乙妻山 ぎり雲の上
- GPS
- 06:43
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,693m
- 下り
- 1,695m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 6:43
天候 | ガス 頂上だけ一時晴れ 気温はプラス https://tenki.jp/past/2024/11/16/chart/ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
長野駅から路線バスでもアクセス可能で、土日で日の長い季節ならば日帰りできる。 https://www.alpico.co.jp/traffic/local/nagano/togakushi/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
弥勒尾根は比較的緩やかで道も歩き易くておすすめ(※無雪期)。高妻山は直下が急だが、人気なのでよく整備されていた。ただし濡れたり凍ると滑り易い感じ。 乙妻山へは岩尾根を下るとすぐ広い二重山陵になる。人が少ない分やや道が細いものの、明瞭でピンテも多い。 一不動から沢に下る道はかなり癖があって、大きなスラブのトラバースや滑滝を鎖を頼りに下る箇所がある。でも岩には足場のステップが彫られていたので、1人ずつ慎重に歩けば問題ない。 ※積雪期はヤブが隠れて以降、黒姫山の大橋登山口から佐渡山コルを越えて氷沢川を下る途中、北東面の通称梯子尾根に取り付く。 |
その他周辺情報 | 紅葉前線は標高500〜700m前後がピーク。黒姫高原あたりはブナ林やカラマツ林が多いので、ドライブ行くだけで黄葉は楽しめる。 |
写真
感想
高気圧の背面に入ると、数時間で一気に崩れてきて南風が吹き荒れる前、凪みたくなる時間帯がよくある。今回も標高のある山の朝だけなら確実だった。
さすがに来週は冬が来そうなので最後記念?に今年初の北アルプスへ行こうと、何とか21時台に帰宅して準備し出発。しかしながら疲労困憊の週末で、長野県に入ったものの東部湯の丸で意識消失。26時に意識回復してリスタートするも千曲川さかきで昏睡。生き返ると朝5時、今から大町に行っても時すでに遅し。身体もだるくて意気消沈した。
北アから眺める頸城山塊はいつも雲の上に出ていると(勝手に)妄信しているので、今朝もきっと雲の上でめでたしと思い込んで転進。しかし雲海どころか1700mからガスガスに包まれて、挙句には雨がパラつく始末。1900、2000と標高が上がって風が強くなる一方、状況は何も変わらない。ああ、何しに来たんだ。
心持ち諦めていた2100m、突然空が明るくなって日が注いできた。青空と共にほぼ目線の高さにダイナミックな雲海が出現。まるで飛行機から見たかのように一面広がり、結構近い距離に北アルプスが浮かんでいる。雲海ギリギリの標高なので、雲は風でまたたく間に白いモンスターに姿を変えて再び霧の中へ。そしてしばらくしてまた青空が広がる、の繰り返しが続いた。
暖かかったせいか雪はほぼ解けていた。一人とスライドした以外に誰にも会わず高妻山頂に到着し、もう一人新潟の人と談笑し乙妻を往復した。稜線の場所によっては結構急峻な山で、積雪期の乙妻北東面って凄くよく考えられたルートだったのが、夏道から眺めて分かった。
その話でいうと、乙妻スキーは無理なく行ける上限ラインと思った。笹倉温泉は前に誰かが言ってた通りで東京からはガチ遠い。今の生活様式が続くと湯沢里山で静かに終活するであろう自分がみえてきた。
10時を回って来た道を帰る時にはガスにほぼ覆われ、高妻山には人だかりが出来ていたものの晴れそうにない。戸隠山の縦走は来年で良いので青空の日に行きたい。13時下山して毎度の渋滞を抜けて家に帰る。無雪期の山の天気は朝方に尽きるといつも思う。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する