寂地山 - カタクリ探訪
- GPS
- 06:54
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 999m
- 下り
- 996m
コースタイム
【07:41】寂地峡入口
【07:42】寂地峡B/Cコース分岐
【08:00】竜ヶ岳(観音様)【08:04】
【08:09】寂地峡コース合流地点
【09:10】出合(ミノコシ峠への急登手前ベンチ)【09:13】
【09:49】ミノコシ峠【09:51】
【09:55】カタクリ群生(開花)地 Part1【10:12】
【10:18】カタクリ群生(開花)地 Part2【10:27】
【10:28】寂地山まで1.7km地点(標識あり)
【10:29】カタクリ群生(開花)地 Part3【10:41】
【11:05】南寂地山(1,309m)
【11:16】尾根分岐(寂地林道コース合流地点)
【11:22】寂地山(1,337m)山頂【12:04】
【12:07】尾根分岐(寂地林道コースへ)
【12:38】水場『延命水(1,050m)』
【13:08】寂地林道終点
【13:29】林道出合(犬戻しの滝遊歩道合流地点)
【13:43】犬戻しの滝【13:48】
【13:50】東屋(四阿)
【14:28】寂地峡駐車場到着
※撮影しながらのタイムにつき、区間所要時間としては参考にはならないと思います。
※例によって、ルートがGPS出力ではありません、手入力です。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ツキノワグマに注意しましょう |
写真
感想
今年はカタクリの開花が早いのでは?
ということで、居ても立ってもいられず、出撃しました。
昨年は5月1日に登って、たくさんのカタクリを観賞することが出来ました。
カレンダーの上では、2週間ちょっと早い計算になります。
果たして咲いているのか?
なんて疑問はほとんど持っていませんでした。
むしろ、「咲いていないはずがない!」というほどでした。
で、まずは寂地峡入口(五竜の滝入口)から『竜ヶ岳』へと向かいました。
いつもは滝を眺め、木馬トンネルを抜けるBコースを歩いて竜ヶ岳の観音様にお参りするのですが、どうもあの「手掘りトンネル」が苦手なので、今回はそこを通らずに済む、Cコースから登りました。
いわゆる、竜ヶ岳の傍から下山ルートに使われるハシゴのコースです。
登ってて「あれ?こんな所だったっけ?」と感じました。
2箇所あったハシゴが1箇所だけになってました。
コース変更されたんですかね?
で、観音様にお参りしたら竜ヶ岳を下りて、木馬トンネル上流部で『寂地峡コース』に入り、寂地山登山のスタートです。
まず足元に現れたのは、エイザンスミレ、ミヤマカタバミでした。
それから、ボタンネコノメソウ、エンレイソウ。
平成25年1月15日に登った時と比べると、ホント「春になったんだなぁ」と感慨深い思いになります(笑
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-261446.html
新緑が少しづつ山に広がり、爽やかな谷風が流れる気持ち良い山歩きを1時間ほどしたら、出合のベンチに到着、ここからミノコシ峠への急登?が始まります。
あの時(1/15)と比べると、なんて楽チンなんだろう!
1時間47分も掛かった、出合〜ミノコシ峠を今回は36分で登りました。
例年、カタクリはミノコシ峠の南西に位置する『右谷山』方面から咲き始め、徐々にミノコシ峠から寂地山、冠山へと開花が移行するそうです。
で、ミノコシ峠に登れば、すぐにいっぱいのカタクリの花が迎えてくれると思っていた私は少し青ざめる。
カタクリの花が見えない。
寂地山方面へと少し歩きながら探すが、ツボミのもの、良くてもまだ開きかけの個体しか見当たらない。
「うわぁ、やっぱりまだ早すぎたのか!超特大の空振りだ...」と意気消沈。
気持ちを切り替えるとしても、今回の目的は何にすればいいんだぁ...
そんな風に考えながら更に数10m歩いたところで、地味な色合いの地面の中にパステルカラーの花を見付けた。
綺麗に反り返った花びら、淡い紫色。
「おお〜っ!あったぁ!」思わず、声が漏れた(笑
心の中では「よっしゃああああ!」と叫んでいたが。
陽当たり良い稜線に、この時期としては充分であろう数のカタクリが咲いていた。
しかし、数日前の冷え込みで降った雪のせいか、或いは前日午後の一時的な大雨のせいか、
茎がぐにゃりと折れ、花が地面に横たわり、萎びた個体も少なからず見られた。
とりあえず、目的を達成することが出来て、意気揚々と寂地山へと歩く。
やはり陽当たりの良い場所は、開花率も高いようだ。
誰も居ないので、地面に伏せ、お尻を突き出す恥ずかしい恰好でファインダーを覗く(笑
聞こえるのは風の音と、ウグイスの声。
ミノコシ峠から、撮影しながらのんびりと1時間15分ほどで『南寂地山』を通過。
この辺りまで来ると、カタクリはほとんど咲いていない。
結果、『南寂地山』から『寂地山』山頂までは開花率0.5%といった状況でした。
寂地山山頂の見頃はまだまだ先のようですね。
さて、山頂で昼を食べ終え、山頂のゴミ拾い、セルフ記念撮影など、自由にのんびりしていると、冠山方面からふいに人影が現れ、思わず小声を出して驚いた(^^;
年配の女性3人組でした。
『寂地林道コース(犬戻しの滝方面)』で登って来て、さっき冠山まで行って来たのだそうです。
「カタクリは全然咲いていなかった」というので、ミノコシ峠の方はそこそこ咲いていたこをと伝えると「今からここでお弁当を食べて、ミノコシ峠経由で寂地峡コースで下山しようかねぇ」と話していた。
更に、ミノコシ峠経由での駐車場までの所要時間を聞かれたので、私は個人差があるがと前置きした上で、3時間半、最低でも3時間はみておいたほうが良いのでは?と伝えて、私は一足先に山頂を後にした。
15時に寂地峡の駐車場にタクシーを呼んでいると言っておられましたが、この時、既に12:07でした(^^;
その後、私は寂地林道コースへと分岐を曲がって下山。
長ぁ〜く退屈な林道歩きを後悔することになった(笑
来た道を戻って、もう一度午後の陽射しを浴びたカタクリを眺めて帰れば良かったなぁ。
結果、出発から寂地峡の駐車場に到着するまで、山頂の3人以外には誰にも合わなかった。
静かな山でカタクリを独り占め出来た一日でした。
※着替えを済ませ、駐車場を出発しようとした時に、タクシーが1台入って来た。
時間を見ると14:42。
あぁ、あの人たちが呼んでたタクシーだな。
そう思って、運転手さんに「女性3人から15時の予約を受けて来られたのですか?」と聞くとその通りだった。
「15時は回るんじゃないかなぁと思いますよ」
山頂での会話を伝え、一言、気長に待つようにお願いしておきました。
無事に間に合ったのかな?
コメント
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カタクリ、とても綺麗ですね
実はこの日、右谷山・寂地山縦走と三ツヶ峰・野道山縦走で迷った挙句、後者に登りました。
先週(雪が降る前)木馬トンネルまで下見に行った際に、案内所のおばちゃんにカタクリの話を伺いました。
丁度その日は広島県から数人のハイカーが下見に訪れており、今月21日(日)に30名ほどの団体で来られるとのことでした
苦手な蛇が出る前に是非私も訪れてみたいものです
出掛けに検索したのが、13日の雪の記事…
雪の状態をかなり心配していましたが、すっかり融けていて、ほっとしました。
いつもは、松の木峠から登っていたので、寂地峡から登ったのが初めてで、
思った以上に距離が長く、暑かったのもあって、相当疲れてしまいました(^^;
カタクリ、結構咲いていてくれて、良かったですね(^^
結構咲いているのに出会えて、私も、よっしゃー!って感じでしたよ
吉和冠と寂地山の山全体が、カタクリだらけになるころに、また、登れたらいいなって思っています。
こんにちは。
数はまだまだ少なかったですが、天気も良く、反り返りが良かったので、
とても満足できるカタクリ観賞となりました。
惜しむらくはピストンとせず、復路を林道コースにしたことでしょうか
寂地山の開花ピークは、来週後半〜月末辺りかなと感じました。
チャンスがあれば再度登りたいですが...
21日には団体さんが登るとのこと、やはり休日はごった返すのでしょうね。
今回の、カタクリ独り占めの静かな山行の有難さを感じます(笑
初コメント、ありがとうございます
一日違いだったんですね〜。
私も先日の冷え込みのことは知っていたものの、降雪についてはノーマークだったので、ミノコシ峠〜寂地山で残雪がけっこうあったことに驚きました
それでもカタクリが咲いていてくれたので、ほっとしました。
ホント、「よっしゃー!」って心震えますね
あ、私は松ノ木峠からは1度しか登ったことがないんです。
あの滑りやすい黒土の急登が苦手で
寂地峡コースは距離は長いものの、谷合の爽やかな感じが気に入ってます。
夏は他のコースに比べれば比較的涼しいのではないかと思います。
開花ピークを迎えた頃のレコを楽しみにしてますね
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