魚沼連峰・金城山周遊(滝入コース─水無コース)
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 1,068m
- 下り
- 1,065m
コースタイム
- 山行
- 3:49
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 5:26
天候 | (1日目)晴れ時々曇り (2日目)曇り後雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2003年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
真夏に歩く道ではなかった(苦笑)。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
サブザック
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
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感想
8月16日、新潟県魚沼郡の名山・金城山へ出掛ける。天気予報によると、北陸では今日は晴れで明日は雨。これが長野県中部以南になると今日も曇りで明日は雨。ってことで、出掛ける先は「北ア北部または上信越の山で、今日のうちに頂上に登って、明日雨降る前には下りてこれるところ」に限定される。その条件にハマった山が金城山だった。標高1,400 m に満たない金城山は真夏に登る山ではないが、今年の夏なら...と思って挑んだワケだが...。
約4週間前の『フジ・ロック』の時に走った国道253号線をクルマで東進。六日町の金城山滝入コースおよび水無コースの登山口(一合目)に着いたのは午後1時。「沢コースと尾根コースがある場合は、沢コースは登りに、尾根コースは下りに使え」という登山の鉄則に従い、滝入コースに入る。が、歩き始めて10分もしないうちに、汗がダラダラ流れ止まらなくなる。気温は低くても、陽差しは8月のそれだ。陽が照りつけると、暑い〜!!! 8週間ぶりの登山ってことで、こちらの不摂生のせいもあるんだろう。完全に水バテ。クーラーの効いた部屋でアイスコーヒーばかりガブ飲みしててはいけなかった(苦笑)。で、よせばいいのに、小屋泊まりの予定なのに、テント一式込みのフル装備+『iBook』持ってたので、荷物も重い。三合目でもうヘロヘロ。だけど、このヘロヘロの状態で今登ってきた沢コースを下ると遭難リスクが大きそうなので(マジで!!!)、後には引けなかった。だけど、長年山やってると、どうすりゃいいか対処法が分かる。とにかく汗が止まるまで水断ちだ。カラダのなかの余分な水分が抜けるまで水は飲まない。このようにしたら、いつもの調子を取り戻してきた。八合目くらいまで登ったところでようやく水を「解禁」。一時は「頂上到達はムリか?」と危ぶまれてたが、無事に頂上に到着。今夜の宿泊場所の金城山避難小屋には18:40着という、私の登山歴のなかでも稀にみる遅い到着になった。小屋には誰も居ないのが分ってたからね。遅く着いても誰にもメーワクかからないし。そして、予想どおり、誰も居なかった。コースタイム5時間の日帰りの山だからアタリマエだ!(笑) その日帰りの山を1泊2日で重い荷物かついで登る私はそーとーの変わり者だけど(苦笑)。里山だからケータイ電波拾えるかと思ったら、圏外。『iBook』持ってきた意味全くなし。
翌8月17日は朝5時半に小屋を出て、金城山水無コースを下る。越後の山には豪雪で磨かれたヤセ尾根を持つ山が多いけど、此所はモロにそれで、コース踏み外したら谷底へまっ逆さま...みたいなまったく気の抜けない下りが延々と続く。2合目から下って沢に出るまでホント気が抜けなかった。で、その沢から8分歩いたところに私のクルマが駐まってた...と(苦笑)。地獄から天国へ一気に生還した気分(苦笑)。8:08、登山口(一合目)に戻ったところで、雨が降り出した。無事に頂上踏んで帰って来れたけど、野球に例えたら「8失点で完投勝利」だな(苦笑)。
(当時の『GRACE UNDER PRESSURE』の記事をほぼ原文のまま編集)
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