川苔山、蕎麦粒山 ひとりぼっち
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 1,841m
- 下り
- 1,591m
コースタイム
06:40 ズマド山
08:30 川苔山
09:45 蕎麦粒山
10:30 一杯水避難小屋
11:35 東日原バス停
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:西東京バス東日原→JR奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
取り付き地点に標識がなく、わかりにくかった 危険個所は特に無し |
写真
感想
今回の計画は、当初、一日目、川井駅から一気に雲取山荘まで行く予定でした。二日目は、雲取のピークを踏んで、そのまま石尾根を下る。一日目は、地図上のコースタイムにして15時間ほどの長い行程です。
が、初日の途中で断念。
詳しくは後述します。。。
今回の山行目的は、三つ、
一、夏山縦走に向けてのトレーニング
二、連日行動の二日目以降の行動力(スタミナ)を確認する
三、ツェルトの積極的活用(試しに使ってみる)
しかし、あいにくの天気予報...まず、出発前日にかなり悩みましたが、夕方までは天気がもつようでしたので、その頃までに雲取山荘につければな、と思い実行を決めました。天気以外にも体力的な不安もあり、当日も、要所要所で継続か中止かの検討をしました。
取り付きを間違えて尾根に戻ったり、地図の確認を怠ったために、登る必要の無いピークを踏む為に無駄な体力を消耗したりして、結構ヨレてきていたのです。
最初は、川苔山。ピークに着いたら誰かいるだろう、と思っていたら、人っ子一人おらず。どうやら皆さん、爆弾低気圧並み?という予報で週末のヤマを諦めた模様。やっぱりそれが常識的で正しい判断なのか?改めて計画続行に疑問を投げかけました。
しかし、時間もまだ早いので(8:30だった)、エスケープルートもあるし、とりあえず、一杯水避難小屋まで行ってみよう、ということに。一杯水避難小屋に着いて、改めて考えます。
「体力的にはどうか?」
「行けないことは無いが、これは自分の体力的限界に挑むギリギリの線だ」
「時間はどうか?」
「17時には雲取山荘に着けるだろう」
「その頃の天気はどうか?」
「その頃にはもう雨が降り始めているだろうが、小降りか土砂降りかはわからない」
「最悪、どうしますか?」
「雲取山より手前に酉谷避難小屋があります」
「でも、一人で避難小屋なんて恐くないかな?」
「恐い、僕には無理だ」
「奥多摩ならいつでも来れるんじゃ無いかな?」
「そうだ、週末のプランだし、またチャンスはあるはずだ」
「じゃあ、いつやるのか?」
「今、、、じゃない!」
危うく東進ハイスクールの罠にはまるところでしたが、下山しました。大分気が楽になり、ヨコスズ尾根を軽快に下りました。途中余裕が無くてしまっていたカメラも取り出し、撮影も再開。舗装道路に出たら、東日原のバスが止まっており、ちょうど動き出したところ。慌てて走って、バスを止めてもらい、乗車、無事奥多摩駅に帰還しました。
今回は、20キロも登山道を歩いたのに一人の登山者、動物にさえ遭遇することがなく、誠に寂しい限り。ある意味孤独と不安に負けたヤマでした。目的も一つも果たせませんでしたしね。
でも、帰って来て、外の雨を見ると、これで良かったと思います。結局単なる趣味なんだから、適度で良いのだから。体力的にもギリギリで、着く頃にはボロボロだったでしょうし、しかもビショ濡れだったら、、、嫌ですよね。それにツェルト泊したら、浸水して、、、
これからも楽しく適度にヤマを楽しみたいと思いました!
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