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Yamareco

記録ID: 2844098
全員に公開
雪山ハイキング
近畿

高見山

2020年12月26日(土) [日帰り]
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天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自宅(伊勢市6時発)〜伊勢IC〜勢和IC〜R166〜たかすみ温泉駐車場(7時50分)
コース状況/
危険箇所等
特に、危険なところはありません。
登山道は、整備されています。
美しき樹氷の高見山。
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美しき樹氷の高見山。
たかすみ温泉駐車場に留める。
8時前既に10数台の車が留まっていた。
たかすみ温泉駐車場に留める。
8時前既に10数台の車が留まっていた。
駐車場の西端に登山届ボックスあり。ボックスの所から川へ降りる。ポイントに登山口の標識あり。
駐車場の西端に登山届ボックスあり。ボックスの所から川へ降りる。ポイントに登山口の標識あり。
赤い橋を渡ると登山口あり。
赤い橋を渡ると登山口あり。
登山口の標識。
ここが、登山口。
ここが、登山口。
登山口から50分で高見大杉避難小屋着。10分休憩
登山口から50分で高見大杉避難小屋着。10分休憩
隣にある一本の大杉。樹齢700年。
杉の木の前にある石には、「幾星霜、在りて床しき高見杉、夢千年の昔を語る」とある。
隣にある一本の大杉。樹齢700年。
杉の木の前にある石には、「幾星霜、在りて床しき高見杉、夢千年の昔を語る」とある。
杉谷道との分岐。
杉谷道との分岐。
国見岩手前で、アイゼンを付ける。
国見岩手前で、アイゼンを付ける。
国見岩。
下りは、滑りやすいので鎖あり
下りは、滑りやすいので鎖あり
樹氷の尾根は吹きさらしで凍結。
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樹氷の尾根は吹きさらしで凍結。
笛吹岩標識から30mほど先、展望台
笛吹岩標識から30mほど先、展望台
展望台。晴れていれば池小屋山など南台高の山並みが見えるが雲が多くて見えづらい。
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展望台。晴れていれば池小屋山など南台高の山並みが見えるが雲が多くて見えづらい。
巨大な海老の尻尾ができてました。
巨大な海老の尻尾ができてました。
凄い。15cm以上はある。
凄い。15cm以上はある。
風雪に舞う高見避難小屋
風雪に舞う高見避難小屋
高見避難小屋。
避難小屋上にある展望台。
避難小屋上にある展望台。
展望台から見た高見山
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展望台から見た高見山
高見山山頂。
山頂の裏にある三角点。
山頂の裏にある三角点。
空は、強風で雲の流れが速い。
シャッターチャンスは数秒しかなかった。
三峰山方面。三角点から撮影。
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空は、強風で雲の流れが速い。
シャッターチャンスは数秒しかなかった。
三峰山方面。三角点から撮影。
三角点から撮影。
室生の山並み。
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三角点から撮影。
室生の山並み。

装備

個人装備
軽アイゼン

感想

<樹氷、最適の気象とは>
 樹氷ができる環境は、氷点下5℃以下の厳しい冷え込みが続き毎秒10mを超す西風が吹くと成長する。
 本日の高見山は、この条件にぴったしでした。
 高見山頂に伸びる本尾根の西斜面は、尾根からダイレクトに平野川へと落ち込み遮るものなし。
 この地形が、大きな樹氷(海老のシッポ)ができる要因となっている。

<山記録>
 高見山は、台高の最高峰で標高1248.3m。
 初心者でも雪山登山が楽しめる。
 関西では、雪山登山人気ナンバワンの山。
 人気の秘密は、大峠まで車が入ることである。(大駐車場あり)
 大峠駐車場から1時間程度で高見山頂に来られる。
 こんな短時間で、雪山登山を楽しめる山は全国的に見ても少ない。
 樹氷を本格的に楽しみたいなら、杉谷か平野から登るのがベスト。
 奈良県側からは、バス路線もあり気軽に来られる。
 三重県側からは、車しか来られないが、(R166号沿い杉谷の路肩に5台ほど留められる)
 周回コース(小峠〜大峠))もとれるので利用者が多い。

 今回は、(登山口が)たかすみ温泉の平野コースを行く三回目である。
 昭文社の平野道タイムは、
 上り2時間30分・下り1時間45分。合計で4時間余。
 休憩昼食を含めると5〜6時間程度が標準タイムである。
 2013年に登頂したときは(70才台)、ほぼ標準タイムであった。
 今年は、7時間(80才台入口)。
 後ろから来る人にどんどん抜かれ標準タイムより1時間も遅かった。

 本日のお天気は、
 たかすみ温泉〜杉谷分岐〜本尾根口までは、雲の多い静かな山歩き。
 杉谷分岐から本尾根に近づくと、静から動に変わる。
 土の色も黒から白へと変わる。
 国見岩付近に来ると、薄っすらと雪化粧となる。道は、凍結状態で軽アイゼンを付ける。
 空は、鉛色の怪しげな雪雲が走り去る。
 高見山へ近づくと風速15メートル位の強風が吹き付ける。前にいる人が一瞬見えなくなる。

 突然、上から降りて来た30代くらいの男の人が転倒しコロゲ落ちて来た。
 数メートルほど滑って木に衝突し止まった。恐怖の一瞬だった。
 足元を見たら、片方の軽アイゼンが外れていた。
 大丈夫ですか。と尋ねるとーー。
 立ち上がって大丈夫ですとの返事があり急いで降りて行った。
 タイムを意識しているのだろうか。何で急いでいるのか理解できない。

 今日は、休日(土曜日)で晴れとの天気予報でしたので多くの(推定100人以上)人とすれ違った。
 中には、トレイルランのような軽装で水と弁当しか入っていないような小リュックを担いでいる人も見受けた。
 山頂付近は、風が吹くと雪煙が上がり前が見えなくなり誰もいないと危険だ。雪山を甘く見てはいけない。
 それ相応の服装をして登山して欲しいものだ。

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