記録ID: 2841290
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日高山脈
厳冬期コイカク〜ヤオロ〜1599峰敗退
2020年12月27日(日) ~
2021年01月01日(金)

- GPS
- 128:00
- 距離
- 33.9km
- 登り
- 2,588m
- 下り
- 2,589m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:15
12:00
195分
札内川ダム
15:15
2日目
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:45
13:30
Co1420
4日目
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
7:15
180分
Co1420
4日目
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 8:45
5日目
- 山行
- 10:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:40
6:10
160分
・1569
8:50
250分
1599峰手前
16:50
Co1420
6日目
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:35
| 天候 | 1日目(12/27):晴れ 2日目(12/28):晴れ時々雪 風あり 3日目(12/29):曇り 強風 4日目(12/30):高曇り 5日目(12/31):快晴後雪 昼過ぎより強風 6日目(1/1):晴れ 風あり |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
札内川ダムまで入れる.ピョウタンの滝に停めないとゲートが閉まる可能性あり |
| コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に小雪 雪庇はあまり発達していない 1日目(12/27)晴れ:札内川ダム(12:00)札内川ヒュッテ(13:00)夏尾根末端(15:15)=C1 車のデポやらでお昼の入山.雪が無い.河原は積雪10冂でスノーシューを壊したくないのででつぼ.足首を捻りそうで怖い.雪が少ないせいか微妙な渡渉や藪漕ぎを強いられる.夏尾根末端でC1. 2日目(12/28)晴れ時々雪:C1(6:45)Co1300(11:30)Co1420(13:30)=C2 夏道上を行く.やはり雪が少なくつぼ.踏み込むと地面まで足がつく.絶妙な積雪で歩きづらい.深いラッセルより楽かと思っていたが時間的にはそうでもなかった.Co1200過ぎからスノーシュー.サラサラで爪が効かず,たまにズボる.Co1300のテンバは風で雪が吹き飛ばされて地面が出ていた.風もあり,明日の天気と上で掘れなさそうなことを考えてCo1420でC2.風がしのげるちょうど一張分のスペース. 3日目(12/29)曇り:C2=C3 停滞.風強し.ラジオを聞いたり,本を読んだりして過ごす. 4日目(12/30)高曇り:C3(7:15)夏尾根頭(10:15)コイカク(10:30)ヤオロ(13:15-30)・1569(16:00)=C4 相変わらずの雪でだるい.Co1500の岩はアイゼン.Fix使って通過.すぐにスノーシューに戻す.頭に出ると日高が一望出来た.ケルンに黙祷をささげ,本山行の貫徹と安全を願う.コイカク〜ヤオロはナナシの吹き上げも弱く比較的サクサク.ヤオロからの下りはEP.多少岩が出ている所もあった.平らになった所でスノーシュー.2回雪庇を落とした.・1569でC4.異常な寒さでよく寝られなかった.やはりここまで寒いとイグルーの方が適しているのか. 5日目(12/31)快晴後雪:C4(6:10)1599手前(8:50)・1569(11:00)ヤオロ(13:00)コイカク(15:25)夏尾根頭(15:40)Co1420(16:50)=C5 月明かりに照らされた稜線に突き上げる沢は異様な雰囲気を放っていた.テンバを出てすぐ剛毛リンゴ畑に突入.深いところでラッセル腰,ペースが上がらない.1599手前でこのまま進めるとペテガリはおろかルベツネを安全に越せるかも不安になり,お昼以降の風の強さ,自分らの体力を考えて無念の引き返し.来た道を戻るが時間が掛かる.ヤオロ手前から風が吹き始める.日差しはあるもののキンキンに冷たい.ヤオロ〜コイカクは気にならない風.クソ寒い.末端と顔面の心配をしつつヘロヘロになりながら尾根頭まで.あとはCo1420まで下してC5.身の危険を感じた1日だった. 6日目(1/1)晴れ:C5(7:15)尾根末端(9:10)札内川ヒュッテ(11:15)札内川ダム(11:50) 2020年最後の夜も極寒だった.尾根を転がり落ち,河原を歩いて下山. |
写真
装備
| 個人装備 |
スノーシュー
ストック
EP
|
|---|---|
| 共同装備 |
ステラ2
ウィスパーライト
|
感想
ペテガリは遠かった。自分は弱かった。
状態は良くなかっただろうが,気力・体力ともに足りていない部分があった.
何とか貫徹したい計画だったが,先人達の偉大さを思い知らされる山行になった.
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1409人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
Takeuchi_2016
mizushu2016













いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する