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Yamareco

記録ID: 277341
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

大展望の浅間連峰縦走!(水の塔〜篭の登・黒斑〜蛇骨〜仙人岳〜鋸岳Jバンドの外輪山)

2013年03月16日(土) ~ 2013年03月17日(日)
 - 拍手
Pengin22 その他1人
GPS
--:--
距離
20.4km
登り
1,542m
下り
1,543m

コースタイム

3/16 車坂峠0724→0737粒ヶ峰→0810高峰温泉0820→0910水の塔山0915→0958東篭の登山→1034西篭の登山11:02→東篭の登山11:38→1210池の平湿原1235→1327高峰温泉1333→1420高峰高原ホテル<泊>
3/17 車坂峠0700→0750稜線0758→0805トーミの頭→0820黒斑山→0849蛇骨岳→0904仙人岳→0919鋸岳0928→944仙人岳→1000蛇骨岳→1030黒斑山→1118車坂峠

天候 快晴!!
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
高峰高原ホテル駐車場
コース状況/
危険箇所等
水の塔山まで:トレースそこそこ。ノーアイゼンでもOK。雪質がザラついて悪くなっているのでスノーシューだと面白くないかも。
水の塔〜篭の登:痩せた稜線なのでスノーシューには向かない。滑落注意。ツボ足だとところどころ踏み抜いてハマル。
東篭の登〜西篭の登:ズボズボの深雪。スノーシューが良い。ハマルと股位まで踏み抜いて落ちる。
東篭の登〜池の平:山頂付近は風で雪が飛んでいるが、雪が出てきてからはズボズボで深いのでスノーシューの方が良い。
林道:結構雪があるので、スノーシューがラク。

車坂峠〜黒斑:雪は結構締まっているので、スノーシューには向かない。
黒斑〜Jバンド分岐まで:アイゼン必須。蛇骨付近の痩せ尾根に注意。雪が緩いと浅間方面へ滑落しそう。雪が飛んでいたり妙に深くなったりの繰り返しなので注意。
埋まっている高峰神社鳥居前。
2013年03月16日 07:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 7:24
埋まっている高峰神社鳥居前。
粒ヶ峰。八ヶ岳がよく見えます。
2013年03月16日 07:37撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 7:37
粒ヶ峰。八ヶ岳がよく見えます。
富士山も。
2013年03月16日 07:38撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 7:38
富士山も。
高峰温泉。
2013年03月16日 08:09撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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高峰温泉。
この真っ白な山並を見たかった!北アと妙高方面。
2013年03月16日 09:07撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 9:07
この真っ白な山並を見たかった!北アと妙高方面。
輝く四阿山。
2013年03月16日 09:07撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 9:07
輝く四阿山。
真っ白な北アルプス。白馬・後立山連峰。
2013年03月16日 09:08撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 9:08
真っ白な北アルプス。白馬・後立山連峰。
水の塔山に着きました。
2013年03月16日 09:10撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 9:10
水の塔山に着きました。
展望よし。
2013年03月16日 09:11撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 9:11
展望よし。
水の塔山頂は景色抜群。
2013年03月16日 09:14撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 9:14
水の塔山頂は景色抜群。
噴煙を上げる浅間山。
2013年03月16日 09:14撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 9:14
噴煙を上げる浅間山。
稜線からスキー場を見降ろします。
2013年03月16日 09:16撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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稜線からスキー場を見降ろします。
トレース少ないから雪多い。
2013年03月16日 09:57撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 9:57
トレース少ないから雪多い。
四阿山から草津白根、谷川方面に延びる山並。
2013年03月16日 09:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 9:58
四阿山から草津白根、谷川方面に延びる山並。
東篭の登山。黒斑、浅間をバックに。
塔の字になってるけど、登が正解では?
2013年03月16日 09:59撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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東篭の登山。黒斑、浅間をバックに。
塔の字になってるけど、登が正解では?
西篭の登山へ向かいますが、物凄いズボズボルート!
太腿まで踏み抜き、抜けなくなった妻。
2013年03月16日 10:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 10:02
西篭の登山へ向かいますが、物凄いズボズボルート!
太腿まで踏み抜き、抜けなくなった妻。
西篭の登へは一旦下って登ります。
2013年03月16日 10:06撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 10:06
西篭の登へは一旦下って登ります。
綺麗です。
2013年03月17日 16:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 16:57
綺麗です。
西篭の登も展望は抜群です。
2013年03月16日 10:35撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 10:35
西篭の登も展望は抜群です。
西篭の登まで来るのは久しぶり。
2013年03月16日 10:35撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 10:35
西篭の登まで来るのは久しぶり。
お腹空いたのでお昼にします。
2013年03月16日 10:59撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 10:59
お腹空いたのでお昼にします。
西篭の登山は、夏は白いコマクサが咲きます。
2013年03月16日 11:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 11:02
西篭の登山は、夏は白いコマクサが咲きます。
湯の丸・烏帽子岳の向こうに輝く白馬・後立山連峰!
2013年03月16日 11:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 11:02
湯の丸・烏帽子岳の向こうに輝く白馬・後立山連峰!
ズボズボに嵌った!面倒がらずワカン着ければ良かった。
2013年03月16日 11:21撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 11:21
ズボズボに嵌った!面倒がらずワカン着ければ良かった。
西篭の登から登り返します。
2013年03月16日 11:37撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 11:37
西篭の登から登り返します。
ちょっと風が強くなってきた。
2013年03月16日 11:38撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 11:38
ちょっと風が強くなってきた。
東篭の登山頂付近は雪が飛んでいる。
後ろは槍穂・乗鞍方面。
2013年03月16日 11:39撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 11:39
東篭の登山頂付近は雪が飛んでいる。
後ろは槍穂・乗鞍方面。
雪が無くなったと思ったら、またズボズボゾーンに!
でも空は真っ青!
2013年03月17日 16:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 16:57
雪が無くなったと思ったら、またズボズボゾーンに!
でも空は真っ青!
池の平湿原です。ここからは林道歩きになるので、妻はスノーシュー、自分はわかんに履き替えます。
2013年03月16日 12:10撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 12:10
池の平湿原です。ここからは林道歩きになるので、妻はスノーシュー、自分はわかんに履き替えます。
池の平湿原は高山植物が豊富です。
2013年03月16日 12:26撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 12:26
池の平湿原は高山植物が豊富です。
車両通行止の林道を辿って高峰温泉まで戻ります。
2013年03月16日 12:38撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 12:38
車両通行止の林道を辿って高峰温泉まで戻ります。
高峰温泉からのスノーシューツアーの人が行き交ってますが、ワカン履いている人なんていない。
2013年03月16日 12:44撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 12:44
高峰温泉からのスノーシューツアーの人が行き交ってますが、ワカン履いている人なんていない。
行きは上の稜線を歩いてきました。
2013年03月16日 12:48撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 12:48
行きは上の稜線を歩いてきました。
林道雪崩跡。
2013年03月16日 12:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 12:56
林道雪崩跡。
高峰温泉前。
2013年03月16日 13:27撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 13:27
高峰温泉前。
スキー場を横切れないので、一旦高峰山方面に登ってから降ります。
2013年03月16日 14:01撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 14:01
スキー場を横切れないので、一旦高峰山方面に登ってから降ります。
鳥居まで戻ってきました。
2013年03月16日 14:23撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 14:23
鳥居まで戻ってきました。
翌朝。お部屋の窓から見た富士山。
2013年03月17日 06:19撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 6:19
翌朝。お部屋の窓から見た富士山。
八ッも輝いています。今日も良い天気になりそうだ。
2013年03月17日 06:19撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 6:19
八ッも輝いています。今日も良い天気になりそうだ。
車坂峠から出発です。
2013年03月17日 07:00撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 7:00
車坂峠から出発です。
稜線にて。
2013年03月17日 07:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 7:57
稜線にて。
牙山の向こうに富士山。
2013年03月17日 07:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 7:57
牙山の向こうに富士山。
トーミの頭より、湯の平湿原を見降ろします。
うーむ、先日はこのだだっぴろい雪原を彷徨っていたのか!
2013年03月17日 08:05撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 8:05
トーミの頭より、湯の平湿原を見降ろします。
うーむ、先日はこのだだっぴろい雪原を彷徨っていたのか!
今日は黒斑の向こうの外輪山をずっと歩きます。
2013年03月17日 08:06撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 8:06
今日は黒斑の向こうの外輪山をずっと歩きます。
黒斑山。今冬は12月にも来てましたが。
2013年03月17日 08:20撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 8:20
黒斑山。今冬は12月にも来てましたが。
先月、強風の中登った浅間の登山道。地吹雪でよく見えなかったが、よくよく見ると結構急。
2013年03月17日 08:21撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 8:21
先月、強風の中登った浅間の登山道。地吹雪でよく見えなかったが、よくよく見ると結構急。
蛇骨岳。
2013年03月17日 08:49撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 8:49
蛇骨岳。
仙人岳に向かいます。雪庇発達している。
2013年03月17日 08:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 8:56
仙人岳に向かいます。雪庇発達している。
仙人岳への稜線。
2013年03月17日 08:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 8:58
仙人岳への稜線。
牙山の向こうに富士山。
2013年03月17日 09:04撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 9:04
牙山の向こうに富士山。
仙人岳。
2013年03月17日 09:04撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 9:04
仙人岳。
今日も素晴らし過ぎる大展望。
2013年03月17日 09:05撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 9:05
今日も素晴らし過ぎる大展望。
2013年03月17日 09:05撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 9:05
鋸岳へ。
2013年03月17日 09:07撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 9:07
鋸岳へ。
鋸岳。
2013年03月17日 09:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 9:19
鋸岳。
靴紐直し中の妻。
2013年03月17日 09:23撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 9:23
靴紐直し中の妻。
真っ白です。
2013年03月17日 09:23撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 9:23
真っ白です。
2013年03月17日 09:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 9:28
2013年03月17日 09:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 9:28
四阿山の向こうは火打・妙高。
2013年03月17日 09:29撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 9:29
四阿山の向こうは火打・妙高。
辿ってきた外輪山の稜線を戻ります。
2013年03月17日 09:34撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 9:34
辿ってきた外輪山の稜線を戻ります。
仙人岳へ登り返します。
2013年03月17日 09:40撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 9:40
仙人岳へ登り返します。
仙人岳。
2013年03月17日 09:44撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 9:44
仙人岳。
再び蛇骨岳。
2013年03月17日 10:00撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 10:00
再び蛇骨岳。
八ヶ岳と中ア。
2013年03月17日 10:42撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 10:42
八ヶ岳と中ア。
展望満喫中。
2013年03月17日 11:00撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 11:00
展望満喫中。
高峰山の向こうに槍穂。
2013年03月17日 11:01撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 11:01
高峰山の向こうに槍穂。
満喫して戻ってきました。
2013年03月17日 11:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 11:18
満喫して戻ってきました。

感想

2週連続で週末の山に行ける日が冴えない天候であったが、久々に「快晴」が期待できる土日。
さあ、どこへ行こうか?先週は毎日残業やら飲み会とやらで帰宅時間が深夜であったので、妻はちょっとお疲れモード。でも花粉が酷いので、雪のあるところに行きたい由。
しかし、ここのところの陽気ですっかり春山の様相を為しており、天気が良いだけに、雪崩の危険のありそうなところは避けて、久しぶりに水の塔〜篭の登山の稜線歩きをしよう。ついでに高峰高原に泊まって、翌日は浅間外輪山の黒斑から蛇骨、さらに仙人岳、鋸岳Jバンドの方まで歩いて、先月浅間に行ったときに迷い込んだ湯の平高原を上から俯瞰してみよう。
ということで、妻が再度「高峰高原ホテル」を予約。2週間前にも行ったばかりであるが、ま、いいか。

ということで一路高峰高原へ。
高峰高原ホテルのフロントは7時から開いているので、今日泊まる旨を告げて車を駐める。
さて、水の塔山へ向かうが、冬季は車坂峠からの林道がスキー場内のため通行できない。選択肢は2ルートあり、スキー場のずっと下まで降りて、うぐいす展望台へ登るルートと、一旦高峰山への稜線に登って高峰温泉へ降りてから取り付くかどちらかとなる。スキー場からうぐいす展望台へのルートは冬季に何回か行っているが、ノートレースなことが多く、ルートも判りにくいことが多いので、高峰山への稜線に一旦登るルートを取ることにする。
殆ど埋まっている鳥居から登り始めて稜線に出ると、富士山、八ヶ岳、中アなどの展望が素晴らしい。
稜線から一旦高峰温泉まで下る。2週間前にも歩いたばかりであるが、雪がグンと少なくなっていた。最初ノーアイゼンで歩いていたが、凍結箇所が多くなってきたため、アイゼン着ける。
高峰温泉から水の塔山に取り付く。山頂手前は夏道と後ろから回り込むスノーシュー用ルートに別れる。スノーシュールートは雪が多いとラッセルになるときもあるが、滑落の心配も無く、今日は雪も結構少なくなっているのでこちらを取ることにする。
水の塔山からは四阿山が目の前の素晴らしい展望が広がる。四阿山もだいぶ雪が少なく見える。
そして白銀の北アから妙高連山、さらに草津白根からの素晴らしい山並の展望が!
冬季はここまででUターンする人が殆どなので、ここから先はトレース無いことも多いが、今日はトレースはあった。
しかし、篭の登までは痩せた細い尾根が続くので、スノーシューには向かない。アイゼンが良い。雪庇もあるので注意。
東篭の登山も大展望!!白銀の峰々が眩しすぎる。さて、今日は時間もあるので久しぶりに西篭の登山まで足を延ばすことにする。
水の塔から東篭の登までの稜線も踏み抜き多かったが、西篭の登まで向かう人はごく少ないので、ズボズボ度がさらに強まり、スノーシュー装着した方が良い感じ。妻と2人で時々股までハマって身動き取れなくなり、笑いながら抜け出すことを繰り返す。
しかし、今朝、歩き始めてから1人も会っていない。このルートはいつも人が少ないが、今日は格別いない。快晴の大展望を2人だけで満喫!何かもったいないぐらいだ。
西篭の登山は、夏は白いコマクサの咲く静かな山頂。東篭の登からのピストンルートしかないため、端折ってしまうことも多いので久しぶりである。
ここで白銀の峰々を見ながらまったりと昼食。
すっかり春の気配であるが、吹きつける風はまだまだ冷たい。
今日は急がないのでまったりゆったりした後、またまたズボズボ雪にハマリまくりながら東篭の登へ戻る。
東篭の登から池の平湿原へ降りるが、この下りはスノーシューの方が良い感じであった。妻はずっと背負ってきたスノーシューを池の平湿原で装着。
ここまで来たら、今日初めて人に会った。
もっと新雪の時期は池の平湿原を漫遊するのも楽しい。
ここから先は、冬季車両通行止の林道を辿って高峰温泉へ。スノーシュー体験ツアーのような方達が林道を行き交っていた。
左手には今朝歩いてきた稜線がよく見える。途中、林道上に雪崩跡があった。
高峰温泉からは、またもや高峰山への稜線に一旦登り返してから車坂峠へ向かう。スキー場まで雪上車の跡を辿ってスキー場から車道を登り返しても良いが、それでは味気ないので、一旦登ってまた降りる。この辺りの雪質はもうザラザラとした春の雪。
ということで、高峰高原ホテルに戻り、温泉に入ってまったりしました。

翌朝。前日に早立ちしたいとお願いして朝ごはんをお弁当にしてもらったが、風が唸っている!暴風か?
妻に「暴風だけど、行くの?」と尋ねたところ、妻いわく「天気図的にそんなに風が強くならない筈。陽が登れば収まるんじゃないかな。出だしで風が強そうならば中コースの樹林帯から行けば風の影響も受けないし、それで稜線に出て状況見ればいいし」と行く気満々である。
それじゃあ、少し風が収まるまで、とまずは腹ごしらえをして、ゆっくり7時に出発。
そして稜線に出たら、風は止んでいました!
トーミの頭から、先日迷い込んだ湯の平高原を俯瞰。なるほど〜、これはかなり大回りをしたな〜。そもそも、正規ルートは縁を回るからこんなだだっ広いところに出る訳もない。
黒斑山。今冬は12月にも来たっけ。当然ですが12月より雪多い。ここからの今日の浅間もとても綺麗。
快晴なので今日は黒斑から先へさらに進む。蛇骨まで稜線は痩せていて、浅間側への滑落に注意。もう少し雪がユルくなると、そのまま浅間側に滑り落ちてしまいそうな感じ。かといって山側の樹林に近寄ると、腰位まで踏み抜く。
蛇骨岳は今年は巳年なので人気らしいが、黒斑から先はずっと、Jバンド分岐に至るまで誰にも会わなかった。
仙人岳を越えると、さらに浅間が眼前に迫っていい感じ。今日はこんなに天気が良いのに登っている人は見えなかった。
Jバンド分岐突端で休憩し、思う存分景色を堪能してから戻る。
蛇骨で、裏稜線からの踏み跡に危うく迷い込みそうになった。
黒斑から先の稜線歩きの往復で全く人に会わなかったが、蛇骨岳まで戻って黒斑方面への樹林に入ったところですれ違う人が多くなってきた。
後は、またまた眺望を満喫しながら下山。
帰りも高峰高原ホテルの温泉に入って帰宅。

ということで、2日間、眩しい位の快晴で360度の展望を満喫しまくりました!
黒斑以外は殆ど登山者にも会わず、貸切だったし。
皆さんどこの山へ行っているのであろうか?
しかし、顔が日焼け(雪焼け?)しまくって痛い・・・。


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コメント

快晴の元、素晴らしい景色をありがとうございます^^
Pengin22さん 御無沙汰しております。

二日間とも快晴に恵まれ、日ごろのストレスを
ズボズボと踏み抜いて発散している様子が
微笑ましく、楽しんでいる様子が伝わってくるレコ
素敵です

特に四阿山の雄姿は素晴らしい!ですね

私はと言えば、中々持病がヤンチャしてまして^^;
復帰のめどが中々立たないのですが…
それでも焦らず、皆様のレコを励みに必ず山に戻ります

これからも花粉に負けず 楽しいレコが届けられるのを
楽しみにしております
2013/3/17 22:44
ゲスト
いいコースですね
私もここで1泊するなら 水ノ塔山 、東篭ノ登山 と黒斑からJバンド、できれば前掛まで・・・というコースを考えていました。

雪の時期にいけるかはちょっと微妙だなぁと思っていたのですが、「白いコマクサ」情報を見て「そうなんだ!!絶対、夏に見に行こう 」と思いました

景色もさることながら、すばらしい情報、とてもありがたいいいレコです〜
2013/3/17 23:33
naotosasさん、ごぶさたです。
ズボズボは、自分がハマルと「ひっー」と思いますが、相方がハマルと妙に可笑しくなってしまいます

景色はホント最高でした〜
もうちょっと雪が多い時期だと、四阿山ももっと真っ白で綺麗ですよ〜。2月始め頃とかここを歩くのもお勧めです。その時期は要スノーシューです。

naotosasさんも早く復帰されるといいですね
2013/3/18 6:41
sさん、おはようございます!
ぜひぜひ行って下さい!
ここはもうちょっと雪の多い2月とかに歩くともっと真っ白で雪もフカフカで楽しいですので、ぜひぜひ

夏でしたら池の平湿原の三方ヶ峰の方まで行かれると、ここにもコマクサの大群落があります。(白いのは無かったかも)
そして、Jバンドから前掛山もとても良さそうな感じでした。この辺りをしょっちゅう出没しまくっていた頃は、まだ浅間の登山規制がひかれており、外輪山も途中までで登山禁止でしたので、行けるうちに行ってみたいです
2013/3/18 6:53
ズボズボ・・・ご苦労さまです。
写真で見る限りでも凄くキレイで絶景が素晴らしいです。shinehappy01
高峰からJバンド分岐まで行きたいと狙っているのですが・・・家族サービスもあり、先週末はオトナシクしておりました。

Penginさんのレコを見ていると血が騒ぎます〜
山中毒・・・・
今週は出陣したいと思っています。
2013/3/18 9:34
carolさんでしたら
さくっと行けますよ

黒斑までは人が多いですが、そこから先は人も少ないです。(今年は巳年なので、記念に蛇骨岳まで来る人も若干多くなってるらしいですが。)

冬季は水の塔までスノーシューで来ても、篭の登への稜線までは行かない方が多いですので、静かな雪山歩きを堪能できるかと思いますので、ぜひ

そして山中毒者のcarolさん、今週はいずこへ?
2013/3/18 21:18
あ、いいな〜〜
このコースはシャクナゲの時期に行ってすごくきれいだったのを思い出しました。季節を変えて行ってみるかなあ。
sさん、外輪山から前掛けのコースは真夏は炎天下でけっこうきついです。雷来たら逃げ場ないし〜〜

でも、白いコマクサは魅力的
2013/3/18 22:08
近くにいました〜!!!
17日、浅間山登ってました!
(まだレコアップしてませんが・・・(^_^;))
黒斑山、きれいだな〜♪と思って見てましたがまさかぺんさんご夫婦がいらっしゃったとは
大声で呼んでみれば良かった
週末はとってもお天気良くて風も弱かったですよね
浅間は積雪もそれほどではなかったんですが、ぺんさんの行かれた辺りはすごかったんですね
ワカン背負ってるのに埋まってるのがなんかおかしいです
2013/3/18 22:58
姐さん、こんばんは!
お手軽で春夏秋冬楽しめるコースですが、
冬は遠望がきくからお気に入りです!
最近は冬にしか来なくなっちゃいましたが、
グリーンシーズンにもまた行こうかな

確かに浅間はツルッ(?)としてるから雷 thunder来たら逃げ場が無いですね〜
以前、室堂からの縦走中に北薬師〜薬師岳間の稜線で物凄い雷雨に遭い、ハゲボウズの薬師を駆け抜けたときは生きた心地がしませんでした
テント背負ったままトレランばりに走ったのはこの時位ですかね〜
2013/3/18 23:12
最近、浅間周辺づいてますね〜
Penginさん、又々、高峰高原ホテル泊りですか?

花粉から逃れて雪ってのは頷けますが、
12月の黒斑、2月の浅間山、それに先日の高峰山と
この周辺はこれで今季4回目ですね。

それにしてもいい天気ですねぇ〜、ホント羨ましいです。

来週末、宜しくお願いします。
2013/3/19 22:33
CATさん、こんちは!
この土日は絶好の浅間日和だったと思います!
風も無くて良かったですね〜。
我々が外輪山を歩いているときは、まだ浅間の登山道に人影は見えませんでした。

先日埋まりまくった湯の平高原(迷い込まねば、入り込むこともなかったのですが)を上から再度俯瞰してみました
2013/3/20 6:57
noboさん、こんにちは!
好きなところは何度でも行ってしまう癖があるもんですから・・・

お宿はここしか空きがなかったもので。夕飯メニューが先々週と同じで笑ってしまいましたが
でも、山小屋以上の登山者サービス(夜のうちのお弁当や、下山後のお風呂など)に対応してくれましたので、ありがたかったです

こちらこそ、楽しみにしてますのでよろしくお願いします
2013/3/20 7:06
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無雪期ピークハント/縦走 志賀・草津・四阿山・浅間 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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