(過去レコ)鍋割山〜塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 1,990m
- 下り
- 1,993m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2002年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
前日から強い冬型の気圧配置で、天気が良いのは関東平野くらいの予報だった。
4年前に行った丹沢主脈を、今度は南西側から馬蹄形に反時計回りで周回することにした。
真っ暗い時刻に玄倉林道を奥へ入っていたら、雨山峠への登山口を見過ごし、ユーシンの表示がある所で見過ごしたことに気付き、引き返して30分弱のロスとなった。
雨山峠〜鍋割峠間には山地図に危険マークの表示があるが、それほど危険性は感じず。所々が大変細くなった尾根だが、両側が切れ落ちている状況ではなかった。
鍋割山登頂時は快晴で富士山が素晴らしい。
ベンチにザックを下ろし、立ったまま富士山を眺めながら軽く食事をしていたら、山小屋の宿泊者らしい2〜3人が小屋から出て来て富士山を撮る。
風が強くて寒く、手袋を取ると指先がかじかみそうだった。
鍋割山から塔ノ岳へは幅広で穏やかなハイキング道という感じであった。
途中に金冷シという所があり、奥秩父の荒川源流に金チヂミという悪場があり、男性の持ち物と関係あるのか調べたら、肝冷しが転訛したものらしい(;゜ ロ゜ )
ちなみに金冷シは、宮ヶ瀬湖〜丹沢三峰間にもある。
塔ノ岳は快晴の休日にしては意外にも10人ばかりと少なかった。
富士山は文句なしの絶景だが、南アルプスの3000m峰もよく見えた。
愛鷹山も一際大きかったが、八ヶ岳と北アルプスには上空に雲が掛かっていた。
丹沢山〜蛭ヶ岳間で他の登山者には会わなかったが、蛭ヶ岳には数人が先行していた。
地元の好々爺然とした方と話をしたりして、蛭ヶ岳には40分ほどいた。
眼下は西日に照らされ、一直線に伸びる熊木沢の眺めが印象的だった。
蛭ヶ岳は関東地方では最も好展望のピークの一つだが、一般道で登頂するにはルートが多い割には大変な山だと思う。
下山は、崖のような南斜面を一気に下り、玄倉川源流の西沢に降り立ち、汗ばんだ身体を冷やしながら10分ほど休む。
地図ではごく薄い破線となっており、分かりにくい所があるかも知れないと思ったのは杞憂だった。
西沢の渡渉点は標高約1000m、高低差では半分ほど下ったことになるが、熊木沢出合からの林道歩きが長かった。
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