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Yamareco

記録ID: 284360
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

男鹿岳 横川から

2013年04月13日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 福島県 栃木県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:15
距離
31.6km
登り
1,390m
下り
1,378m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

駐車場 5:00 - 5:45 白滝沢分岐 - 6:25 県境尾根取付き 7:05 - 撤退ルート変更
7:50 白滝沢分岐 - 8:10 最奥のワサビ田 - 10:20 急斜面終わり(1420m付近) - 11:30 瓢箪峠 -
12:30 女鹿岳・1754m - 12:55 男鹿岳 13:05 - 14:05 瓢箪峠 - 16:20 白滝沢分岐 - 17:10 駐車場
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ワイルドフィールズ(キャンプ場)の手前に数台駐車可能な駐車余地あり。
コース状況/
危険箇所等
登山道はありません。標識も目印もありません。安全なのは川沿いの林道だけです。
無雪期の瓢箪峠付近はチシマザサ等の激ヤブ。近くで遭難->凍死事故も発生してます。

この工事用廃林道経由で男鹿岳ピストンすると、往復で約26km、タイムは10時間前後でしょうか。
男鹿岳ピークハントが目的の場合は、福島の栗生沢ルートで登った方が安全で判りやすいです。
その他周辺情報 温泉は三依にあります。付近に蕎麦屋も点在してます。

最寄のコンビニは道の駅田島近くのヤマザキですが、栃木から向かう場合は塩原温泉地手前か鬼怒川温泉地になります。
朝方は昨日の雪で真っ白でした。
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朝方は昨日の雪で真っ白でした。
県境尾根に取付きましたが、中途半端に現れたヤブに新雪。滑るし冷たいし降ってくるし、こんな状況で2km以上歩く根性はありません。潔く(?)撤退し別ルートへ向かいます。
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県境尾根に取付きましたが、中途半端に現れたヤブに新雪。滑るし冷たいし降ってくるし、こんな状況で2km以上歩く根性はありません。潔く(?)撤退し別ルートへ向かいます。
白滝沢の林道を進むと、最奥のワサビ田で沢に導かれます。沢は渡らずに右側を進む。右から入る小沢を飛び石で渡ると平地があり、約200m進んで斜面を登れば廃林道に戻れます。
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白滝沢の林道を進むと、最奥のワサビ田で沢に導かれます。沢は渡らずに右側を進む。右から入る小沢を飛び石で渡ると平地があり、約200m進んで斜面を登れば廃林道に戻れます。
朽ちた木の橋。
こんな橋を工事用車両が走行したとは
朽ちた木の橋。
こんな橋を工事用車両が走行したとは
廃林道は自然に帰りつつあります
廃林道は自然に帰りつつあります
ヤブもあります
瓢箪峠の手前
中央の窪地が瓢箪沼でしょうか
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瓢箪峠の手前
中央の窪地が瓢箪沼でしょうか
瓢箪峠。工事用の小屋(スペースハウス)があり、鍵が掛ってないので泊まる事も可能です。
瓢箪峠。工事用の小屋(スペースハウス)があり、鍵が掛ってないので泊まる事も可能です。
会津駒ヶ岳方面が真っ白!
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会津駒ヶ岳方面が真っ白!
大佐飛山の西にある1800mを超える山々。
塩那スカイラインから見ると、圧倒的な存在感。
一番左の山は名無山と呼ばれ、瓢箪峠から大佐飛へのルートになってます。
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大佐飛山の西にある1800mを超える山々。
塩那スカイラインから見ると、圧倒的な存在感。
一番左の山は名無山と呼ばれ、瓢箪峠から大佐飛へのルートになってます。
男鹿岳が見えてきました。
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男鹿岳が見えてきました。
那須の山々が美しい。
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那須の山々が美しい。
男鹿岳山頂までもう少しです。
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男鹿岳山頂までもう少しです。
大佐飛山(左)と名無山(右)
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大佐飛山(左)と名無山(右)
山頂。
残雪期は北東の眺望が良いです。
*この山名板のある木は最近(2015年春?)折れてしまったそうです。
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山頂。
残雪期は北東の眺望が良いです。
*この山名板のある木は最近(2015年春?)折れてしまったそうです。
塩那スカイラインは何年たったら自然に戻れるのでしょう。
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塩那スカイラインは何年たったら自然に戻れるのでしょう。

感想

男鹿岳は登山道の無い日本三百名山・栃木百名山。ヤブ山なので一般的には残雪期限定です。福島の栗生沢から、板室から、横川から等ルートは複数ありますが、どれも長〜い林道歩きのあるロングコース。

当初のプランでは、県境尾根に取付いて男鹿岳を踏み、塩那スカイラインを歩き鹿又岳の先にある尾根を下る予定でした。
県境尾根取付きまで行ってみると、ヤブが中途半端に現れ雪に覆われている。何とか登り始めるも、笹はツルツル滑り跳ね上がっては雪を撒き散らす、掴んだ木からは雪が大量に降ってくる。しばらく格闘するもすっかり戦意喪失。

天気も良いし時間も早いので別ルート検討。塩那スカイライン工事用に作られた林道跡を登って瓢箪峠に登り、男鹿岳ピストンに変更です。

約2時間のタイムロス後、白滝沢の林道分岐に到着。
最奥のワサビ田までは良く整備された林道です。以降はヤブだったり、崩壊して道が消失してたり、橋が流失してたり、落石ゴロゴロだったりします。

瓢箪峠以降はこの季節ならではの絶景が広がります。昨日降った真っ白な雪、それに真っ青な空のコントラストが印象的でした。

いや〜、しかし良く歩いた、32km・12時間。スノーシュー・ナタ・ノコギリ等色々無駄なモノが重かった。帰宅し体重を測ったら3kg近く減っててビックリ。体脂肪もタップリ燃焼した事でしょう。

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コメント

コレはスゴイ
Shaminekoさんコンバンワ。

また、やっちゃいましたね。濃厚です。私にも勇気が湧いてきました。男鹿岳はShaminekoさんのホームグラウンドなんですね。

質問なんですが、このあたりの県境尾根の縦走はあまり例がないのでしょうか? 三本槍岳や荒海山と離れていて人は少なそうですが。
2013/4/17 22:28
derakkumaさん
おはようございます。

男鹿岳よりもそこから流れる大蛇尾川とかが好きですね 。ミズナラの巨木も好きです

荒海山〜男鹿岳間は一般的に登山の対象になってません。特にR121トンネル付近は、標高が低く面白味のない里山です。登山というよりキノコ採りエリアですね。私もこの近辺で松茸、舞茸など採ります

県境尾根制覇の目的を持った人はコッソリ歩いているかも。

derakkumaさん、チャレンジしてみます?
2013/4/18 6:05
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