横岳 〜 三ツ岳 〜 雨池山
- GPS
- 03:54
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 350m
- 下り
- 347m
コースタイム
- 山行
- 3:12
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 3:54
・山頂は晴れ、微風。 ロングスパッツ装着、ログスタートして横岳へ!
のつもりが、写真1枚撮ったらスマホがブラックアウト! 温めても復帰せず。
ログはGPS-Watch、写真は予備で携帯していたデジカメで。
・思っていたより雪が多く、トラブったついでにベンチに座ってアイゼン装着。
・眼鏡の曇り止めは必須でも、水滴が氷結して一人ホワイトアウト。
水分付着はこまめに除去が必要。
※ ログとデジカメに約13分の時間ずれあり。
◆山頂駅 〜 横岳
想定以上に雪があったため、アイゼンを装着。軽アイゼンでも可かも知れませんが、とりあえず長爪で。主ルートは踏み固められていて、ワカンは不要でした。
坪庭から先は、樹氷の中を北横岳ヒュッテまで約150mを登ります。
ヒュッテから約90m登ると北横岳南峰。山頂からは360度の展望ですが、強風が待ち受けています。
そこから北峰へ。蓼科山の眺めが良くなり、同じく360度の展望ですが、強風のため長居は禁物、大展望を楽しんで、即下山しました。
◆北横岳ヒュッテ 〜 三ッ岳 〜 雨池山 〜 山頂駅
ヒュッテの先に分岐があり、三ッ岳方面は岩場が多く危険の警告があります。三ッ岳方面の分岐に入るとひっそりとして、雪質も異なり、静かな雪上ハイキングとなります。しかし、徐々に岩場が多くなり、最後に現れるのは岩稜帯のピークです。
斜めにかけられた鎖を頼りにピークに到達しますが、山頂は狭く、身動きが取れません。また、そこから先のルートが不明瞭で、ルート探しに難儀しました。所々、岩に赤または白のペイント〇印がありますが、雪に隠れていると見えません。岩も大きく、どのようにして越えてゆくか、しばしば立ち止まって思案しながら進みました。
三ッ岳とは、景、曲、喫の3つの岩稜ピークが連なった山で、今回は時計回りで周回しましたが、反時計回りの方が登りで鎖場や急登があって、アイゼンの効きを楽しむには良さそうです。
三ッ岳を越えると、もう一度、樹氷地帯の中の雨池山への登り返しが待っています。山頂は展望がありませんが、少し先に展望台と称する場所があり、正面が開けます。そこを下ると雨池峠に出て、本日の登山は終了、周囲の山々と樹氷を眺めながら山頂駅に戻りました。
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
当初の予定を変更して、10月末に蓼科山から縦走した横岳方面に行くことにしました。通常は、登山ルートを作成してGPS-Watchにダウンロードし、スマホとWナビにしていますが、今回は手書きメモで、えいや〜の周回ルート。横岳だけではなく、意外にピークが沢山あり、思っていたより楽しめそうな感じでした。ロープウェイでのお気楽雪上ハイキングのつもりでしたが、結構、想定外のことが多く、難儀しました。
◆想定外
ヽ野市内の渋滞・・・通過に30分以上。雪もないのに何故渋滞?
▲好泪杪┘屮薀奪アウト・・・低温に弱いとは思っていましたが、こんなに弱いとは。最初から寒気にさらさないように配慮していましたが、外気に出して数分持たずにオシャカ。再起動もできず、仕方なくGPS-Watchのみのログでスタート。
写真はデジカメで撮りましたが、こちらも0〜40℃仕様のため、動作が怪しい。液晶画面に筋が入ったようになったり、で、なるべく撮影は最短時間にしました。
4禧世良后ΑΑΥ禧世瞭泙蟷澆瓩鷲須ですが、それでも水分がレンズに付着します。それが、気付かないうちに氷結し、視界を白くして妨げていました。
北峰でそれに気づき、大岳方面の樹林帯に入って風を妨げ、レンズの氷結を剥しましたが、結構張り付いていて取り除くのに苦労しました。
せ哀坦戞ΑΑΔ舛磴鵑板瓦戮討覆ったので、ハイキングコースと思っていましたが、このルートは他とは異なり岩場ルートでした。大岳から双子池ルートで下山した時のような山容で、この一帯だけ異色のようです。三ッ岳とは、ピークが3つある、と言うことも、掘↓供△髪曚┐董△笋辰畔かりました。岩が大きく登り難いのと、マーキングが岩のペイント上にあるため、雪に隠れていると見えず、ルート探しに難儀しました。当初は、反時計回りの周回を想定していましたが、登り的にはそちらの方が楽しそうです。
ダ磴鳩平АΑΑθヶ岳方面は雪はあまりないと思っていましたが、頂上駅付近から想定以上の雪があり、また、樹氷もとても綺麗で、どのルートを歩いていても飽きることがありませんでした。また、樹林帯は防風林となり、頂上以外は風は気にならず、快適な雪上ハイキングを楽しめました。
λ困貶・・・下山後、山麓駅にトレッキングポールを忘れてきてしまいました。
メールでロープウェイ会社に相談すると、現物を確認したので、着払いで即送って頂けることになり、翌日には戻ってきました。対応が早く、とても感謝しています。
色々な想定外はありましたが、総じて雪山登山を楽しむことができました。でも、ルートや状況は、もう少し、事前の調査と準備が必要、と言う事が分かり、良い教訓になりました。
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