釈迦ヶ岳(高原山)〜日留賀岳〜茶臼岳(那須岳)
- GPS
- 34:08
- 距離
- 118km
- 登り
- 6,807m
- 下り
- 6,826m
コースタイム
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 4:38
- 山行
- 11:42
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 12:06
- 山行
- 10:41
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 11:54
天候 | 感想欄に記載 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ゴールはJR 新白河駅 |
写真
感想
関東周辺の山々もようやく涼しく歩ける季節になった。東武鉄道の新藤原駅からスタートして那須周辺の山々を縦走?してみることにした。
【1日目】くもり
朝に前日からの残仕事があったのと東武特急スペーシア号がまさかの満席だったためスタート地点である新藤原駅に到着できたのは既に15時半ごろ。予定よりかなり遅い到着となってしまった。まぁ泊まりなので何時のスタートでもいいんだけど…。
新藤原駅からまずは西平岳の登山口を目指す。しばらくは車道歩き。登山口に到着した頃に日没となる。それにしても日が短くなったねぇ。暗闇の登山道を登っていく。身体が軽くてスイスイ登れた。西平岳からは釈迦ヶ岳方向へと進んでいく。稜線はヒンヤリした風が吹いていて心地良かった。
鶏頂山に到着してみると山頂神社横に倉庫のような建物があった。入口のドアもないし床も一部崩壊しているが寝ることはできそう。今日はここで寝ることにした。ツェルトを張る手間が省けて良かった。ありがとうございます。
【2日目】くもり
5時半頃起床。6時過ぎに出発。鶏頂山から少し戻って分岐を明神岳方向へ進んでいく。分岐が分かりにくくて少し行き過ぎてしまった。明神岳までは一部踏み跡が薄い場所あり。明神岳から前黒山までは地形図に道はないがルートは明瞭。前黒山からは大沼を観光?して塩原温泉へ下山した。大沼は観光地としては微妙?な場所だった。
塩原温泉で昼メシと行動食を追加。ダラダラとずいぶん長居してしまった。その後は日留賀岳へ登る。日留賀岳の登山口は民家の庭。早朝とか入りづらいよね。日留賀岳からは少し藪漕ぎして塩那道路跡へ合流。藪漕ぎは予想よりも大変でははなかった。何とか日没までに塩那道路跡まで来れた。雲海の眺めが素晴らしい。男鹿岳にも行く予定としていたが暗闇の藪漕ぎはしたくなかったのでパスした。
今日は塩那道路跡の適当な場所でツェルトを張ろうと思っていた。しかし元道路なのに案外平坦がなくて張れそうな場所を見つけることができなかった。このまま夜のうちに下山してもいいかなぁなんて思っていたら途中で植生回復観察用?のプレハブ小屋を発見。そこで寝させてもらうことにした。今日もありがとうございます。
【3日目】晴れのちくもり
5時過ぎに出発。塩那道路跡をひたすら下る。同じような風景の道で長くて退屈だった。これだったら夜に歩いても良かったかも。板室温泉では何か食料を補給する予定だった。しかし時間が早すぎてお店はほぼ営業していなかった。唯一開いていたのは大黒屋の喫茶のみ。ガッツリしたものはないが一応エネルギーにはなったのでヨシとする。
板室温泉からはハイキングコースを通って沼ッ原湿原の登山口まで移動。下の方の沢沿いの道は少し荒れていた。歩く人も少ないのだろうか。登山口から茶臼岳へ向けて登る。南月山を過ぎると火山の風景に変わる。素晴らしい景色だった。
牛ヶ首から茶臼岳周辺はジーンズ、ショルダーバッグ、手ブラ等…、完全に観光地だった。小汚い登山の格好をした僕は場違い感がハンパなかった。それにしてもガレ場を厚底ブーツでは絶対歩きにくいと思うのだけど…。茶臼岳の山頂も混雑。山頂標識にタッチしたらザックも降ろさず三本槍岳方向へ進んだ。峰の茶屋跡を過ぎると一気に人が減る。
日没過ぎに坊主沼避難小屋まで到着。この時期は暗くなるのが早すぎる。進むか泊まるか悩んで結局はここで泊まることにした。貸し切り。綺麗で素敵な小屋だった。3日間とも屋根がある所に泊まれるなんて贅沢。今日もありがとうございます。
【4日目】雨
5時過ぎに出発。雨で濃厚なガスだった。ヘッドライトが乱反射して視界が悪い。足元はツルツル。朝からモチベーションが上がらなかった。甲子山へ登ったらあとは甲子温泉の大黒屋へ下山するだけ。茶臼岳北西側にある三斗小屋も大黒屋。昨日板室温泉で食事をした所も大黒屋。この辺りは大黒屋という旅館が多いのね。
甲子温泉からは車道歩き。新甲子温泉からバスに乗ろうと思っていたが時刻表も微妙だし雨も止んだので新白河駅まで歩くことにした。これで終わりかと思うと寂しい気分となった。
【まとめ】
茶臼岳周辺以外はほぼ人にも会わず静かな山歩きを楽しめた。狭いツェルトで泊まるよりもボロボロでもカビ臭くても屋根のあるところは快適だ。ありがとうございました。塩那道路跡は歩きだと少々退屈。崩壊場所も多いが自転車の方が良いかもしれない。開通していれば素晴らしいドライブコースだったに違いない。
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