二俣山・皆ケ山 〜右に蒜山、左に大山、落葉の尾根を上る〜
- GPS
- 05:11
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 684m
- 下り
- 665m
コースタイム
天候 | 晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
キャンプ場は冬季は営業していません。場内に入ることもできるようですが,キャンプ場内駐車場に停めてもさほど距離は変わらなさそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は整備されていて道に迷うことはないでしょう。傾斜のきつい所では落ち葉で足を滑らすこともありそうなので,注意しましょう。山頂付近には雪が少しありました。これから雪がふえることでしょう。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
サポーティングタイツ
グローブ
ソフトシェル(フリースジャケット)
帽子(ハット)
靴
サブザック(19L)
昼食(冷凍チャンポン)
深型フライパン
シングルバーナー+OD缶
割り箸
行動食(飴)
非常食(シリアルバー)
飲料(お茶600mL+水500mL)
iPhone(GPS+ナビ)
iPad mini(GPS)
カメラ
ドローン(MavicMini)
サブバッテリー
携帯電話
腕時計
手拭い
ウエットティシュ―
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感想
12月になってしまった。今朝の最低気温は3℃だった。山はきっと氷点下なのだろう。朝,遠くの山並みが雪で白くなっていることがある。山はもう冬なのだ。雪山に一人で上るのは危険なので,基本,雪の積もっている山には登らないのが私のポリシーだ。雪が積もる前にもう一つぐらい眺めの良い山に登っておきたい,と探して中国百名山の一つである「皆ヶ山」に登る計画を立てていたが,雪があったら他の山にしようと思っていた。「皆ヶ山」へ向かって国道9号線を西に進んでいると,大山が白くなっているのが目に入った。けれども,周りの山には雪らしきものはほとんど見られない。皆ヶ山の隣の蒜山にも雪は見られない。計画通り皆ヶ山を登ることにして登山口の蒜山高原キャンプ場(皆ヶ山野営場)までやって来た。
キャンプ場の登山口から皆ヶ山まではほぼ真っすぐ北方向へ進むことになる。登山道はブナやミズナラ,クヌギ等の落葉広葉樹の尾根道だ。整備された広い登山道で,明るい日差しに照らされて気持ちよく歩くことができる。右側には上蒜山が,左側には白くなった大山とその手前に黒い烏ヶ山を木立越しに見ながら上って行く。傾斜はそれなりにある。道に落ち葉が積もっているので気を付けないと足を滑らせる。傾斜のきつい所では,ゆっくりと歩幅を小さく,足をつく場所を確認しながら上って行く。汗をかくと汗冷えするので,フリースのジャケットを羽織ったり脱いだりして調節しながら進む。後半はジャケット無しでほぼOKだった。
尾根を上っている途中で二人の登山者とすれ違った。二人ともソロの男性で年齢は私より上のようだ。駐車場に車が2台あったのできっとその車の主だろう。12月のこんな時期なので,ファミリーやアベックで山を歩くような人はいないのかもしれない。それにしても早い,きっと午前中には下山したことだろう。私は早起きは苦手だし,山頂でお昼ご飯というのがルーティーンになっているので午前中で下山なんてのは想像もつかない。ただ,山の心得としては早朝出発,早目の下山がセオリーなんだろうなとも思う。
標高が1000mに近付いた所で,道の脇に雪が現れた。そこから先は,特に北側の斜面で雪が多く見られるようになった。とは言っても,雪は枯葉の上を薄く覆っている程度なので,気を付けて歩いて何とか滑らずに進むことができた。ただ,やはりもう1000m級の山は雪があると覚悟しなければならないようだ。これから先は1000m以下の低山を探すか,ずっと南の瀬戸内近くの山へ出かけるかしなければならなそうだ。
登山口へ向かう車の中で,雪で白くなっている大山が印象的だった。登山中も尾根の西側に白い大山とその手前の黒い烏ヶ山が木立の向こうに見え隠れしていたが,西側がはっきりと見渡せる場所は無いようだった。山頂でも東の蒜山側は開けていたが,西の大山側は木が生えていてあまりスッキリと見ることができなかったのは残念だ。ま,その光景はドローンを飛ばして十分に堪能することができた。他の山にほとんど雪を見ることができなかったので,大山の別格具合がより引き立った。
ドローン撮影(1分44秒)
良い天気で風もほとんど無く,気持ちよく山歩きをすることができた。勾配のきついところは多少あったが,明るい尾根は爽快で,落ち葉の積もった登山道は茶色の絨毯のようだった。東側の蒜山と,西側の大山に見守られているようで,何の不安も無く歩くことができた。大山周辺にはまだ登っていない山がたくさんある。それぞれ魅力のある山のようだ。そこから眺める大山の姿もそれぞれで楽しみだ。ただ,雪のある冬場はむりせず,また新緑の季節になってから歩いてみたいと思う。
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