岡田紅陽「湖畔の春」旧五千円札、新千円札の富士山撮影場所 本栖湖 中之倉峠（青湖峠）

2013年03月20日(水) [日帰り]

• GPS: 00:45
• 距離: 1.3km
• 登り: 154m
• 下り: 139m

コースタイム

駐車場(登山口)8:30ー8:50中之倉峠ー8:53旧五千円札、千円札の富士山撮影場所(青湖峠)
青湖峠9:05ー9:20セントラルロッジ浩庵

天候

曇り時々晴れ (春霞)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

自宅(府中市)7:00ー中央自動車道ー河口湖ICーR139ー本栖みちー8:15本栖湖西北岸駐車場 102Km 1時間15分 　　　 国道139号本栖入口を右折し本栖みちを約4Km、中之倉トンネル手前を左折すると「浩庵」前の駐車場に到着です。

コース状況／危険箇所等

浩庵の横にある公衆トイレの右が登山口です。
登山口から中之倉峠のある稜線まで標高差200m、つづら折りの急登を20分。
峠から3分で富士山展望地です。
　富士山世界文化遺産登録推進の為、平成24年6月に山梨県が修景事業として、登山道の修復、展望地転落防止柵の設置等を行なったとのことで、危険箇所はありませんでした。

写真

3/20 8:29

関東の富士見百景、本栖湖西北岸駐車場の公衆トイレ右横が、登山口です。このトイレが、ひじょうにオシャレです。利用価値あり。

3/20 8:41

こんな感じの雑木林の中、急坂をつづら折りで登ります。

3/20 8:46

約20分で稜線に出ます。中之倉峠に到着、あと3分で富士山展望地（青湖峠）です。

3/20 8:48

ここが、旧五千円札、千円札に描かれた富士山の撮影ポイントだと思います。午前9時前、モロ逆光です。紙幣のデザインになるくらいですから、日本一の富士山ビューポイントでしょ！

3/20 8:53

富士山写真家の岡田紅陽先生が撮影のために立ったと言われる岩に座り、いつもの自撮りです。

3/20 8:56

尾根道を少し戻り、昨年修復された展望所からの富士山です。右の見切れている山は竜ヶ岳です。湖面に逆さ富士が現れるのは、年に1〜2回だそうです。

3/20 8:58

平成24年6月に設置された転落防止柵にもたれ、逆光での一枚。雲が取れませんが、千円札の裏の富士山とそっくりの構図です。笠雲かよっ！

3/20 9:12

下りは、約10分で駐車場に着きました。1時間前には私の車1台でしたが、観光バス2台他観光客多数の富士山撮影会となってました。オシャレなトイレの右奥に「浩庵」があります。

3/20 9:19

浩庵店内に展示してある岡田紅陽の「湖畔の春」です。昭和10年5月2日撮影。この写真が旧五千円札と千円札の富士山のベースとなっています。

3/20 9:29

「湖畔の春」の前で食べたトーストセット、760円でした。

3/20 11:33

なんて日だ！（バイきんぐ）
旧五千円札を持って行くのを忘れたので帰宅後撮影。千円券、平成16年11月発行開始。旧五千円券、昭和59年11月発行開始。表面は新渡戸稲造、平成16年11月に樋口一葉に変更となる。

撮影機器：

SO-02C Sony Ericsson

感想

shibataro

　2月10日、越前岳（愛鷹山）に登頂し、その際、富士見台から岡田紅陽が撮影した富士山が50銭紙幣の図案に採用されたことを知りました。千円札E券と旧五千円札D券の裏面にも富士山がデザインされており、登山を趣味とする金融機関職員として撮影場所に是非とも行かなければと思い本日、本栖湖畔への山行となりました。ネットで調べたところ、浩庵の裏山の青湖（あおうみ）峠から岡田紅陽が撮影した「湖畔の春」がベースとなっているとのこと。しかしながら、「山と高原地図」を見ても青湖峠など出てません。本栖みちの中之倉トンネルの真上当たりと見当を付け、浩庵を目指しました。駐車場に着くと、五千円札富士山の撮影場所と標識がちゃんとあり、迷うことなく目的地に到着できました。ほんの20分の登山で湖水の向こうに見るものを圧倒するように富士山が現れます。この美しい富士山を世界文化遺産に早期に登録していただきたいと思います。
　紙幣の三大富士山制覇のため、次は500円札の雁ケ腹摺山に行ってきます。でもこの時期、林道冬期閉鎖されていて、山頂まで4時間近くかかるんですよね？