金時山(足柄駅〜足柄峠〜金時山〜矢倉沢峠〜金時登山口))
- GPS
- 06:35
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 926m
- 下り
- 580m
コースタイム
【登り】4時間2分(標準3時間5分)【降り】1時間22分(標準55分)
【合計】5時間24分(標準4時間) 【所要時間】6時間35分
天候 | 晴れ時々曇り 山頂の気温 9℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【復】金時登山口16:26(箱根登山バス)17:02強羅17:07(箱根登山鉄道)17:44(箱根湯本)17:52(小田急)18:07小田原18:24(東海道線)19:41品川 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道周辺の植生は登りと降りで大きく変わり、山頂周辺は岩場と鉄のハシゴがありますが、全体に歩き易い状況です。 |
写真
感想
天気が良いというので、富士を見に箱根の金時山へ行って来ました。国府津駅から御殿場線を50分ほど乗って、のんびりとした小さなローカル駅である足柄駅に降り立ち、踏切を渡ると、小学校低学年と思われる数人の子供たちが、道端で車が通り過ぎるのを待っている姿を見かけました。その時の子供たちの何とも言えぬ純粋無垢(?)な表情に感動しました。久しくお目にかかっていない、力みの無い、何かに集中している時の自然な表情とでも言うものでしょうか。沢沿いの山道に入り、誰もいない静かな新緑の里山を歩いて行くと、所々に金太郎をはじめとした歴史的記念碑が点在しています。車道に出ると、すぐまた足柄古道へ入り、道は荒れていますが、かつて生活物資を馬に積んで峠越えをした「塩の道」でもあり、道中垣間見える富士の姿を眺めながら、当時の労苦に思いを馳せました。再び車道に出て、お地蔵さん達の前を過ぎてすぐ左手の遊歩道へ入ります。色とりどりの椿や白モクレンの木々の中を歩いて行くと、見晴らしの良い広場に出ます。足柄城跡です。四つほどの郭に分かれていて、天気が良ければ、富士山の眺めが素晴らしいです。お昼の弁当を広げるにはよいところですね。足柄峠にある関所跡を訪ね、熊にまたがった金太郎に挨拶した後、尾根沿いに金時山を目指します。金時山直下までは車も通れるほどの広い林道や山道が続きます。道沿いには満開の豆桜が続き、ヒキガエル(?)の卵を孵化させ、育てるための人工池があったりします。いつの間にか、前方に大きく金時山が立ちはだかり、急登が予想されます。古い鳥居をくぐると、岩場の登りの連続となります。もっとも木枠で登りやすく整備されていたり、鉄製のハシゴが設置されていて、落ち着いて登れば、問題ありません。山頂には二つの茶屋があり、有名な金時娘のおばちゃんの茶屋で、きのこ汁をいただきました。とてもうまかったです。天井には数多くの名札が下がっており、金時山登頂の回数ごとに分かれていました、なんと千回以上も登った方がたくさんいらして、びっくりしました。山頂からの眺めは抜群で、富士はもちろん、箱根外輪山に囲まれた神山や仙石原、芦ノ湖、そして遠く愛鷹連山などもパノラマで見ることができます。今回時間の関係で断念しましたが、矢倉沢峠への下りで眺めた明神ヶ岳へ次回訪れたいと思います。
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