御池岳〜なごり雪を楽しもう、木和田尾から〜
- GPS
- 07:47
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,063m
- 下り
- 1,498m
コースタイム
- 8:15 子向井山 - 8:58 坂本谷分岐 - 9:24 白瀬峠(白船峠)- 9:35 冷川岳
- 10:11 コグルミ分岐 -10:43 真ノ谷出合 - 11:17 御池山頂
- 11:33 天狗の鼻 - 11:37 ボタンぶち - 11:55 昼食 12:52 - 13:04 P1194
- 13:35 真ノ谷 - 14:13 白瀬峠 − 14:32 坂本谷分岐 - 16:15 藤原簡易P
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
アイゼン、わかんは使いませんでした。 上り、木和田尾・子向井山ルートは、中部電力巡視路でよく踏まれています。 下山時の谷筋は、踏み跡ははっきりしていますが、荒れている箇所がありました。 ロガーのスタートが子向井山からになってます。あしからず。 |
写真
感想
景色が最高だった霊仙山。大満足の稜線歩きのあと、
どこへ行こうか悩みます。(実は、それが楽しい)
イブネ・クラシも行きたいが、テント泊でゆっくりしてみたいので、
お楽しみに残しておくことにします。
senrakuyaさんが未踏の鈴鹿セブンマウンテンから、御池岳へ登ることになりました。
滋賀県側の国道は、御池橋までしかまだ入れない。
そこから、御池谷を詰めるのは、これだけ雪がとけていると、きびしい。
鉄板のコクグルミ谷も荒れているし、国道が崩壊して、三重県側も通行止め。
T字尾根、テーブルランドの上り下りの足元が不安。
一度、湖南山岳会の一般山行に参加して、T字尾根を歩いた時は、山岳会のサポートがあったから歩けたようなものでした。
木和田尾ルートが残りました。山と高原地図では、破線でしたが、
巡視路はしっかりしてそうだし、ペンキも多い。
ルートの地形もイメージしやすい。
いずれ、藤原〜御池を縦走してみたいので、白瀬峠からカタクリ峠まで、
尾根筋を歩いてみたい。
カタクリ峠から御池岳へは、単独で一度歩いた経験もあるので、
このルートのピストンで決定。
藤原簡易駐車場につきました。ここの施設も立派ですね。
その前に、朝はごはんを食べたい二人でしたので、牛丼チェーン店へよって、朝ごはん定食をしっかり食べました。
これは、便利です!
白瀬峠からは、テーブルランドが見えました。
御池岳はほんとにスケールがでかい!
ここから、まっすぐ下りて、直登されているレコを読んでいたので、
その鉄人ぶりは、想像を超えました。
途中から一緒に歩いていただいた方も、白瀬峠から真の谷へトラバースしながら、
下りて、奥の平への尾根を直登の予定とききました。
あの壁はとても無理と思っていたので、おわかれして実線ルートの縦走路をぐるりと回っていくことにしました。
経験したルートに未踏のルートをつなぎ、少しずつ歩ける山域を広げてきたので、
今回もその方針は変えませんでした。
地図読みは、ロガーで確かめても、ズレはなし。調子いいです^^
先読みがうまくいっているのでしょう。
真の谷へ下りてからは、踏み抜き注意報をいっぱい出してもらい(笑)、
話に花が咲いていると、御池岳頂上につきました。
senrakuyaさんは、青空が見えるすばらしい初登頂となりました。
churaは、ガスにまかれたり、時間いっぱいで、近づけなかった天狗の鼻やボタンブチを歩けて満足です。
そのあと、奥の平へのぼって昼食休憩をとりました。
となりのピークの風裏では、団体さんがにぎやかに昼食を楽しまれていました。
おだやかな天気で、久しぶりにお湯を温めてカップめんをたべました。
のんびりしゃべっていたら、1時間も休憩していました。
ゆっくり出来たので、下山開始です。
ピストンの予定でしたが、P1194から真の谷におりて、白瀬峠を目指すことになりました。
壁に見えたテーブルランドも、上から見ると下れそう。
まっすぐが無理でも、斜めに折り返し、やばくなったら、ロープを出すことにします。
雪はいい感じでしたが、下に行くにつれ、当然薄くなって、踏み抜きます。
ズボ足でおりましたが、なんとかなりました。
いやらしいのは、雪がなくなった斜面です。
よくすべります。こけたら泥だらけ。
踏ん張りながら、1コケだけで、すみました(笑)
真の谷におりたら、白瀬峠への登り斜面はよく乾いていました。
足をできるかぎり上げて、がんばりました。
途中の植林を目印に、大体の場所を捉えて、白瀬峠を目指します。
中間点と上部の2箇所をチェックして、無事に白瀬峠につきました。
2度目の登頂気分が味わえました。
そして、今までで、一番緊張しました。
下山時は、三重県からこられた女性に坂本谷の福寿草の写真を見せていただき、
節分草の群生地もおしえていただきました。
来年は、福寿草や節分草の見ごろに訪れて見たいです。
壁のように見えて、とても無理と思っていたテーブルランド。
スケールのでかさに、のみこまれましたが、
一歩を積み上げれば、ゴールは必ず見えてくる。
その実現可能な範囲がすこし広がりました。
安心、安全を心がけ、経験をつんで、また、一歩まえに出てみる兆戦をしてみます。
今回もモチベーションをうまくあげてくれたsenrakuyaさんに感謝!
鈴鹿セブンマウンテンまでイーシャンテン。
残すは御池岳と釈迦岳。
今回は御池岳に決めました。
churaさんも一緒に来てくださるとのことでルートも車もお世話になりました。
御池岳は今まで登った山の中でもなかなか「遠い山」という印象。
木和田尾ルートもいい登りで休憩のタイミングも悪かったのか
二つ目の鉄塔までは調子が上がってこない。
そんな中、山暦20年という方とお会いする。
白瀬峠まで花の話や山の話をしながらご一緒させていただきました。
いやらしいと予想していたトラバースも雪も溶けていて無事通過。
白瀬峠に到着。
そこから我々は縦走路、先輩は峠を下ってトラバースして山頂に行くとのこと。
山頂で会いましょうと分かれる。
縦走路は霊仙山をみながらのいい尾根道。
次第に雪が顔を出し始めると「ヒップそり」のトレースを発見!
間違いない、彼女たちでしょ!
比良でたっぷり、春山の踏み抜きにやられたのでしっかり学習した。
倒木の手前は特に危険。
心が折れないように山頂を目指す。
churaさんとくだらない話で盛り上がりながら山頂。
そこから天狗の鼻、ボタンブチと散策。
好天にも恵まれ、静かで、深い、鈴鹿の山々を味わう。
奥の平で昼食をとる。
あまりにも天気が良くて、つい長居をしてしまう。
そこで奥の平から白瀬峠までの直降、直登のルートを選択。
地図とコンパスをセットしていざ!
白瀬峠から見た奥の平方面は壁のようにみえた。
距離750m標高300mを降りていく。
少し春の雪ややわらかくなった地面に足を取られる場面もあったがクリア。
真ノ谷に到着する。
気温15度。
暑い。
が、二人ともまだ心は折れていない。
コンパスを再度セットして白瀬峠を目指す。
距離にして500m、標高150mを稼ぐ。
歩きやすいところ、足に過負荷をかけないように一歩ずつ登る。
視界が開けてくると、目印の植林。
その辺りでテープと踏み跡らしきものを発見する。
無事、白瀬峠まで登り返した。
山頂にたどり着いた気分だった。
登頂もよかったがこのバリルートを歩けたことは自信になった。
天候や山の状況、churaさんもいたから達成できたような山行だった。
鈴鹿セブンマウンテン、テンパイ、リーチです^^
ヒルが寝ている間に行っときますか!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
木和田尾経て御池岳は結構距離ありますね、帰りの登り返しが辛そうです。
福寿草は見れなかった様ですが色々春の花が咲いてますね。
85枚目は同定が曖昧ですがヤマネコノメソウかも?
86枚目は緑っぽい花なのでオニシバリじゃないかと?
92、93枚目は惜しいです…ミヤマカタバミでしょう。
スミレは同定が難しく、花びらだけでは判別が出来ませんね。
シリセード跡…
我が家の物で相違ございません
8合目までの下りはとにかくトラバース→シリセードの繰り返しをして遊んでました
テーブルランドは時間が無く、今回は歩けなかったので、また暑くなる前に歩きに行こうと思ってます
おはようございます
鈴鹿はミヤマカタバミ咲いているんですね〜
比良はまだでした〜
お天気最高でしたネ お昼寝できそう
senrakuyaさん、セブンマウンテン制覇された時のポーズの楽しみにしていますネ (笑)
坂本谷の福寿草は、お出会いした方からも、下におりて、その対岸に咲いていたよと教えていただきました。
少しは下って探したのですが、足に余力がなく、次回の楽しみとなりました。
オニシバリ、どこかで見た花のように思ったのですが、
ぜんぜん名前が出てきませんでした。
教えていただいて、オニシバリで検索したら、沈丁花の1種なんですね。
これから、お花もますます増えてくると思います。
フラワートレッキング 、たのしみです。
テーブルランド、御池岳なのに、一つもお池巡りをせずに下りてきました。
国道のゲートが開いたら、便利になるので、そのときには、じっくり散策したいと思います
この日は、ほんとに暖かい一日でした。
帰ったら、ハイドレーションの水がほぼ空っぽでした。
武奈では、ほぼ満タンのこってましたけど・・・
セブンマウンテンの完登やら、あちらこちら、孫太尾根など、忙しくなってきましたね
churaは、あと入道ヶ岳と釈迦ヶ岳を残しています。
滋賀縛りとなると、竜ヶ岳、藤原岳も再アタックしなければなりません。
nakato932さん
木和田尾ルートの距離も確かにそうですが、なかなかペースが上がらないのは自分の不摂生が原因です。
登り返しは、「一歩ずつ行けば・・・」と思いながら歩くと意外と近かったです。気象条件にも助けられました。
花の名前を覚えるのが苦手でしたが、興味わいてきたので図鑑購入して、「花同定山行」も計画中です!
utaotoさん
シリセード跡、見つけたときはピンときましたよ
楽しそうな光景が眼に浮かびました
bebebeさん
制覇のポーズは考えています
churaさんの入道待ちにしようかな
比良でもミヤマカタバミ見れるんですね 。
探しにいきます
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する