火打〜澄川

2010年02月11日(木) ~ 2010年02月12日(金)

• GPS: 30:00
• 距離: 19.9km
• 登り: 1,103m
• 下り: 2,500m

コースタイム

1日目
9：30杉ノ原第三高速終点-12：15三田原山頂着-14：00高谷池ヒュッテ着-16：15火打山頂着-17：30高谷池ヒュッテ着

2日目
7：00高谷池ヒュッテ出発-8：20火打山肩着-8：30澄川滑走開始-9：00澄川ノド部-11：30黒菱川出会着-13：20第三発電所着-15：00中郷岡沢集落着

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

岡沢集落に車をデポして笹ヶ峰の火打登山口から入山。

コース状況／危険箇所等

澄川は厳冬期や降雪後はツアーには向かない。雪崩の危険大。

写真

快晴の土曜日とあって賑わう三田原山

三田原稜線からの妙高本山

三田原稜線は大きな雪庇が出来ているので注意

三田原山頂

火打と焼山

三田原から黒沢への斜面は吹きだまりのようで深い雪

高谷池ヒュッテから山頂へ

強風の火打山頂

夕日のヒュッテまでの帰路

翌朝も快晴

北アルプスも見える

奇麗な表面霜

澄川ボールは最高の雪質

澄川ノド

通過に緊張する

少し開けたところで一息つくが、まだまだ油断できない箇所がつづく

全層雪崩が1ヶ所あった。

うさぎの足跡がハートだった。

第三発電所からは長い林道

感想

gakuedge

4年目にして念願の火打〜澄川山行。
今回は雲ひとつ無い快晴のなかスタート

9：30 杉ノ原第三高速終点スタート
天気の良い日曜とあって大勢の人でにぎわう三田原山
トレースを辿らせてもらったのでラッセルは皆無。
足下はお借りしたフリートレックなのでスキーのトレースでも楽。

12：15 三田原山頂着
大勢の人も三田原山頂では皆無。
ここから黒沢へ降りた斜面は吹きだまりでかなりのディープパウダー
ここは吹きだまりでいつもパウダーが楽しめる。
辺り一面真白の黒沢は夏よりも広大に感じる。

14：00 高谷池ヒュッテ着
時間に余裕があったので荷物をデポして14：30に火打山頂を目指す。

16：15 火打山頂着
山頂は強風だったが、この時期にしては良い方です。
山頂には岳人などで入選しているカメラマンが中判を構えていた。
あの寒さのなか一瞬のシャッターチャンスを狙っているのには頭が下がる。
山頂は急風で雪が飛ばされてしまったようで所々底付きするパウダー

17：30 高谷池ヒュッテ着
宴会をして就寝

7：00 高谷池ヒュッテ出発
朝焼けの北アルプスの山々を見ながら高谷池を出発。
昨夜は無風で気温が低かったようで表面霜がキラキラ光って綺麗。
こんなに結晶が大きくてモヤモヤ草が生えてるような表面霜は初めて見た。

8：20 火打山肩着
稜線は風が強く雪煙がすごい。
前日に山頂まで行って正解だった。
雪も飛ばされて固そうな斜面になっていた。

8：30 澄川滑走開始
澄川ボールは入口が風に叩かれた固い雪だったが
それはほんの最初だけで後は最高のパウダーだった。

9：00 澄川ノド部
ここから暫くは両岸が切り立った崖の緊張するエリア。
今回は雪の状態が良かったので澄川ルートを選択したが、
降雪後や2月は普通に考えたら滑りたくないルート。
緊張はしたが、そのおかげで妙高らしからぬ素晴らしい景観が見れた。

11：30 黒菱川出会着
澄川の危険地帯を抜けた後はダラダラと沢を下る。
途中全層雪崩の後があったが無事黒菱川出合いまで到着。

13：20 第三発電所着
無事第三発電所の橋を渡って後は林道をだらだらと
この林道が5km近くあってボードにとっては辛い。

15：00 中郷岡沢集落着
最後の林道で少し間違えたようで違う集落に着いてしまいまったが無事下山

今回のルートはスキーでは多くの人が滑っているがボードは初ではないだろうか？
しかも殆どの記録が3月後半から4月なので2月の厳冬期に真っ白な澄川を見れたことは貴重だと思われる。