阿闍羅山 薄雪を楽しむ
- GPS
- 03:40
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 550m
- 下り
- 538m
コースタイム
天候 | 曇り、チラッとタマに日差し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5〜60台くらいは楽に停められます。 トイレとジュースの自動販売機がありましたが、トイレは冬季閉鎖で使えませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険と感じる箇所はありませんでしたが、 ゲレンデは登りごたえタップリです。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉は、大鰐温泉 鰐come わにかむ を利用しました。 https://www.wanicome.com/ 大人500円 シャープ、ボディーソープ、ドライヤーの備え付け有り。 |
写真
装備
MYアイテム | |
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個人装備 |
靴
ザック
ヘッドランプ
レインウェア・ザックカバー
ツェルト類
水筒
地図・コンパス
行動食・非常食
防寒着
グローブ
帽子
タオル
ゴミ袋
常備薬・非常用薬
ティッシュ
マッチ
ナイフ
日焼け止め
予備衣料
コンロ・食事道具
携帯電話
時計
|
感想
山の存在は知っていてもココはスキー場の認識で、登る山としてはあまり認識していない山でした。
今回、山行後の予定から、この辺りで行動するのが都合が良かったので、阿闍羅山に登ってみる事にしました。
調べてみると阿闍羅山には複数のルートがありましたが、今回はスキー場もまだオープン前なので、ゲレンデをぐるりと回るルートで歩く事にしてみました。
駐車場から歩き出し、ゲレンデが見えて来るとゲレンデには雪が積もっています。
さっそくゲレンデに入り込み、ルートのショートカット。
積雪は10cm前後でスパイク長靴で苦もなく歩く事ができました、ゲレンデは本来スキーで滑り降りる場所なので、歩いて登るには結構な登り傾斜でした。
最初のうちはゲレンデとしては緩斜面だったので、キツイながらもフゥーフゥー登りましたが、中盤からの斜面は、国体などのスキー競技で回転競技が行われる斜面なので、ヒィーフゥーどころか、ゼェーハァー、ヒィーヒィーで、なかなかの登りごたえがある斜面でした。
その斜面に残っていた足跡は、人間とウサギとカモシカの三種類。
基本的には人間の足跡を選んで歩きましたが、前を歩くkomaがズルズルと滑っていた場所では、カモシカの足跡を選ぶと結構滑らずに登る事も出来ました。
さすがカモシカさんですね。
そんな登りごたえタップリの斜面を登り切ると、あとはユルユルのハイキング。
第一ピークで三角点を探してみたけれど、積雪と藪で発見する事ができませんでしたが、ログでは通過しているでしょう(笑)
三角点捜索後、山頂に向かった広く緩やかな道では、これまでの足跡とは違った小動物の足跡も沢山ありました。
タヌキやテン、そんな感じの足跡なのかな?
山頂間近で道路と合流し、車の轍の上を歩きましたが、やっぱり完全フラットは歩きやすかったのですが、山頂直下でタイヤのスリップ痕が多発し、車は途中で登れなくなった模様。
山頂にあるアンテナ群の点検か何かで来た車なんでしょうが、ご苦労様でした。
そこからは、車を降りた人と、この日に先行して別ルートから登って来た人の、シッカリとした踏み跡で山頂に到着。
山頂からの展望は予想外に良く、まさかむつ湾と下北が見えるとは思っていませんでした。
更にビックリしたのが八甲田連峰の眺めで、北八甲田から南八甲田まで、これだけ沢山の八甲田連峰を見る事ができる場所は、数少ないと思います。
今までに見た事がなかった角度からの八甲田だったので、とても新鮮に八甲田連峰を見ました。
いずれ雲がない時に、再度シッカリと見てみたいと思います。
景色を楽しんだあとは東屋で昼食をとり、以前使われていたゴンドラ山頂駅を偵察。
避難小屋になり得る部屋が有りましたが、残念ながらドアには鍵がかかっていました。
まあ、夏場は車で来る事ができるので、開放する訳にはいかないんでしょうね。
もしもの時は、そのドアの前で風をある程度避ける事ができる、という事だけでも覚えておき、下山する事にしました。
下山のルートは以前スキー場だったゲレンデ。
入口付近は大丈夫?と思うような感じでしたが、入り込むとちゃんと刈り払いがされていて、トレラン大会のコースとの事らしい。
一時期はスキー場として賑わいを見せたであろうゲレンデも、標高が高い方では若い松やカラマツなど、周囲の植生との同化が始まっていました。
中盤あたりからは木よりススキが多くなり、以前設置されて、そのまま放置されている人工降雪機やナイター用の照明、リフトが残るゲレンデだった場所を歩き、キャンプ場側に引っ張られそうになりましたが、komaの読図で計画のルートと違う事がわかり、本来予定のルートで駐車場まで戻りました。
阿闍羅山、名前もインパクトがありますが、その他にも色々とインパクトがあった良い山でした。
シーハイルの阿闍羅山だから
次はスキーでかな?
特異な感じを受ける「あじゃら」という名前
いつも東北自動車道からみえるかなりのいい斜度を持つ大鰐スキー場のある山
これまでいい機会なく、計画になかなかあがりませんでした
麓にはスポーツ施設があるので、駐車には困らない
今日もクロスカントリースキーの練習の人たちが来ていました
まもなくウィンタースポーツシーズンです
ただ、まだスキー場開設前とあって閑散
駐車場にはうちともう一台だけ
空気は冷えていますが、すこし羽織るだけで支度は問題なし
結局、羽織りも外して長袖のシャツまででスタートし、これでほぼ問題なし
まずはスキー場へ
さすが、降りるための坂、一気に足に、息にくる
ウサギとカモシカの足跡をヒントに、ほぼ直登
スパ長の性能を最大活用して登っていきますが、それでも数回はずるりと手をつく感じでした
登りきると広場のような「パラダイス」コース
そこから尾根に斜めに登るコースへ
林の中の静かな道、フカフカの雪をすすむ
ゆっくりと登る、それでも少し弾む息
道に生えたススキは秋の名残
山頂まで広く続く
山頂の神社の鳥居をくぐって参拝
思っていた展望と全く違う光景
陸奥湾と下北半島を遠景に、八甲田の白い姿
南からの展望に話がはずむ
風が吹きとおる
東屋での昼ご飯、敷物がうれしい
下山はトレランイベントを考えているというルート
確りとした道で、意外
足は少し滑るのは計算内でちょうどいいくらい
あっという間に風が冷たくなくなった
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