高尾初詣と新しい靴
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 541m
- 下り
- 541m
コースタイム
天候 | 晴れ 6〜9℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
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コース状況/ 危険箇所等 |
6号路は2021年3月いっぱいまで工事で通行止めとの事。しっかり山道を歩きたいのなら稲荷山コースを利用しよう。 |
写真
装備
MYアイテム |
inaritozan
重量:-kg
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備考 | 湯500 珈琲280 ポカリ500(湯は飲まず ポカリは半分) |
感想
今回はアルプステント泊と残雪期登山に備えて購入したライトアルパインブーツ、エルブルースGVの慣らしと初詣を兼ねてホーム山の高尾に向かった。
軽量ハイキングシューズで挑んだ昨年の槍ヶ岳では、長い下りで足の裏が割れるように痛み、小指の爪も剥がれかけてしまうという目に会った。靴だけに原因があるとは限らないが、今年は頑丈な靴を用意したいと思っていた。
アゾロのエルブルースGVは、カテゴリ内でも重量級の片足800g。重い分スエードレザーのアッパーは耐久性・撥水性に期待できそうだ。ルックスも良いが、細身で履く人を選ぶのかあまり見かけることはない。
自分の経験やヤマレコの質問箱(※)で伺った話からは、ソールが良く曲がる軽量ハイキングシューズは屈曲部のゴアテックスが破れて早期に(靴自体の寿命よりも)防水性が無くなるケースが結構あると分かっている。その頃には靴もそこそこに履き込んでいるため、メーカーには「通常使用での破損」と片付けられてしまう。構造上仕方がないとはいえ、メーカーやそれに忖度する登山メディアが言及することはない。
トレッキングシューズは「防水である」ということが重要な要素であることは議論の余地がなく、軽量ハイキングシューズというカテゴリの製品には注意が必要だ。
それで次回はまずソールが硬く、さらにゴアテックスライナーだけに頼らず撥水・防水してくれる革製の靴を購入しようと思っていた。できればLowaの靴のようにアッパーが一枚革で出来ているのが理想なんだけども。結局、昔ながらの重くて固い革製の登山靴が一番長持ちしてコスパが良いのでは?と最近は考えている。
今回は短時間での使用に留まったが、ソールが曲がらないせいで脚の変な所に負担がかかり、下山後に少し痛みがあった。しかし自分の足型との相性はこれまでで一番いい靴だと感じた。ソールも張り替えつつ長く付き合っていければ嬉しい。
※「軽量ハイキングシューズの防水性に疑問」 https://www.yamareco.com/modules/plzXoo/index.php?action=detail&qid=5998