飲料は4.5L(300ccぐらい余り)
・体のダメージ
笹尾根を通過中に左ひざに痛みを感じた。いつの間にか痛みは消えたが
初めての箇所だった。
現時点(17日21時)で特にダメージがあるところはなし。筋肉痛もないが
いつもの様に足が重い。
18日17時
今朝、両上腕三頭筋が少し痛いのに気付いた。今も少し痛い。
ストック使いすぎか、腕の鍛錬不足か。
足の疲れはまだ取れていない感じ。
jpさんのコメントではないですが、日帰りと言えば日帰りですが。
私は怖くて夜は歩けません。ミリオンさんでもCT間違いするのですね、でも奥多摩湖に出て、又登るなんて!!
ありえない、ーどうぞ。確かに、山側によけるのは基本ですが、背中をみせてよけるのは、初心者の方のようですね。
大人買い。ミリオン語ですね。そりゃあ、19時間歩けば、4缶は必要ですね。青梅線なら電車の中で飲めますが、横浜線では人の目があり、無理というか、恥ずかしい思いをしますよね。
ではでは。 サボリの私は、これから、モンベル、上州屋、スポーツオーソリティ巡りです。買い物は地図だけです。
Mikuniさん、こんにちは。
先々週、 3本が奥多摩駅を出た直後に無く
なったので、今回は4本にしてみました。
青梅線と相模線では 飲んでしまいます。
仰る通り横浜線では飲めません。
「どうぞ」
今回これがナイトハイクより怖かったです。
millionさん
わおっ!
60km越えで19時間歩き!
24Hも何時でもOKですね。
鴨沢からの登り返しが素敵ですね(笑
笹尾根縦走良いですね
私も何時か歩きたいと思ってますが
電車でないと無理そうですね。
kankotoさん、おはようございます。
笹尾根& 良い状態でした。
笹尾根、高尾→陣馬とは和田峠を隔てるだけなのに、
ドロドロは全くなく気持ちよく歩けました。
ルート的には周回コースは作り難いですね。
行きっぱなしか戻ってくるか・・・
自販機でいきなり呑み込まれたところが、ケチの付けはじめでしたね
終わりよければすべて良し でしょうか
kohi-さん、こんにちは。
計画段階で某B先生にコメント頂いて。
それに「下山はルート決めてないので、雲やめて七つ
から石尾根で奥多摩駅もありかな」とコメント返して
いました。
そこからケチが付き始めたのかも。
恐るべしB菌。
でも、確認しておきたかったルートが通れたので
次につながりそうです。
三頭山の下のヌカザス山 イヨ山の下りが 明るい内で良かったですね あの急坂 止まりませんし 枯葉の堆積と見えない根が引っ掛けると かなり危険です
今の時期 枯葉の下の凍結も やばいですよね
何は 無事で 何よりです
スーパーmillionさん なら 心配いらないか 百選練磨ですからね でも良い決断です 七ツ石山も ちょい 雲取山 見えて行きたく成っちゃうんだよね
もGOO
millionさん、こんばんは。
超ロング山行、お疲れさまでした。
笹尾根と石尾根って、一日で繋げちゃうんですね
って、普通の人には無理でした
それにしても、60kmって凄過ぎです。
急坂を奥多摩まで下ってから、七ツ石山に登り返そうという気持ちの強さも
笹尾根は一度歩いてみたい所なのですが、電車やバスなどを使わない限り、日帰りだと厳しいですよね。
でも、いつか行ってみたいと思っています。
こんばんは
なんですかこの距離、標高差、歩行時間は!?
いつものことながらすご過ぎです。
普通の人の二回分です しかも次は自宅から
狙ってるし(笑)
でもmillionさんの家からシリーズ私的にツボなので
期待してますね
million さま
今年も早々からどM大賞ジャマイカ
電車乗り過ごしませんでした
膝傷めないようにご注意下さいよん
soar800さん、おはようございます。
最初、ヌカザス尾根で下りドラム缶橋で奥多摩湖を越え
ようと計画したのですが、水位不足でドラム缶橋が通れ
ないようだったので、直前でムロクボ尾根に変更したん
です。
でも、結局ルートミスしてヌカザス行っちゃったのですけどね。
soar800さんの以前のレコ読んで、ここは手強いだろうな
と想像していたのですが、ほんと手強かったです。
小スリップ何回もあり、たまたま木につかまって難を逃れた場所もありました。
落ち葉が乾いていたから良かったですが、濡れていた
らかなり大変な所ですね。
下山してから考えると雲取山まで行けたなと思うのです
が、その場の安全優先の判断を大事にしようと思います。
美味しかったです。
cirrusさん、おはようございます。
留浦の駐車場のトイレを出た所でバスが来て、一瞬もう
止めて明日またどこか行こうかなと頭をよぎったのですが、
考えているうちのバスが行ってしまいました。
笹尾根、ハセツネのコースの一部なのでこれからランの
人が多くなりそうです。
そうなると抜かれっ放しでちょっとへこみますが。
色んな所に降りれるのはいいのですが、そこから帰るの
が大変です。
一番最初に通ったとき、なにも調べず檜原側に降りて
バス2時間近く待ちました。
akkeyさん、おはようございます。
1月、2月は結構雪のある所に行ってたので、今回は
サクサク歩ける雪の無さそうな所でガツガツして
きました。
妄想的な計画をよく考えるのですが、これは無理だな
っていうのも結構あります。
家から雲取山は行けそうな気がします。
決めポーズの芋先生、おはようございます。
前半に左ひざで今まで感じたことかない箇所に痛みが
出ていやな感じだったのですが、いつの間にか消えて
いました。
ストック酷使したので腕が痛いです。
飲み足りなかったので眠気は起きません
でした。
富士山がとても綺麗ですね
澄みきった青空という感じがします。
この日はなにも飛来していなかったのでしょうね。
今度の土日は活動されるようなのでお気をつけください。
家から東京都最高峰を達成されましたら、次は藤沢市
最高峰が待っています
達成の暁には で接待いたします
笹尾根と石尾根をつないで歩く・・・
確かに私も妄想したことはありますが、ついぞやってみようかって気持ちになったことさえありません。
今回、millionさんが歩かれたコースを拝見すると、とてもでかいはずの奥多摩湖が池みたいに小さく見えちゃいますね!
おっおどろきです
それと、急勾配の下りの後で、30km過ぎからの登り・・・これはタマりませんね
私だったら、きっとやり過ごしてしまったバスのことがぐるぐると頭を巡って離れません
いや〜、ほんとうにおつかれさまでした
naveさん、こんにちは。
久しぶりに綺麗な と対面できました。
ここのところ 見えてはいたのですが、
いつも霞んでいて写真ではボケボケになってました。
やっぱり色んなものが飛んでいたのでしょうかね。
土曜はさるお方は室内にいらしたんでしょうか。
藤沢市最高峰、現在の私の装備(肝臓)では8合目
あたりで撤退でしょうか。
真剣に藤沢市の最高峰調べちゃいました。
yamahiroさん、こんにちは。
急勾配の下りはありとあらゆるテクニックを駆使して
降りました。
ちなみに駆使したものは
横向き、木に抱っこ、靴で落ち葉掻き分け等ですが。
鴨沢からは登ったこと無かったので、すんなり通過
出来ました。
御岳山と高尾山と大山・・・繋げないかな。
また妄想がはじまってます。
millionさんのmはドМのmだったんですね
60km、19時間の歩きなんて常軌を逸してます
これだけの歩きをするにはナイトウォークも、しナイト不可能ですね。
更にはショートカット、しよーとすれば良かったですね
それにしても花粉の写真は凄すぎです
kenさん、こんにちは。
雪道から、長距離ロングの使用に耐えられる体に
シヨウと、体の仕様を変更中なんです。
M・・・
気付きましたか。
一回降りてまた登ると標高グラフ「M」になるんです尾根。
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