百間山 / 晩秋の渓谷トレッキング
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- GPS
- 05:41
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 761m
- 下り
- 752m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:08
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されている。時折クサリ場あるが難易度はそれほど高くはない。 |
写真
感想
11月は山に行けそうな日がなく、今シーズンはもう終了かなあなどと思っていたのだが、この金曜日に夫婦でそろって休みがとれ、13年愛用したザックの最後のお礼参りということでどっかに登りに行くことに。
紅葉はどこも終わりかけっぽいが、南紀ならまだワンチャン残ってんじゃね?となり、それならばと去年の7月に天候不良のため途中撤退を余儀なくされた百間山へリベンジしに行こうということになる。
百間山は和歌山の田辺市にある標高999mの山。「標高惜しかったで賞」でもあれば近畿地区代表は間違いなかろう。なお大賞は剱岳と思われる。
5時すぎに自宅を出発し、早朝の阪和道を爆走して8時前に登山口の百間山渓谷駐車場へ。道中車道に鹿が飛び出してきたりして大いに焦る。
キレイなトイレのある駐車場から立派に護岸整備された熊野川の横を通り、百間山渓谷へと入っていく。
渓谷に入るとすぐに大小さまざまな滝や淵が次から次と現れて目を楽しませてくれる。そして岩の間を縫うように設置された鉄製階段やグラングランとめっさ揺れる吊り橋などはアドベンチャー感満載で楽しい。前回来た時は雨模様で足元が濡れており、岩も階段も橋もとにかく滑ったのだが、今日はしっかりとグリップが効いて歩きやすく快適だ。しかも水量こそ前回ほど多くないものの、水の透明度は比較にならないほど高く、澄んで美しい。こりゃ楽しい。お目当ての紅葉に関しては残念ながらほとんど終わりかけのようで、時々申し訳程度に残っている紅葉をわずかに写真に収めるのみであった。
出発から1時間弱で立派な東屋のある雨乞の滝に到着。前回はここで引き返したのだった。今日は快晴で、早朝は寒かったが歩いているうちに体も温まってきてペースも快調だ。まだ見ぬ百間山へいざ行かん。
犬落ちの滝を高巻いて登れば、そこから先はそれまでの遊歩道っぽさがなくなり若干険しくなる。ルートファインディングも難易度が上がり、赤テープを追いながら右へ左へと渡渉を繰り返して登っていく。
特徴的な深い滝壺を桟道で見下ろしながら高巻く釜王の滝をすぎれば、百間山登り口はすぐだ。
そこから山頂へは標高差300m弱の急登を一気に上がる。830mくらいの場所に大岩があり、岩の上からは法師山方面の眺望がすばらしい。ぶっちゃけ山頂よりもこの岩の上の方が眺めはいいので、ぜひ立ち寄られることをオススメする。
辺りが背の高い笹に覆われはじめ、笹のトンネルを通っていくような道になってきたら山頂はもうすぐである。
10.50、百間山(999m)登頂。
正直山頂は狭く、中途半端に背の高い笹に囲われていて眺望もない。唯一東方面は部分的に開けている。あの特徴的なピークは法師山だろうか。
腹が減ったので柿羊羹を一口パクついてからさっさと山頂を後にする。下りは予想以上にルーファイに苦戦し、時間を大幅にロスしながら雨乞の滝に到着。東屋でラーメンを作って食う。そこから先は渓谷を高巻くショートカット道を使って下山する。
帰りは車で1時間ほどの白浜温泉に立ち寄り、とれとれの湯で汗を流してから帰る。
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