(過去レコ)高妻山〜乙妻山


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,649m
- 下り
- 1,644m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
牧場入口から10分ほど入った所に夏山相談所と書かれた幟を立ててあり、登山届を出すように、とのこと。
好々爺のおじさんだったので、登山届を出したついでに色々と話をする。
乙妻山まで行くつもりだが、高妻山から先は草が生い茂っていますかと聞くと、そうだと言う。実際は刈り払いされたばかりだった。
戸隠山の”剣の刃渡り”を通った時の話をすると、あそこで引き返す人も多いと言う。
西岳までとなると、行く人はかなり少ないらしい。
今朝は何人くらい入りましたかと聞くと、三十人くらいで、十人ほどのパーティーもあったと。
沢沿いの樹林帯からは上空に真っ青な空が見えたが…
不動滝の鎖場でパーティーに追い付いた。鎖場に不慣れなのか、なかなか進まない。
この上の水場でパーティーを追い越す。
沢沿いから見上げた真っ青な空は、たまたまその時だけだったのか、今日も日差しはきついものの雲の多い晴れで、見える山はことごとくガスに閉ざされている。
一番近くて大きな黒姫山でさえ雲間にどす黒く淀んでいた。
妙高は終日見られないままだった。
登頂までで二十数人を追い抜き、私の他に単独行二人がほぼ同時に登頂した。
高妻山頂上は南北に長い巨岩帯で、北側は灌木が視野に入る。
登頂時は乙妻山がガスの合間に見えただけで、他の山は全く見えず、そそくさと乙妻山へ向かう。
刈り払いしてあるのはいいが、登山道に散乱した状況で滑りやすい。
乙妻山頂上に道標はなく、十三虚空蔵と書かれた表示と石祠があった。
今にも夕立が来そうな気配ですぐ引き返す。
四普賢辺りだったろうか、鋭く尖った高妻山頂上が見上げられ、崇高さを感じさせる
端正な三角錐だ。
遠雷は聞こえていたが、雨に降られることなく無事に下山した。
戸隠連峰の一座とはいえ、格の違いを見せつける峻嶮な高峰である。
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