鶴峠〜奈良倉山〜松姫峠〜鶴寝山〜小菅の湯

2020年12月12日(土) [日帰り]

• GPS: 04:59
• 距離: 11.1km
• 登り: 717m
• 下り: 872m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:45
• 休憩: 1:05
• 合計: 4:50

9:23 鶴峠
10:25 10:45 奈良倉山
11:33 11:37 松姫峠
11:57 12:33 鶴寝山
12:52 12:52 山沢入りのヌタ(小菅の湯方面分岐)
13:03 13:08 栃の巨木
14:13 小菅の湯

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JR中央線上野原駅下車
富士急バスにて鶴峠へ移動

コース状況／危険箇所等

道標等も良く整備されており、危険個所は無い。
鶴峠、松姫峠、小菅の湯にトイレあり。
富士急バスの上野原〜鶴峠間は、12/13で終了。

その他周辺情報

小菅の湯：　0428-87-0888　入浴料；　750円　（JAF割引有）
　　　　　　富士急バス車内で配布している入浴割引券がお得（650円）

写真

12/12 7:50

上野原駅南口バスターミナルより上野原駅を望む!!

12/12 9:13

上野原駅〜鶴峠間を接続している富士急ハイキングバス!!
終点の鶴峠で下車!!

12/12 9:13

鶴峠BSには公衆トイレがある!!

12/12 9:21

小菅方面のバス停!!

12/12 9:39

登山路より北方の眺望が開けており、雲取山〜七ツ石山の石尾根の稜線が見える!!

12/12 9:39

樹林越しに飛龍山〜三ツ山〜雲取山の稜線が見えていた!!

12/12 9:43

雲取山をズームアップ!!

12/12 9:46

飛龍山〜雲取山〜鷹ノ巣山のパノラマ!!

12/12 10:05

奈良倉山への登り!!

12/12 10:10

広葉樹林帯の中の気持ちの良い登山路!!

12/12 10:25

奈良倉山山頂に到着!!

12/12 10:26

奈良倉山は富嶽十二景の一つで山頂のすぐ近くにある富士山の展望台から富士山が望まれた!!

12/12 10:26

富士山をズームアップ!!　山頂には、珍しい傘雲が掛かっていた!!

12/12 10:26

富士山をズームアップ!!

12/12 10:44

奈良倉山山頂にて!!

12/12 10:47

奈良倉山山頂にある三角点!!

12/12 10:51

奈良倉山からは坪山に登山路が延びている!!

12/12 10:51

奈良倉山から林道に降りた!!

12/12 10:57

林道からは、大菩薩連嶺の眺望が開けている!!
左から大谷ヶ丸〜雁ヶ腹摺山〜大蔵高丸〜黒岳〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山〜小金沢山〜大菩薩嶺が一望できる!!

12/12 10:57

林道からの富士山!!

12/12 10:57

富士山〜大蔵高丸の眺望!!　中央の尾根奥に鋭いピークが特徴の姥子山が見えている!!

12/12 10:57

青空に映える大菩薩連嶺の峰々!!

12/12 10:58

姥子山をズームアップ!!

12/12 10:58

富士山〜杓子山＆鹿留山〜御正体山の眺望!!

12/12 11:00

富士山をズームアップ!!

12/12 11:02

奈良倉山からの登山路と林道の合流地点!!

12/12 11:16

合流地点から登山路は、松姫峠に向けて巻道の2ルートに分かれるが、この日は、T仙人にお願いして、2ルートの真ん中にある小ピークに登ってみることにした!!

12/12 11:18

小ピークは、カラマツ林と広葉樹林の境界にあり、なだらかな山頂になっていた。ブナの大きな木があったが、特に名前を示すものは無かった!!

12/12 11:33

松姫峠に到着!!

12/12 11:33

松姫峠からの富士山!!　山頂にあった傘雲が少し小さくなっていた。また、雲が広がり始めていた!!

12/12 11:37

鶴寝山に向けて出発!!

12/12 11:44

楢、ミズナラ、クヌギ等の広葉樹林帯が続く!!

12/12 11:57

鶴寝山山頂に到着!!

12/12 11:59

鶴寝山山頂からの富士山!!　奈良倉山で山頂にかかっていた傘雲がなくなり、綺麗な山容を見せてくれた。しかし、残念なことに背景に雲が多くなっていた!!

12/12 12:32

鶴寝山山頂で富士山を見ながら昼食休憩を摂った。当初の計画では、松姫峠からバスで小菅の湯に向かう計画だったが、T仙人の助言で大栃の樹を経由して小菅の湯に下ることにし、鶴寝山を後にした!!

12/12 12:37

大マテイ山へは行かず、巨樹の道の案内表示に従って右に下った!!

12/12 12:53

しばらく下って、トチの巨樹の案内表示に従い右に下った!!

12/12 13:03

登山路の前方に栃の巨樹が見えてきた!!

12/12 13:04

沢に聳える栃の巨樹!!　先行するパーティーの人と比較してその大きさがわかる!!

12/12 13:04

栃の巨樹!!　屋久島の縄文杉に似た生命観を感じた!!

12/12 13:05

巨樹の中は、空洞になっており、数人が入っても大丈夫なほどの空間が拡がっていた!!

12/12 13:06

若かったら登ってしまうのだが・・・とAさん!!

12/12 13:08

更にズームアップ!!

12/12 13:09

栃の巨樹を振り返ると、沢の方向に傾いて立っていた!!

12/12 13:19

涸れ沢に沿って下る!!

12/12 13:24

牛の寝コースとの分岐を通過!!

12/12 13:43

山葵田横を通過!!

12/12 13:43

登山路沿いのワサビ田は、廃れていたが、右手の沢には、ワサビ田が拡がっていた!!　林道の終点を歩く!!

12/12 13:43

沢に沿って山葵田が拡がっている!!

12/12 14:09

林道から小菅の湯に向かう道標で右折!!

12/12 14:11

前方の左側に小菅の湯が見えてきた!!

12/12 14:13

小菅の湯に到着!!　楽しい1日だった!!

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

matusan

当初、12/12〜12/13にかけて、飛龍山に登る予定だったが、計画が中止になったため、山岳会の仲間と大月市の富嶽十二景No.5の奈良倉山に登ることにした。奈良倉山への公共機関を利用してのアクセスは、12/13が最後となっているため、登山口の鶴峠に向かうバスの始発点であるJRである上野原駅のバス停には、20人近いハイカーが集まっていた。
殆どの乗客が終点の鶴峠まで乗車していた。ほぼ定刻の9:11に鶴峠に到着!!ここで登山の準備をして先に車で到着していたT仙人＆Aさんと合流した!!
奈良倉山目指してしばらく登ると、北方が開けた尾根道に出て、前方に当初登る予定だった飛龍山が見え、更に雲取山〜七ッ石山〜鷹ノ巣山に至る
石尾根の稜線が青空の下に広がっていた!!
気温は8度と高く、汗ばんできたため、衣服調整を行い、なだらかな登山路を登って行った。奈良倉山直下でちょっと傾斜がきつくなったものの、歩き易い登山路が続き、約1時間の登りで奈良倉山山頂(10:25)に到達した。
奈良倉山山頂の先に富士山方向の展望が開けている場所があり、そこから、富士山の雄姿が望まれた。この日は、曇りの天気予報が続いていたが、山頂からは、見事な傘雲を被った富士山の絶景を望むことが出来、更に、御正体山〜杓子山〜富士山〜三つ峠山に連なるパノラマを望むことが出来、想定以上の天気に感謝した。
富嶽十二景の絶景を楽しんだ後、T仙人ご推奨の林道に下ると、林道からは、富士山〜大菩薩連嶺の大パノラマを望むことが出来た。この後、ハイキングコースは、小ピークを巻く形になっていたが、T仙人にお願いして、小ピーク経由のコースを通って松姫峠へ出た。
松姫峠では、1日1本で今週末が最後のバスが停まっていたが、バス停で小休止を摂った(11:37)後、鶴寝山を目指した。起伏の少ないなだらかな登山路を登り、11:57に鶴寝山に到着した。山頂からは、富士山や大菩薩連嶺を望むことが出来、ここで昼食休憩を摂った。先程まで富士山山頂にかかっていた傘雲がなくなり、富士山の綺麗なシルエットの山容が拝めたが、上空には雲が拡がっていた。ポカポカするような陽だまりで食事を摂りながら、山座同定を楽しんだ。当初の計画では、松姫峠に戻りバスで小菅の湯に下る予定だったが、T仙人から歩いて小菅の湯に下っても、それほど遅くならないよとの助言をいただき、土地の巨樹を経由するコースで下山することにした。
12:33に鶴寝山を後にして、広葉樹林が広がるなだらかな尾根を下っていくと、沢の先に巨樹が見えた。幹回りが7mを越える巨樹で、幹の中は空洞になっていた。沢に向かって傾いているが、まだまだ元気そうだった。幹の表面は、ごつごつしており、屋久島の縄文杉を思わせる長年の風雪に耐えてきた風格を感じた。
ここから沢沿いの道をくだり、ワサビ田跡を通り過ぎ、林道の終点に至ると、現役のワサビ田が拡がっていた。この後、林道を下り、14:13に小菅の湯に着いた。道の駅で地ビールを購入し、大月行きのバスで帰路に就いた。
山行計画の急遽の変更だったが、想定以上の素晴らしい天気に恵まれ、富嶽十二景の奈良倉山からの富士山の眺望や大菩薩連嶺、石尾根等奥多摩の山々の眺望を楽しむことができた。このルートは、広葉樹林帯が拡がっており、紅葉もしくは芽吹き時に再度歩いてみたいと思ういいコースだった。