鈴鹿/鎌ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 783m
- 下り
- 765m
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
鈴鹿/鎌ヶ岳 宮妻峡からピストン
with H氏
2月21日
4:30
起床。日帰りで山に行く時は、起きてから5分以内に台所で湯を沸かすところから始まります。テルモスに水を入れ、鍋に移す。陶器のマグカップに水を入れ、鍋に移す。鍋の湯が沸いたらティーパックを2袋投入し、忙しなくパックを動かして素の紅茶を作ります。大さじ2杯のノンカロリー液体シュガーを投入し、目分量でブライトも投入してかき混ぜます。その間もずっと弱火にかけたままです。ギリギリまで高温を維持したいのです。大さじで味見し、美味しければ・・・「何か良い山行になりそうな気がする・・・」などと言いながら、完成したミルクチーをテルモスに移し、残りをマグカップに注ぎます。マグカップの熱々の紅茶を飲んでいる間にやっと頭のてっぺんから足のつま先まで目覚めます。
5:30
前回はH氏の車だったので、今回は私が車を出し、H氏宅に迎えに行きました。
豊田東ICから高速に乗り、愛知県の湾岸線経由で東名阪の御在所PAにピットインし、温かいラーメンを食し、コンビニでおにぎりと味噌汁を購入し、日の出直後の四日市ICから宮妻峡に
向かいました。いつもの通りです。ルーティン化しています。
いつもの宮妻峡の舗装駐車場をスルーし、かずら谷の入り口近くの無舗装駐車場に車を止めました。1台先着の車がありました。
7:55
装備を整えて駐車場を出発しました。
気温プラス1度。気圧979hpa。高度計を400mにsetしました。
登山口は目に前です。
すぐに最初の渡渉をし、100mほどで更に渡渉します。橋はありません。
今回は何度も復路で歩いている爐ずら谷コース瓩ら鎌ヶ岳に直登します。
反対方向から歩くのは初めてなので、最後まで不思議な気分でした。ポイントポイントは見慣れているのですが、所々初めて通るような感覚になるのです。
いつも休憩する滝を通過し、登りが始まると余計に新鮮な道のように感じることが多くなりました。
1時間も歩くと雪の積もっている割合が多くなってきて、急な登りが歩きづらくなってきたのでアイゼンを装着しました。
私は12本爪。H氏は6本爪です。基本的にはスパイク程度の軽アイゼンでも問題ありません。
最後までラッセルは必要ありませんし、前爪が必要なほど凍結もしていません。
かずら谷は日の当たる斜面ですし、冬期は風裏になるので、あまり凍結はしないのです。
2度ほど5分休憩を取りつつ、2時間半弱で山頂直下の岳峠分岐に着いてしまいました。
今回のルートは短距離ですが、高低差は1200mあるのでもう少し時間が掛かるかと思っていました。
コルの分岐で鎌尾根から来る踏み跡を確認すると、その数は非常に多くラッセルの必要はなくなっていました。我々が通過した前回以降、降雪も無く随分多くの方が歩かれたようです。
分岐から山頂へのルートを見ても無数の踏み跡があり、全く苦労を必要としないなと思いました。
去年も前回(今年)も鎌尾根から歩いてきて、ここから山頂に行かずに下って帰った訳ですが、前回珍しくH氏が悔しがっていたのでリベンジのつもりで来たのですが、あまりにもあっさりしすぎていて、物足りなさばかりが印象的でした。
10:15
岳峠分岐から山頂までは15分くらいだったと思います。
「こんなんだったら前回登っちゃえば良かったね・・・」
そんな感じです。
ただ、山頂からの眺望は良かったです。鎌尾根からは御在所山の大きな姿は見えませんが、鎌ヶ岳山頂からはロープウェイの麓駅からスキー場のある辺りまで全てが丸見えです。
到着時刻が早すぎてあまりお腹が減ってなかったので、鎌尾根の全景が見える方面で30分くらい雑談をして
10:45
下山開始しました
岳峠を過ぎて、往路でアイゼンを装着した場所で同じように外して、途中で1回ほど5分休憩し、
12:15
滝のところまで戻ってきて昼食を取りました。今回は手がベトベトするのを覚悟で爐い覆蠎司瓩鯒磴辰討たので、川で手が洗える場所で食べたかったのです。
12:45
アイゼンの泥を清流で洗い流し、広げた道具を撤収して歩き出しました。
13:05
宮妻峡の上の駐車場に到着しました。
車が5.6台まで増えていたので1.2組くらいは鎌尾根に行ったのでしょうか?
我々より遅く出発して向かったとしたら、相当の猛者だと推測します。入道岳に向かったかも知れません。
いつものように湯の山温泉のグリーンホテルで入浴して帰りました。
宮妻峡からの直登ルートは大部分が樹林帯歩きで、山頂まで眺望もなく、ワクワクするようなアスレチック要素も無く、至極普通の低山の登山道です。短時間に手軽に雪山に入れますので単独でもあまり心配は要らないでしょう。軽アイゼンで十分ですし、ピッケルは不要です。
私個人としては、やはり牾尾根至上主義瓩揺ぎ無いものになっただけの山行でした。高速道路のインターチェンジから約30分ほどで夏タイヤのままアクセスでき、車を降りて1時間ちょっとで寒風吹き荒ぶ雪の稜線に出られて、山容の美しい鋭鋒牾ヶ岳瓩鮓つつ、左右絶景の雪山稜線歩きを堪能でき、山頂直下から1時間半で車に帰れて、そこから30分以内に天然温泉に入れる・・・。こんな好条件の山を他には知りません。愛知県内を出発するという条件での話しですが・・・。
さて、次回は何処にいきましょうかね・・・。
南木曽岳かな・・・折角無雪期に下見してきたし・・・。
今回も良い休日を過ごしました。
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