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記録ID: 2848497
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雪山ハイキング
道東・知床

雄阿寒岳

2021年01月06日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.7km
登り
1,026m
下り
1,021m

コースタイム

日帰り
山行
6:11
休憩
0:24
合計
6:35
6:35
223
10:18
10:42
148
13:10
雄阿寒岳登山口
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
積雪が少なく登山口の駐車場まで入れた。
滝口の登山口を出発。
−21℃、寒い
滝口の登山口を出発。
−21℃、寒い
阿寒湖から太郎湖に流れ込む川。
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阿寒湖から太郎湖に流れ込む川。
川霧に包まれた太郎湖を横目に進む。
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川霧に包まれた太郎湖を横目に進む。
木々は霧氷で真っ白。
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木々は霧氷で真っ白。
序盤の樹林帯は積雪が少なく、完全に地面が出ているところもあった。
序盤の樹林帯は積雪が少なく、完全に地面が出ているところもあった。
木々の間から阿寒湖とフップシ岳(1225m)が見えた。登山道の無い(?)山だが、もう少し積雪が増えれば登れそうな気がする。
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木々の間から阿寒湖とフップシ岳(1225m)が見えた。登山道の無い(?)山だが、もう少し積雪が増えれば登れそうな気がする。
樹林帯に朝陽が差し込む。
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樹林帯に朝陽が差し込む。
間隔がおかしいとの定評がある(笑)合目標識。
ここで半分とは思えない・・・。
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間隔がおかしいとの定評がある(笑)合目標識。
ここで半分とは思えない・・・。
5合目を過ぎても積雪は浅く、ツボ足で十分だった。
5合目を過ぎても積雪は浅く、ツボ足で十分だった。
6合目の前後、雪の重みで中途半端に寝たハイマツが行く手を塞ぐ。
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6合目の前後、雪の重みで中途半端に寝たハイマツが行く手を塞ぐ。
6合目に到着。
このあたりからようやく視界が開けてくる。
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このあたりからようやく視界が開けてくる。
ちょうど1年前に登った雌阿寒岳、阿寒富士。あちらは真っ白だ。
阿寒富士のクラストした斜面の急登は緊張感があったな〜
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ちょうど1年前に登った雌阿寒岳、阿寒富士。あちらは真っ白だ。
阿寒富士のクラストした斜面の急登は緊張感があったな〜
樹氷のトンネルを進む。
完全に凍り付いていて、頭から雪を被ることも無かった。
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樹氷のトンネルを進む。
完全に凍り付いていて、頭から雪を被ることも無かった。
上部は多少積雪が増えたが、昨日までのトレースがあり、いたって楽に歩けた。
上部は多少積雪が増えたが、昨日までのトレースがあり、いたって楽に歩けた。
7合目付近から雌阿寒岳、フップシ岳、阿寒湖を見下ろす。
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7合目付近から雌阿寒岳、フップシ岳、阿寒湖を見下ろす。
完全結氷して真っ白になる前のこの湖面も良い感じ。
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完全結氷して真っ白になる前のこの湖面も良い感じ。
尖った1355mPを横目に
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尖った1355mPを横目に
背後の阿寒湖が少しずつ小さくなっていく・・・
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背後の阿寒湖が少しずつ小さくなっていく・・・
8合目の気象観測所跡。遠くに太平洋が見えた。
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8合目の気象観測所跡。遠くに太平洋が見えた。
こんな環境の場所にかつて建物があったのが驚き。
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こんな環境の場所にかつて建物があったのが驚き。
頂上までは一旦コルに降りて登り返し。
頂上までは一旦コルに降りて登り返し。
快晴、無風の雄阿寒岳に到着!
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快晴、無風の雄阿寒岳に到着!
すぐ手前には真っ白なパンケトーが。
あの湖岸に降り立ってみたい。
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すぐ手前には真っ白なパンケトーが。
あの湖岸に降り立ってみたい。
ペンケトーと阿寒横断道路を見下ろす。
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ペンケトーと阿寒横断道路を見下ろす。
左奥には斜里岳を始め知床連山、右には標津山地、摩周岳、西別岳など・・・道東の名峰が立ち並ぶ。
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左奥には斜里岳を始め知床連山、右には標津山地、摩周岳、西別岳など・・・道東の名峰が立ち並ぶ。
山頂標識の文字もだいぶ読み取りづらくなってきてるな・・・
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山頂標識の文字もだいぶ読み取りづらくなってきてるな・・・
雌阿寒岳方向。
気温は低くても風は無く、陽射しが暖かい。
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雌阿寒岳方向。
気温は低くても風は無く、陽射しが暖かい。
のんびり休憩してから下山へ。
8合目付近が一番積雪が多かったが、それでもハイマツが埋まるほどではなかった。
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のんびり休憩してから下山へ。
8合目付近が一番積雪が多かったが、それでもハイマツが埋まるほどではなかった。
溶けかけの樹氷が芸術品のように綺麗だ。
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溶けかけの樹氷が芸術品のように綺麗だ。
登りでスルーした次郎湖に降りてみた。こちらはまだ結氷しておらず、緑色の湖面が印象的だった。
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登りでスルーした次郎湖に降りてみた。こちらはまだ結氷しておらず、緑色の湖面が印象的だった。
阿寒湖の末端まで降りてきた。
阿寒湖の末端まで降りてきた。
末端のあたりの湖面はしっかり結氷していたので、少し湖面を歩いてみる。
末端のあたりの湖面はしっかり結氷していたので、少し湖面を歩いてみる。
これがアイスバブルというやつか。
氷の下にはワカサギが沢山泳いでいた。釣りたい。
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これがアイスバブルというやつか。
氷の下にはワカサギが沢山泳いでいた。釣りたい。
下山後のおまけ。
阿寒横断道路の双岳台から見た雄阿寒岳(右)。
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下山後のおまけ。
阿寒横断道路の双岳台から見た雄阿寒岳(右)。
美幌峠に寄ってみた。
夕焼けに染まる斜里岳と海別岳がとても綺麗だった。
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美幌峠に寄ってみた。
夕焼けに染まる斜里岳と海別岳がとても綺麗だった。
形が対照的な2座。左のなだらかなほうは昨年登った。今年は尖ったほうにも挑戦したい。
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形が対照的な2座。左のなだらかなほうは昨年登った。今年は尖ったほうにも挑戦したい。

感想

年明け初の遠征として、晴れそうな場所を求めて道東へ。
昨年は同じ時期に雌阿寒岳・阿寒富士に登ったので、今年は反対側の雄阿寒岳に登ってみることにした。
雄阿寒岳には2019年の秋に一度登っている。冬に登るなら南側のオクルシュベコース(廃道)に沿った尾根で行きたかったが、時期的に藪が埋まるほど雪が積もっていないので、無難に夏道で行くことに。

前日は登山口で車中泊。朝の気温は−21℃、雪は少なくても厳冬期らしい気温だった。登山口のポストを見ると、今年に入ってからの記帳は5名ほどで、雌阿寒に比べるとだいぶ少ない感じがする。
登山道の積雪もやはり少なく、アイゼンが必要なところも無し。前日までのトレースもついていた。喘ぎながらラッセルして進むようなのを想像していただけに、夏場と大して変わりなく登れてしまったのには拍子抜け・・・。
それでも上部では風雪に晒された木々が厳冬期らしい景色を作っていたし、素晴らしい青空のもと、阿寒湖や道東の山々を眺めることができて満足だった。
この日は下山まで誰にも会わず。雌阿寒に負けず劣らず良い山だと思うけど、登る人が少ない気がするのはなぜだろう?

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