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Yamareco

記録ID: 2803381
全員に公開
ハイキング
中国山地西部

広島県 宮島(岩船岳・あての木浦)

2020年12月16日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:30
距離
25.3km
登り
1,420m
下り
1,415m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:31
休憩
0:59
合計
8:30
6:39
13
6:52
6:52
5
6:57
6:57
29
7:26
7:26
16
8:03
8:03
11
8:18
8:18
29
8:47
8:47
37
9:24
9:24
7
岩船(タイタニック岩)
9:31
9:46
17
10:03
10:03
18
10:21
10:21
5
10:26
10:26
17
10:43
10:43
2
10:45
10:55
17
あての木浦 表示板
11:12
11:12
20
11:32
11:32
64
12:36
12:47
11
12:58
12:58
41
13:39
13:51
2
13:53
13:53
19
14:12
14:12
26
14:38
14:49
1
大元公園休憩所
14:50
14:50
6
14:56
14:56
13
厳島神社出口
15:09
天候 ◆2020年12月16日(水) 晴れ 時々 小雪
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
◆JR山陽本線(宮島口駅)&広島電鉄宮島線(広電宮島口駅)  
 train JR宮島口駅・時刻表 
   https://www.jr-odekake.net/eki/timetable.php?id=0800618
 train 広島電鉄・時刻表    
   http://www.hiroden.co.jp/cgi-bin/rlist.cgi

◆宮島口桟橋〜宮島桟橋
 ship JR西日本宮島フェリー http://www.jr-miyajimaferry.co.jp/time/
 ship 宮島松大汽船      http://miyajima-matsudai.co.jp/schedule/

◆宮島口周辺駐車場
 car http://www.maroon.dti.ne.jp/usaco/momi/p_map.htm
コース状況/
危険箇所等
◆桟橋〜多々良林道・三ツ丸子山登山口
人混みを避けたい場合は、町屋通りに入れば観光客はほとんどいません。表参道商店街は10:00ぐらいまでなら観光客も比較的少ないです。ただハイシーズンは何とも言えません。大元公園を過ぎれば人はほとんどいません。
多々良林道・三ツ丸子山登山口までは舗装路です。車も通ります。
◆多々良林道・三ツ丸子山登山口〜岩船岳
先峠分岐まで水量の少ない沢を何度か渡りながら登っていきます。ポイントとして行き詰まったら沢の対岸を見てください。踏み跡やテープがあります。
海軍省の石碑が建つ地点まで来て岩船岳縦走路と合流します。比較的分かりやすい道であまり問題なく進めると思います。モジャモジャ岩の手前あたりから右に折れてまた左に折れてと少し分かりづらくなります。モジャモジャ岩の直下も道なりに斜めに行くのかなと思ったら実はグイっと上向きに登り上げるとか分かりづらいです。モジャモジャ岩までくればあとは道なりです。樹林帯にある岩船岳の山頂標識があるところから左手、南側に少し進むと岩場があり眺望が見事です。
◆岩船岳〜あての木浦
岩船岳を出て岩場があります。岩場をへばりつくように進んでいきます。ふと足元を見ると「下降するのかな?」と悩む箇所がありますが基本的にへばりついたまま、極端にいうと上に向かうようなイメージで進むと自然に踏み跡に乗れます。次にグイっと右折して急降下する箇所があります。右折しないで真っすぐ進みがちなので要注意です。
御床山を少し過ぎると展望が一気に開けます。昨年12月、地元山の会の方々によってあての木浦〜御床山間の刈り払いをしていただき高速道路となっています。
この区間は海軍照射所跡周辺が厄介です。真っすぐ降りてしまいがちなのですが右折します。右手にコンクリート造りの四角い貯水槽のような背の高い建物が見えたら右側を要注意です。右折して海軍施設跡を抜けると今度は左折します。しばらく進むと中に入ることもできる建物があります。左手の建物に沿うように進みます。そうするとまたシダの中を降りて行くことになります。「あての木桜」は行き過ぎると門柱跡が出てきます。お気を付けください。あての木浦はいくつか浜に出られる道があるようですが戻るとき分からなくなることがあります。樹林帯から一気にパーッと海が広がって勢いよく砂浜に出る前にどこに戻れば良いか確認するようにしてください。
◆あての木浦〜広大植物実験所
特に下谷〜御床浦、だんご岩が難しいです。開拓農家跡のなかを抜けていくのですがこれがまた厄介です。真っすぐ進んで右折する、右折ポイントを間違えると海に出てしまうというのが基本ですがそこに沢を渡る、開拓農家跡のフェンス沿いに行くのかそうでないのか、目の前の尾根をグイっと乗り越える箇所もあれば左手、海側を巻くとかいろいろあります。室浜砲台跡、広大植物実験所まで来ると安全地帯です。舗装路になります。
御床浦周辺のいくつかある開拓農家群跡はよほどの力量がないと単独でいきなりは厳しいと思います。西向き東向きかかわらずだと思います。
泥濘=あての木浦〜長浦から御床浦あたりぐらいまで泥濘が大変です。
下谷の表示板までくるとそこを右折するようになっていますが、数メートル程度戻ると巻き道があります。
◆ニホンザルの生息調査
宮島では1962年(S37年)、観光目的他でニホンザルを香川県小豆島から連れてきて弥山周辺に放していました。当然のことながら増えすぎて農作物などに被害が出るようになり、2010年(H22年)全頭確保し日本モンキーセンター(愛知県犬山市)で保護してもらうことになりました。ただ、現実どうしても確保漏れがあり現状把握がなされているものと思われます。
大川越周辺、御床山、長浦、大江浦で生息を確認するための録画装置が設置されていました。重要な調査なのでいじらないようにとのことでした。
本日は大川越、御床浦周辺で1匹ずつ目撃しました。小猿でした。
◆トイレ
桟橋〜大元公園にいくつか公衆トイレがあります。24時間です。
2019年8月、表参道商店街に開設された「TOTO宮島おもてなしトイレ」
https://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/site/kanko/47562.html

※自身の備忘録の要素が強い内容になっています。お取り扱い、ご注意願います。
始発のフェリーで宮島に
渡ります。
27
始発のフェリーで宮島に
渡ります。
国重文・五重塔
時間短縮のため町屋通で。
27
国重文・五重塔
時間短縮のため町屋通で。
多々良林道入口
左折します。
4
多々良林道入口
左折します。
ここから舗装林道を離れ右手
の登山道へ入ります。
4
ここから舗装林道を離れ右手
の登山道へ入ります。
イノシシの痕跡が其処かしこ
にあります。笛持参で。
7
イノシシの痕跡が其処かしこ
にあります。笛持参で。
海軍省石碑が建つ地点で岩船
岳縦走路に合流します。
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海軍省石碑が建つ地点で岩船
岳縦走路に合流します。
ニホンザルの生息調査が
継続して行われています。
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ニホンザルの生息調査が
継続して行われています。
こちらがその録画装置です。
今日、二匹見かけました。
8
こちらがその録画装置です。
今日、二匹見かけました。
振り返ると弥山、駒ヶ林など
宮島の峰々を遠望することが
できます。
17
振り返ると弥山、駒ヶ林など
宮島の峰々を遠望することが
できます。
岩船岳の奇岩エリアに入って
きました。
まずはモジャモジャ岩
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岩船岳の奇岩エリアに入って
きました。
まずはモジャモジャ岩
岩船岳の由来になった岩船
一部地元の間ではタイタニッ
ク岩とも呼ばれています。
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岩船岳の由来になった岩船
一部地元の間ではタイタニッ
ク岩とも呼ばれています。
メタボチェック岩
僅かな隙間を通り抜けると
間もなく岩船岳です。
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メタボチェック岩
僅かな隙間を通り抜けると
間もなく岩船岳です。
岩船岳
出発して2時間52分でした。
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岩船岳
出発して2時間52分でした。
南側の眺望エリアへ
ここだけ暖かかったです。
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南側の眺望エリアへ
ここだけ暖かかったです。
キスチョコ島(小黒神島)の
向こうに能美島
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キスチョコ島(小黒神島)の
向こうに能美島
瀬戸内海最大の無人島、
大黒神島
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瀬戸内海最大の無人島、
大黒神島
御床山を過ぎると視界が一気
に広がります。
阿多田島が見えています。
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御床山を過ぎると視界が一気
に広がります。
阿多田島が見えています。
眼下には山白山とあての木浦
の沖に浮かぶ可部島、大竹・
和木のコンビナート群です。
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眼下には山白山とあての木浦
の沖に浮かぶ可部島、大竹・
和木のコンビナート群です。
海軍照射所跡
紅葉に敷き詰められた径路を
進みます。
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海軍照射所跡
紅葉に敷き詰められた径路を
進みます。
海軍照射所跡
太平洋戦争の遺構です。
頑丈な造りです。
11
海軍照射所跡
太平洋戦争の遺構です。
頑丈な造りです。
刈り払いを昨年12月にして
もらっているのでとてもスム
ーズに降りれました。
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刈り払いを昨年12月にして
もらっているのでとてもスム
ーズに降りれました。
あての木浦
風が強く瀬戸の穏やかなはず
の海も波が荒かったです。
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あての木浦
風が強く瀬戸の穏やかなはず
の海も波が荒かったです。
あての木浦
ここから大川浦までの約1時
間30分が正念場です。
29
あての木浦
ここから大川浦までの約1時
間30分が正念場です。
海岸沿いに付けられた道から
見える海の色は夏のようでし
た。勘違いですが。
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海岸沿いに付けられた道から
見える海の色は夏のようでし
た。勘違いですが。
開拓農家跡
道迷いが多発する緊張感あふ
れるエリアに入りました。
7
開拓農家跡
道迷いが多発する緊張感あふ
れるエリアに入りました。
開拓農家跡
いくつか集落跡があるうちの
一つで鉄骨が残る廃屋
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開拓農家跡
いくつか集落跡があるうちの
一つで鉄骨が残る廃屋
下谷表示板
このあたりは泥濘が激しく
イノシシの痕跡も多いです。
5
下谷表示板
このあたりは泥濘が激しく
イノシシの痕跡も多いです。
これがイノシシの痕跡、
ヌタ場です。デカいです。
いくつもあります・・・。
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これがイノシシの痕跡、
ヌタ場です。デカいです。
いくつもあります・・・。
開拓農家跡
このタンクが見えたらフェ
ンス沿いに進みます。
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開拓農家跡
このタンクが見えたらフェ
ンス沿いに進みます。
開拓農家跡
組まれた石垣は崩れることな
く今もしっかりしています。
(この先で道を失いました)
8
開拓農家跡
組まれた石垣は崩れることな
く今もしっかりしています。
(この先で道を失いました)
開拓農家跡
三輪トラクターの残骸が
往時を偲ばせます。
(道に戻り写真を撮る余裕も)
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開拓農家跡
三輪トラクターの残骸が
往時を偲ばせます。
(道に戻り写真を撮る余裕も)
大野瀬戸を挟んで対岸の経小
屋山が雪雲のなかに包まれて
います。
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大野瀬戸を挟んで対岸の経小
屋山が雪雲のなかに包まれて
います。
大川浦
ここまで来るとだいぶ
安心できます。
4
大川浦
ここまで来るとだいぶ
安心できます。
海岸沿いに付けられた径路か
ら岩船岳の北面を眺望するこ
とができます。
12
海岸沿いに付けられた径路か
ら岩船岳の北面を眺望するこ
とができます。
宮島の水平歩道
対岸を走る山陽線の音も
聞こえる箱庭的空間です。
13
宮島の水平歩道
対岸を走る山陽線の音も
聞こえる箱庭的空間です。
室浜砲台跡
対バルチック艦隊で造られた
日露戦争の遺構です。
21
室浜砲台跡
対バルチック艦隊で造られた
日露戦争の遺構です。
大元公園
「今日はどこ行ってたの〜」
        by shika
42
大元公園
「今日はどこ行ってたの〜」
        by shika
宮島水族館

   名残の紅葉
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宮島水族館

   名残の紅葉
厳島神社 出口
さすがに今日は平日ですし
寒いしで人が少ないです。
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厳島神社 出口
さすがに今日は平日ですし
寒いしで人が少ないです。
表参道商店街も人が少ないで
すがさらに少ない町屋通りで
桟橋へ向かいます。
5
表参道商店街も人が少ないで
すがさらに少ない町屋通りで
桟橋へ向かいます。
宮島口へ向かうフェリーから
厳島神社を抱くような弥山と
駒ヶ林の尾根が見事です。
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宮島口へ向かうフェリーから
厳島神社を抱くような弥山と
駒ヶ林の尾根が見事です。
フェリーの左手の海を見ると
宮島と本土のあいだにはもう
日が傾き始めています。
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フェリーの左手の海を見ると
宮島と本土のあいだにはもう
日が傾き始めています。
翻って右手を見ると、、、
極楽寺山は雪雲のなかに
包まれています。
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翻って右手を見ると、、、
極楽寺山は雪雲のなかに
包まれています。
広電宮島口駅

宮島線で実家に戻ります。
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広電宮島口駅

宮島線で実家に戻ります。
うえの あなご飯弁当
実家に戻って食べます。
至福の味わいです(^^)
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うえの あなご飯弁当
実家に戻って食べます。
至福の味わいです(^^)

感想

年に1回は「あての木浦へ!」ということで
時折、小雪舞う宮島に出向いてきました。

昨年12月、御床山からあての木浦までの径路
を地元山の会の方々に刈り払いしていただき
ました。1年が経った今も健在で高速道路状態
のなか、海岸まで降りることができました

御床浦周辺の開拓農家跡を抜けるのに今回は
いつも以上に難儀しました。
新たな道迷いパターンを蓄積することになり
ましたが次回以降の教訓にします(^^;


☆☆☆あての木浦・記録☆☆☆(201216現在)
2016年・・・4回(うち1回は山白山経由)
2017年・・・1回
2018年・・・2回(うち1回は革篭先経由のため岩船岳には行かず)
2019年・・・1回
2020年・・・1回
   ※岩船岳は2015年以前に2回登頂しているので計10回登頂

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広島県 宮島・岩船岳&あての木浦-御床浦-大川浦
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

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