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Yamareco

記録ID: 2779896
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ハイキング
東北

東北自然歩道 17 りんごと山桜の道

2020年12月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:01
距離
22.8km
登り
484m
下り
491m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:22
休憩
0:40
合計
6:02
8:45
170
つなぎ温泉
11:35
11:51
28
12:19
12:36
81
14:47
岩手県交通矢巾営業所
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
盛岡市内からつなぎ温泉までバスでアプローチ。帰りは矢巾営業所から盛岡市内行きのバスに乗りました。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特にありません。
歩道が無い場所では車に気をつけましょう。
その他周辺情報 人里を歩くのですが商店などはほぼありません。スタートのつなぎ温泉付近にコンビニが一軒。その他は、産直が一軒。ラーメン屋が一軒。軽食程度は持参したほうが無難です。
つなぎ温泉を出発して御所湖畔を盛岡方面へ進む。
歩道がない区間が続くので歩行注意。
つなぎ温泉を出発して御所湖畔を盛岡方面へ進む。
歩道がない区間が続くので歩行注意。
逆さ岩手山がキレイ♪
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逆さ岩手山がキレイ♪
まもなく御所ダムが見えてきた。
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まもなく御所ダムが見えてきた。
いつも車で通過するだけなので、この景色をじっくり見たのは初めてのような気がする。
いつも車で通過するだけなので、この景色をじっくり見たのは初めてのような気がする。
ダムを過ぎると市内に向かって下っていく。歩道があるのはありがたい。
ダムを過ぎると市内に向かって下っていく。歩道があるのはありがたい。
路傍に権現様が祀られていた。お社もなく謂れもわからない。
路傍に権現様が祀られていた。お社もなく謂れもわからない。
雫石川に設けられた鹿妻穴堰頭首工。開削は1600年前後だが、未だに県下最大の用水堰なんだそうな。
雫石川に設けられた鹿妻穴堰頭首工。開削は1600年前後だが、未だに県下最大の用水堰なんだそうな。
鹿妻穴堰の傍には鹿妻神社がある。きっと長い間用水堰とそれにまつわる人々の暮らしを見つめてきたのだろう。
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鹿妻穴堰の傍には鹿妻神社がある。きっと長い間用水堰とそれにまつわる人々の暮らしを見つめてきたのだろう。
盛岡西部地区まで下ってきた。
盛岡西部地区まで下ってきた。
鉄道の保存車両があった。保存…というか放置車両だなぁ…。真ん中は80系気動車の食堂車ではなかろうか。
鉄道の保存車両があった。保存…というか放置車両だなぁ…。真ん中は80系気動車の食堂車ではなかろうか。
車通りの多い県道を離れ、山際の生活道路に入る。
車通りの多い県道を離れ、山際の生活道路に入る。
車の騒音がないといろいろな物音がよく聞こえる。野鳥の声もそのうちの一つ。
シジュウカラ。
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車の騒音がないといろいろな物音がよく聞こえる。野鳥の声もそのうちの一つ。
シジュウカラ。
樹の葉が落ちて野鳥観察に良い季節になった。
カケス。
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樹の葉が落ちて野鳥観察に良い季節になった。
カケス。
林檎畑の向こうに、この後登ることになる飯岡山が見えてきた。その遥か後方には早池峰山も。
林檎畑の向こうに、この後登ることになる飯岡山が見えてきた。その遥か後方には早池峰山も。
山と畑の間に小さなお社。まだ手入れされている感じがする。
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山と畑の間に小さなお社。まだ手入れされている感じがする。
早朝の晴天はどこへやら。雲が広がり冷たい風が吹いてきた。
早朝の晴天はどこへやら。雲が広がり冷たい風が吹いてきた。
集落の向こうに太田薬師と箱ヶ森が見える。
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集落の向こうに太田薬師と箱ヶ森が見える。
収穫の終わった田畑は、野鳥たちの天下だ。
これはたぶん百舌鳥。
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収穫の終わった田畑は、野鳥たちの天下だ。
これはたぶん百舌鳥。
我が物顔で飛び回り囀りを交わしていた。ツグミかな。
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我が物顔で飛び回り囀りを交わしていた。ツグミかな。
遠くに姫神さんが秀麗なシルエットを見せていた。
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遠くに姫神さんが秀麗なシルエットを見せていた。
あぜ道の脇に、唐突に「熊野山」と彫られた石が置いてあった。年代は風化してしまって読み取れないが「地主」という文字は判別できた。
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あぜ道の脇に、唐突に「熊野山」と彫られた石が置いてあった。年代は風化してしまって読み取れないが「地主」という文字は判別できた。
猪去(いのさり)の集落。南部藩領で猪を駆逐していった際に、最後の一頭が仕留められた地で、それを記念した地名だと聞いたことがある。数百年を経て、岩手県で猪の定着が確認された最初の場所になったのは皮肉な話だ。
猪去(いのさり)の集落。南部藩領で猪を駆逐していった際に、最後の一頭が仕留められた地で、それを記念した地名だと聞いたことがある。数百年を経て、岩手県で猪の定着が確認された最初の場所になったのは皮肉な話だ。
果てしない直線道路。車で走るならいいけど歩くとなると厳しいなぁ(笑
果てしない直線道路。車で走るならいいけど歩くとなると厳しいなぁ(笑
辻屋敷という場所までやってきました。ここが今回の自然歩道のスタート地点。つまりここまではツナギ区間だったわけだ。
辻屋敷という場所までやってきました。ここが今回の自然歩道のスタート地点。つまりここまではツナギ区間だったわけだ。
高速道路の高架下に自然歩道の標識を発見。ちゃんとルートに入ったことを確信。
高速道路の高架下に自然歩道の標識を発見。ちゃんとルートに入ったことを確信。
複雑な農業道路を進んでいく。わりと頻繁に道標が設置されているので迷うことはなさそう。
複雑な農業道路を進んでいく。わりと頻繁に道標が設置されているので迷うことはなさそう。
飯岡山が間近に見えてきた。自然歩道はあのピークへと続いている。
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飯岡山が間近に見えてきた。自然歩道はあのピークへと続いている。
自然歩道の看板があった。ここで手持ちの地図と看板に書かれたルートを照合しておく。
自然歩道の看板があった。ここで手持ちの地図と看板に書かれたルートを照合しておく。
秋葉神社へ続く階段がある。ちょっと寄り道していこうか。
秋葉神社へ続く階段がある。ちょっと寄り道していこうか。
意外…と言ったら失礼かもしれないが、広々とした境内と立派な社殿があった。ちょっと休憩させてもらう。
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意外…と言ったら失礼かもしれないが、広々とした境内と立派な社殿があった。ちょっと休憩させてもらう。
秋葉神社から徒歩1分の場所に千手観音のお堂がある。西暦800年代のものだとのこと。なかなか年代物だ。
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秋葉神社から徒歩1分の場所に千手観音のお堂がある。西暦800年代のものだとのこと。なかなか年代物だ。
千手観音から飯岡山に通じる道が分かれる。正式ルートとしては、ここから飯岡山山頂までピストンしてくることになっている。
千手観音から飯岡山に通じる道が分かれる。正式ルートとしては、ここから飯岡山山頂までピストンしてくることになっている。
里山らしく分岐点がいくつもある。標柱を見逃さないように注意だ。
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里山らしく分岐点がいくつもある。標柱を見逃さないように注意だ。
山際であっさりと舗装が途切れる。ここから先は正真正銘山道だ。
山際であっさりと舗装が途切れる。ここから先は正真正銘山道だ。
道はすぐに登山道の様相になる。
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道はすぐに登山道の様相になる。
高圧線の下では視界がひらけ、盛岡市内を遠望することができる。
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高圧線の下では視界がひらけ、盛岡市内を遠望することができる。
マイナーな里山だが、道は鉄塔巡視路を兼ねているのでしっかりしている。
マイナーな里山だが、道は鉄塔巡視路を兼ねているのでしっかりしている。
雪が出てきた。少し標高が上がっただけなのに…。これは里に積もるのも時間の問題ですな。
雪が出てきた。少し標高が上がっただけなのに…。これは里に積もるのも時間の問題ですな。
鉄塔巡視路が右に分かれている。登山道は直進。鉄塔巡視路と分かれることで道の状態が悪化しないといいのだが。
鉄塔巡視路が右に分かれている。登山道は直進。鉄塔巡視路と分かれることで道の状態が悪化しないといいのだが。
尾根の反対側の景色が見えた。盛岡西部地区が一望できる。今日、これまで歩いてきた場所だ。
尾根の反対側の景色が見えた。盛岡西部地区が一望できる。今日、これまで歩いてきた場所だ。
わずか300mそこそこの山だが、里山らしく急坂で一気に登っていくのでそれなりにキツイ。ぶわっと背中汗が…。
わずか300mそこそこの山だが、里山らしく急坂で一気に登っていくのでそれなりにキツイ。ぶわっと背中汗が…。
なにか人工物が見えてきた。展望台のようだが近づいてみたら閉鎖されていた。
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なにか人工物が見えてきた。展望台のようだが近づいてみたら閉鎖されていた。
更に進むともうひとつ人工物が見えてきた。これは見覚えがある。以前冬に登った時にみた展望台だろう。ということは山頂は近い。
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更に進むともうひとつ人工物が見えてきた。これは見覚えがある。以前冬に登った時にみた展望台だろう。ということは山頂は近い。
展望台の根本にある三角点を確認。飯岡山に登頂した。ちなみに、展望台は封鎖されていて登れない。
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展望台の根本にある三角点を確認。飯岡山に登頂した。ちなみに、展望台は封鎖されていて登れない。
下山は別の道から。本来の自然歩道のルートからは外れることになるが、致し方なし。
下山は別の道から。本来の自然歩道のルートからは外れることになるが、致し方なし。
林道として整備されたコースだが、すでに自然に還りつつある。踏みあとも少なく、通る人もまれなようだ。
林道として整備されたコースだが、すでに自然に還りつつある。踏みあとも少なく、通る人もまれなようだ。
こんな気合いの入った石碑とか有るんですけどねえ。
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こんな気合いの入った石碑とか有るんですけどねえ。
下山完了!
市道に出た。
自然歩道の正規ルートにも合流ということになる。
下山完了!
市道に出た。
自然歩道の正規ルートにも合流ということになる。
つどいのもりへ向かう。おや?山の上のほうが白く霞んでるなー。雪が降り始めたようだ。寒いわけだ。
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つどいのもりへ向かう。おや?山の上のほうが白く霞んでるなー。雪が降り始めたようだ。寒いわけだ。
シジュウカラ
志和稲荷街道を横断。
志和稲荷街道を横断。
標識などは無いが、この角を左折するはず。
標識などは無いが、この角を左折するはず。
暫く行くと標識発見。しかしこの標識がどちらを指し示しているのか微妙な感じ。正面の泥道に誘導されている…のか?
暫く行くと標識発見。しかしこの標識がどちらを指し示しているのか微妙な感じ。正面の泥道に誘導されている…のか?
うーん、どうだろう?
この道で正しいのだろうか。こんな泥濘を歩いて「間違いでしたー」では悲しい…。
うーん、どうだろう?
この道で正しいのだろうか。こんな泥濘を歩いて「間違いでしたー」では悲しい…。
民家や畑すら無くなってきた。県道と平行していることは分かるので、大きくコースアウトしていることはない…はず。
民家や畑すら無くなってきた。県道と平行していることは分かるので、大きくコースアウトしていることはない…はず。
あ、標識発見!
間違っていなかった。よかったよかった。
あ、標識発見!
間違っていなかった。よかったよかった。
しかし今度は歩道の無い道路歩きが待っていた。
しかし今度は歩道の無い道路歩きが待っていた。
交通量も多いし、スピード出る区間だから歩くのはかなり怖い…。流通センターが近いので大型車も多いし。
交通量も多いし、スピード出る区間だから歩くのはかなり怖い…。流通センターが近いので大型車も多いし。
廃業した温泉施設があった。赤湯温泉健康ランドといえば、昔はガンガンCM流してて流行っていた印象なんですがねー。
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廃業した温泉施設があった。赤湯温泉健康ランドといえば、昔はガンガンCM流してて流行っていた印象なんですがねー。
つどいの森へ向かう交差点まできた。ここからつどいの森に、ピストンすることになる。
つどいの森へ向かう交差点まできた。ここからつどいの森に、ピストンすることになる。
ピストンだと伝えたら「私は待ってるねー」と言い残してツートンが離脱して行った…。しゃーないので、急ぎ一人で坂道を駆け上がる。
ピストンだと伝えたら「私は待ってるねー」と言い残してツートンが離脱して行った…。しゃーないので、急ぎ一人で坂道を駆け上がる。
人気の失せたつどいの森に到着。キャンプやバーベキューのシーズンが終わったつどいの森は静まり返っている。
人気の失せたつどいの森に到着。キャンプやバーベキューのシーズンが終わったつどいの森は静まり返っている。
駐車場の脇にひっそりと自然歩道の看板があるのを見つけた。これで東北自然歩道17は踏破だ。
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駐車場の脇にひっそりと自然歩道の看板があるのを見つけた。これで東北自然歩道17は踏破だ。
もと来た道を引き返す。
もと来た道を引き返す。
うわ、何かいた!
と思ったらツートンだった。ほんとにずっと待ってたんだな。
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うわ、何かいた!
と思ったらツートンだった。ほんとにずっと待ってたんだな。
また交通量の多い県道に出るのは憂鬱だ。
また交通量の多い県道に出るのは憂鬱だ。
県道に並行する生活道路を見つけた。迷わずエスケープする。
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県道に並行する生活道路を見つけた。迷わずエスケープする。
次の自然歩道に繋げるのにはまっすぐ行くのがいいのだが、帰りのバス便のためにここは左折する。
次の自然歩道に繋げるのにはまっすぐ行くのがいいのだが、帰りのバス便のためにここは左折する。
岩手県交通矢巾営業所にて本日の行程を終了する。あとはバスに乗って帰るだけだ。
岩手県交通矢巾営業所にて本日の行程を終了する。あとはバスに乗って帰るだけだ。

感想

東北自然歩道岩手県17「りんごと山桜の道」を歩いてきました。
一番印象に残っているのは「寒さ」でした(笑
湖や川から立ち上る冷気がすごくて、歩いても歩いても体が冷えていくという…。飯岡山に登って、ようやく体が温まった感じです。
このコースは里山と郊外の果樹園の中を歩いていく牧歌的なルートです。しかし途中に山登りが設定され、飯岡山にピストン、つどいの森にピストンと途中に二箇所もピストンしなければならず、ちょっとコース設定としてはどうかな…と。ロングトレイルの途中で往復箇所が入るとちょっと興ざめというか、無駄に歩かされている気がします。飯岡山は登りと下りで別ルートを取れるので、そちらをお勧めします。

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