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Yamareco

記録ID: 277921
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

晴天と強風の磐梯山

2013年03月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
kaorin0227 その他1人
GPS
06:45
距離
7.9km
登り
640m
下り
1,187m

コースタイム

9:15ゲレンデトップ---(赤埴山直登。途中でアイゼン装着のため20分弱ロス)---

10:13赤埴山頂上---10:40沼ノ平---(夏道逸れて斜面直登するが意味なし)---

11:11三合目天狗岩---11:40弘法清水小屋11:51---12:31磐梯山山頂12:41---

13:06弘法清水小屋13:40---14:14沼ノ平---14:32赤埴山トラバース開始---(途中10分位休憩)---

15:10はやまゲレンデトップの廃リフト---(連絡通路)---15:18ミネロゲレンデトップ---

16:10くらい?ゲレンデボトム
天候 快晴→雪→下山後大粒の雨
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・猪苗代スキー場のミネロ駐車場に駐車。無料。
・ミネロ第一とミネロ第四のリフトを利用しました。はやまリフトを使用する登山者もいらっしゃるようですが、ミネロリフト利用が最短と思います。1回券400円×2枚=800円。

※猪苗代スキー場はゲレンデが2つに分かれてます。ミネロエリアの駐車場に駐車しました。(はじめ間違えてはやまの方に止めてました)

※リフトは強風や点検などで休止する場合もあるのでチェックが必要です。
http://www.inawashiro-ski.com/gelande/

※下山時はリフトは使用できません。ゲレンデ脇を歩きました。

※公共交通機関利用の場合は猪苗代駅からシャトルバスが出ているようです。
この時期だと都内からならスキーツアーなど利用すると安く行けそうですね!(詳しくはスキー場ホームページなどを見てください)
コース状況/
危険箇所等
・ゲレンデトップ〜赤埴山

わたしが1番怖いと思ったのは、ゲレンデトップからすぐの赤埴山への斜面直登(笑)
ツボ足にストックで登り出しましたが、振り返ったときに、「万が一、足滑らせたら下まで落ちそう・・・」と思ったので、登り出してすぐにアイゼンを着けてピッケルに持ち替えました。
雪はやや固めで、キックステップしてもあまり雪面に食い込まないような感じ?
他のパーティはツボ足にストックで登っていましたが、わたしはアイゼンの方が安心だと思いました。

・赤埴山〜沼ノ平

トレース多数あり、特に問題もないと思います。ただ、ガスったり視界悪くなると分かりにくそうです。標識は1つだけ見かけました。テープ類も少しありましたが、本当に少しだけで頼りにはならないと思います。

・沼ノ平〜三合目天狗岩

とにかく多数のトレースがあります。急斜面を登っているトレースもあれば、トラバース気味に斜面を登っているトレース、夏道に忠実なトレース・・・。
先行者の方は急斜面を登ってました。
自分に合ったルートで歩くのが1番だと思います。
わたしは急斜面直登の自信はなかったのでトラバース気味に登り、三合目天狗岩で夏道に合流。
・・・・別に夏道逸れてわざわざ斜面登らなくても夏道に忠実に歩いた方が速かったような気がします。
ちなみに天狗岩付近、すごい風で砂礫がめっちゃ飛んできます。顔に当たって痛かった。。しかも目や口にも砂が・・・。
サングラスやゴーグルなどしていた方がいいと思います。
この付近は雪がほとんどありません。

・三合目天狗岩〜弘法清水小屋

ロープが張ってあり、登山道沿いに登りましたが、広い場所に出たときに登山道がどう走っているのかよく分からず、適当に弘法清水小屋まで登りました。
過去に登ったことがある方なら問題ないと思います。

・弘法清水小屋〜頂上

風が強かった。。。鼻水が出てくるやら風で飛ばされたらどうしよう、やら色々なことを考えていて、すっごい歩みが遅かったです;
トレースが濃い方に進んでいくのが1番楽に登れます。
ちゃんと山腹を巻くように安全なルートができています。
ただ、とにかくトレースが多く、どこを歩くか迷ってしまいました。
東側が絶壁なので、なるべく近づかないように…と考えながら歩きました。
西側は広い斜面なのでそんなに危険は感じませんでしたが、風の向きが急に変わって東側に飛ばされたらどうしよう…とか考えたりしてしんどかったです。(笑)
小屋から見上げたらすごい急に見えるのですが、実際は、絶壁のすぐ脇を歩くような場所はなく、風も飛ばされるような強風ではなかったので、大丈夫でした。
下山時はサクサク下ることができました☆
ちなみに、装備は人それぞれ。
わたしはずっとアイゼン+ピッケルでしたが、ストックに軽アイゼンという方もいました。
自分が安全安心に歩ける装備で登るのが1番だと思います。

・赤埴山のトラバース(夏道沿い)

トレースは思ったより薄く、テープも少ししかありませんでした。
樹林帯の中ですが、西側が急斜面になっているところもあります。
わたしは、そんなに怖いとも思いませんでしたが、滑落には注意です。
トラバースを終える地点に標識が立ってます。
尾根沿いに歩き、途中で南に下り、はやまゲレンデトップへ。
あとはスキー場の連絡通路沿いに東に進めばミネロゲレンデに到着。
でも、、トラバースするよりも、元きたルートを歩いた方が速いし、分かりやすかったと思います。
赤埴山へ登ってる途中
2013年03月16日 10:05撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
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3/16 10:05
赤埴山へ登ってる途中
赤埴山頂上からは磐梯クンがドーン!
2013年03月16日 10:10撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
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3/16 10:10
赤埴山頂上からは磐梯クンがドーン!
かっこいー!
2013年03月16日 10:36撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
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3/16 10:36
かっこいー!
翌日行った西大テンと西吾妻山もよく見える!
2013年03月16日 11:05撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
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3/16 11:05
翌日行った西大テンと西吾妻山もよく見える!
飯豊ーーーー!
2013年03月16日 11:11撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
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飯豊ーーーー!
三合目天狗岩。砂礫に注意です!!
2013年03月16日 11:11撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
3/16 11:11
三合目天狗岩。砂礫に注意です!!
雪がない!
2013年03月16日 11:11撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
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雪がない!
弘法清水小屋
2013年03月16日 11:40撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
3/16 11:40
弘法清水小屋
磐梯山頂!
2013年03月16日 12:33撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
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3/16 12:33
磐梯山頂!
猪苗代湖
2013年03月16日 12:33撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
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3/16 12:33
猪苗代湖
本当の山頂?
2013年03月16日 12:36撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
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本当の山頂?
凍ってるのがよくわかる!
2013年03月16日 12:38撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
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凍ってるのがよくわかる!
下りはこんな感じ
2013年03月16日 12:47撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
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3/16 12:47
下りはこんな感じ
櫛ヶ峰がめっちゃかっこよかった!
2013年03月16日 12:58撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
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3/16 12:58
櫛ヶ峰がめっちゃかっこよかった!
山頂に向かうパーティ。見上げるとこんな感じです。
2013年03月16日 12:58撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
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3/16 12:58
山頂に向かうパーティ。見上げるとこんな感じです。
撮影機器:

感想

この土日は、磐梯山と西吾妻山へ!

土曜は朝からピーカン!でも予報では風が強い。
リフトは問題なく動いていた。
はじめ、はやまゲレンデの駐車場に車を置いて、リフト券を買いに行くと夫が、
「今日、1台リフト動いてないから途中から登らなあかんわ」
と、言う。

??

ゲレンデホームページで下調べしてたけど、乗る予定の第一リフトと第四リフトは動いてるはずなのに…。
まあ、歩いてもいいかーと、登山届を書いてたら、パトロールぽいおっちゃん登場。
「ここからリフト乗るの?」
「はい」
「今日は第六は動いてないからねー。ここより、ミネロからの方が近いけどね」

えっ?!

わたしが乗ろうと思ってたのは第六じゃなくて、第一と第四やし!
よくよく聞くと、こちらは、はやまゲレンデ。
乗ろうと思ってたリフトはミネロゲレンデでした。。。
乗るリフトは調べてたものの、駐車場が別かまでは調べてなかった。。。
調査不足・・・。
初めて行かれる方は、注意して下さい;

とりあえず、車でミネロゲレンデへ移動。

気を取り直して、第一リフトに乗り、その後、第四リフトに乗る。

ゲレンデトップにはわたしたちの他に2組。
1パーティーが直登を始めたので、わたしたちも直登。
ほんまは、夏道沿いに行こうと思ってたんやけど・・・。
でも、直登する人の方が多いっぽかったです。トレースがあったので。。

途中で、振り返ると、下が見えない・・・=滑って落ちたらどうしよう;;
ツボ足だとちょっと心もとないため、アイゼンを着けることにする。
多分、歩き慣れてる人には普通なんだろうけど…。
はじめっから着けとけばよかったーー!!
アイゼン着けた後は、サクサク登って赤埴山に到着!
ここからの磐梯山と櫛ヶ峰はカッコいい!!
興奮して撮影タイム☆

赤埴山から下ってからは、平坦。。
広いーー!
このあたりは、トレース多数で皆好きなとこを歩いている感じ。
だから、さっそく急斜面に取り付いてる人もいました。
いやー。。ショートカットにはなるやろうけど、、しんどそうやし、怖そう。。
わたしは自信がないので、夏道沿いに行こうとする。
けど、夏道もよく分からんし、なんか遠回りに思えて、緩めの斜面をトラバース気味に登って、三合目の天狗岩に出る。
後で、地図見たら、あんまり意味なかったですが;
天狗岩付近は吹上の風にのって砂礫がすごい!
バチバチ当たります。
サングラスしてても目に砂が;;
途中まで夏道沿いに進むが、途中でまたどれが登山道なのか分からなくなるので、適当に登ってったら、弘法清水小屋前に到着。

弘法清水小屋でちょっと休憩。
上は風が強いのでヒップそりのみデポ。(笑)
登ってきて休憩してた男性が、上は風が強いですよっと教えてくださりました☆
それにビビるわたし。。
見上げたら、、めっちゃ急に見えるし、東側が絶壁ーーー。
「風で飛ばされて落ちるようなとことかありますか?!」
って聞いたら、それはないと思いますが・・と苦笑いされました。。

はじめは、東側を登っていき、途中から西側を登る感じ。
西側斜面は広いですが、風が強い!
絶壁も避けたいし、風も避けたいしーーーとか色々考えながら登ってたら、やたらジグザグに登ってしまった気がします;
しんどかった。。。
1番速いのは、1番濃いトレースに沿って歩くことでした。
ちゃんと安全なルートがありました。
最後の頂上近くで、突然、夫が消えたので、
「まさか、落ちた?!」
ってハラハラして覗き込んだら、山頂標識がありました。(笑)
山頂標識は本当の山頂よりも低い場所にあります。
1番高いと思われる場所には祠?がありました。

山頂からの眺めはよかったですが、風が強くて、、そんなに長居はできませんでした。

下りは、だいたいのルートが分かってるので、全然恐怖感もなく、サクサク下れました☆
小屋近くでご飯を食べて、下山。

赤埴山に登る気力が残っていなかったのでトラバース道を選びましたが、、赤埴山登った方が早かったかも?
トラバース中に雪がちらほら降り出して、ゲレンデ下に着く直前から雨に変わり、駐車場に行く途中には大粒の結構な雨に;;
つめたーーい!!
でも本格的に降り出す前に下山できてよかったです。。

車じゃなければ、表〜裏磐梯へ縦走するのも楽しそうです☆

翌日は、グランデコスキー場から西大テンと西吾妻山に登りましたが、写真の容量が全然足りないので、投稿は見送ります。。
こっちは山行記録がたくさんあるので・・・。

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コメント

すれ違いましたね!
初めまして、kurihと申します。
山頂直下でお会いました、ガイドさん付きの5人組です。
最高の天気でしたね。
私達は翌日安達太良山に行きました
2013/3/18 18:15
こんにちは★
はい!すれ違いましたねーー♪
本当に快晴で素晴らしい景色でしたね!
翌日も良いお天気でしたよね。
安達太良山は1月に行ったのですが、そのときは吹雪で真っ白で何も見えませんでした;;
日曜は西吾妻山に登ったのですが、安達太良山もキレイに見えていたので、最高の景色だったでしょうね
2013/3/19 11:30
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ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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