渋描き隊長&ai♡ 高ドッキョウでドキョウ試し?!危ないコンビの今年の悪路ナンバー1(第26弾)
- GPS
- 07:00
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,280m
- 下り
- 1,167m
コースタイム
天候 | 晴れ ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
HB車:樽峠登山口に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
高ドッキョウ〜徳間峠間:岩場・ロープ複数あり。通行注意 徳間峠〜徳間峠間:道崩落・ロープ、通行に苦労した箇所複数あり。通行注意 危険でないところも危険!(by hamburg) 低山でもヘルメットを被りましょう!(低山でもヘルメット着用推進本部) 三角点を大事にしましょう(by aideiei) |
写真
感想
4年位前に高ドッキョウという山名をaideieiさんから初めて聞きました。「変な名前、どこにあるの?」と尋ね「山梨百名山で山梨県と静岡県の境にある山」と教えてもらいましたが、当時の私は「ふ〜ん」程度で関係のない山と思っていました。そんな高ドッキョウに、家からの赤線(歩いた軌跡)が繋がりました。
当初の計画では、徳間峠から赤岳・砂子山・田代峠を経て奥山温泉に行く予定でaiさんの車を奥山温泉に置きました。
しかし、私の立てた計画が甘く、徳間峠に着いたのは11時30分でした。徳間峠から田代峠経由奥山温泉までのヤマレコマップによる所要時間は約4時間半です。徳間峠から先も岩場・ロープがあることも予想され、このままいくとヘッテン利用になってしまう恐れがあり、また狭い暗い林道を車で走らなくてはならなくなります。そこで、aiさんと相談し、徳間峠から下山することにしました。
ところが、これまた徳間峠からの登山道がかなり酷い状態でした。道がわからず右往左往していると下の方から「沢を渡って」と声が聞こえてきました。途中ボランティアと思われる方が登山道の整備をされており、私たちの様子を遠くから見ていてくれたようです。倒木の箇所には迂回路、崩落個所にはロープが張ってあり本当に助かりました。ありがとうございました。
徳間峠登山口(駐車場)に着き、ai車(奥山温泉)に向かうか、HB車(樽峠登山口)に戻るか検討した結果、予定通り篠ノ井山への赤線繋ぎに備え、ai車に行くことにしました。奥山温泉へ車道で登ることになるとは夢にも思っていませんでした。
aiさん、お疲れさまでした。ありがとうございました。
道の様子の紹介は、aiさんに任せます。
hamburg 🚃
渋描き隊長 😕✏
【参考 ヤマレコマップに記載の所用時間】
樽峠〜高ドッキョウ:2時間12分 (→HB&ai:1時間35分)
高ドッキョウ〜徳間峠:1時間1分 (→HB&ai:1時間5分)
徳間峠(1時間8分)〜赤岳1055m(14分)〜深田尾峠(52分)〜砂子山1159m(34分)
〜田代峠(27分)〜林道田代峠線終点(1時間18分)〜奥山温泉:合計4時間33分
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この地域、山梨百名山である貫ヶ岳と高ドッキョウをダブルピストンしている記録が結構あるが、高ドッキョウを越えて向こう側に歩いている記録はあまり見ない。今回、その道を使い奥山温泉まで車2台作戦で歩こうというわけだ。奥山温泉まで赤線が繋がればその次には篠井山が待っている、いずれも自宅からの赤線が2名ともつながる予定になる。
で、実際に歩いてみて、この難路・悪路のこともあるのでほとんどの方は高ドッキョウで引き返しているのではないかと思った。
楢峠までは貫ヶ岳の時に歩いた道と同じで、既視感がある。難度があるところがないこともわかっているのだ。
高ドッキョウまでの道も、細い尾根や急坂を登るが難路までとは言えない。普通に通過できる道だ。そして、富士山を撮影し、山梨百名山を一座増やしたことを喜び、いつもの写真撮影を済ます。その奥も一見なだらかに下っているように見える。
高ドッキョウから徳間峠までは標高差約250m下る、そのほとんどがロープ場、細尾根、ざれた礫岩なのである。礫岩の礫は崩れやすく、崩れたところは摩擦係数が少なく、登山靴であっても横滑りなどを起こしてしまう。必要十分なロープは張られているが、慎重に通過をしなければならない、そして、幅50僂曚匹虜挌根を下っていくのだ。今年一番の悪路であると思う。
そして、徳間峠で考えた、現在12時前、2人ともヘッドランプは持っている、コースタイムを見るとギリギリか、でもこの先の道もロープ場多い難路であることも考えられる。奥山温泉で車を回収したとしても、そこから楢峠登山口に置いた一台を回収しに行かねばならない、楢峠への道も結構悪路なのだ。
結局、徳間峠登山口に下山を決めたが、そちらの道も昨年の台風被害が解消されていない難路であった。ピンクテープが散らばっているような道、どこが本線かわかりにくい、そして岩のトラヴァース。ぎりぎり1cm程度の岩の出っ張りに足をかけ、ロープをつかみ2歩行ったところで足が外れ3mほど落下した。ロープをつかんでいたので、着地まではしなかったが岩場で宙づり、絡まったロープをほどきながら手近な岩に足を置く、こんなトラヴァースの通過の仕方であった。
下に軽トラックを置いて作業をしている人もいて、ああらしいロープ類もかけられているようだが、足元の土が非常に崩れやすくて、半分崩しながら下っていったような気がする。
と、こんな感じで這う這うの体で徳間峠まで下山した。
その後もきつかった、いったんは車道を下るが、そこから奥山温泉までの道路歩きを6km、しかもずっと登りであった。朝食も昼食も食べていない私は少々ハンガーノック状態になり、手も冷たくなりながらへいこら登っていった。
何とか、奥山温泉に駐車した車を回収し、篠井山への道(赤線拠点)を確保した私たちは楢峠のHB車を明るいうちに回収し、解散した。
それから私は、道の駅「とみさわ」で、ざるそばを頂き、なんぶの湯で湯船につかりながらうとうとと・・・。
その後、新東名高速新静岡SAにて、テンジン屋の静岡おでんを食べながらじっくりと寝てしまった。次の日は山は寒いので平地歩きにしようと決心しながら・・・。
コメント
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HBさんaiさんこんばんは。
アスレチックな山道と長い林道の道歩きお疲れさまでした!!
自分もこの付近ピストンの記録ばかりだな と思っていました。
貫ヶ岳、高ドッキョウ、篠井山を繋げるのに分割で行くに徳間峠〜徳間峠登山口を使いたいなと思ってはいたのですが倒木が凄いと、ここ二年で二人くらいしかレコに上がっていない事を知っていたので違うルートで考えていました。
しかし今回のレコで徳間峠登山口〜徳間峠がボランティアの方々の手によって整備が進んでいると知り当初計画したルートで計画を練り直そうかなと思いました。
と言っても回復まで時間がかかるのでまだまだ先になりそうですが
登山道と林道の最新情報ありがとうございました。
kr
krさん コメントありがとうございました。
徳間峠〜徳間峠登山口は、二年で2件しかレコ上がっていなかったのですね。登山口に標識もあったので、普通に歩けると思っていました。
徳間峠から田代峠も魅力的だったのですが、安全第一で考えました。
奥山温泉〜田代峠〜赤岳〜徳間峠を歩くときは誘ってください。
hamburg
krkdxさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
高ドッキョウを越えてからの岩場がいやらしかったですね。そして、落ちそうになる細尾根、2回目に行きたいところではありませんね。
しかしながら、篠井山登山口奥山温泉までは赤線が繋がりました。次の篠井山はkrkdxさんも未踏だしみんなで行きたいですね。
あと徳間峠までの道路の道も大変で、軽トラかパジェロかランドクルーザーか、車高が高い車が必要だと思います。下りで使うのはしんどい道出下が、登りだったら先が見えやすいと思いますよ。
また、一緒に歩きましょう。
aideieiでした。
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