快晴の五竜岳 遠見尾根往復
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,416m
- 下り
- 1,432m
コースタイム
8:30 テレキャビン乗車
8:40 テレキャビンアルプス平駅
8:50 白馬五竜スキー場 アルプス第一ペアリフト終点
9:45 一ノ背髪
9:55 二ノ背髪
10:10 小遠見山
10:30 中遠見山
11:30 大遠見山
12:30 西遠見山
12:40 白岳へ向けてC班登りラッセル開始
13:10 B班合流、10人でラッセル
14:30 白岳
14:40 五竜山荘着
4/14
5:00 五竜山荘発
5:30 G0のコル
6:10 G2/G3のコル
6:40 五竜岳山頂
7:50 五竜山荘着
(テント撤収)
8:30 五竜山荘発
8:35 白岳
9:40 西遠見山
10:05 大遠見山
10:30 中遠見山
10:55 小遠見山
11:00 二ノ背髪
11:05 一ノ背髪
11:25 五竜スキー場トップ
11:40 テレキャビンアルプス平駅
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
面倒くさくて、年明け以降ずっとヤマレコを更新していませんでしたが、今回は心を入れ替えて・・・
所属山岳会の訓練山行で、遠見尾根を往復して五竜に登ってきました。
テレキャビンが動き出してしばらくしてから乗車。リフトを乗り継いでゲレンデトップに降り立つ。
今日は本当にいい天気だ。できれば小屋まで行きたい。そう言いながら出発。
ゲレンデトップは前日20センチほど積もったようだが、先行者のトレースがバッチリである。
というより、別PのO介さんがゴンドラ営業前にスキーで入っているとのことで、そのトレースを追いながら登っていく。
トレースがあるので、ツボ足で問題なく歩く。
やがて大遠見山付近でツボ足のトップパーティに追いつく。このあたりで我々はワカンを装着。
西遠見を超えると、白岳の手前になり、すり鉢状の広大な斜面が飛び込んでくる。
ここでO介さんたちのトレースは沢筋を直登し、小屋があるコルに一直線に向かっている。
早朝かつスキーであること等計算して、こういうルートを選択したんだろう。
我々は安全のため、白岳山頂を経由して小屋に向かうルートを取る。
ここからは完全にラッセルになる。この付近は大体モモから深いところで股くらいのラッセル。
一旦膝をいれて雪を固めた後、ワカンで踏みつけて登っていく。
ラッセルをしているうちに追いついてきた、我々のP4人と同じルートを登る別働隊4人Pと
たまたま居合わせた二人組み男女ツボ足パーティとの混成10人でラッセルを回す。
これだけいると楽である。徐々に風が出てきて、順番待ちをしていると寒くなってくる。
そうこうしているうちに白岳山頂に到着し、小屋へ向かう。
小屋付近は風が強く、テントの張り場決定に難儀したが、小屋横の雪斜面を掘って設営した。
夕食は、何とカツ丼!(山では初めて)ちょっと重かったけど、食が進んでおいしかった。
夜中、まあまあの風が吹き、テント端で寝ていた自分は、かなり背中を押された&ちょっと寒かった。
翌朝、3時起床。思ったほど風は強くない。
フカヒレラーメンを食べて5時に出発。
最初は尾根沿いに歩くが、やがて西側をトラバースするようになる。
一部、岩の下などに融解凍結した硬めのアイスがあり、緊張する。
斜面を気をつけながらトラバースし、夏道沿いに進んでいく。
しばらくすると一部鎖が見えた先にある大きな斜面に出る。
夏はおそらく岩や鎖が出ているんだろうが、今は全部雪の下。
クーロアール状になっているところをダガーポジションで縦横に進んでいく。
これだけの距離をダガーで進んだのは自分では初めてだったが、概ね雪の状態が良くて難易度は高くなく、
風も時折目をつぶる様な強さが吹き上げるものの、コンディションとしては良好だった。
自分的には、朝なので調子が出ず、ちょっと遅れ気味にはなったけど。
ダガーとフロントポイントを繰り返して、テントから1時間半ほどして、ロープは使わずに山頂に到着した。
槍ヶ岳がかすかに見え、西には剱岳の北方稜線が見える。山頂は大展望だった。
下山は早い。
早々にテントを撤収し、日差しが強い中、風のおかげで汗はあまりかかずに、12時頃にはエスカルプラザに下山した。
下山後はみんなで旨い蕎麦屋に行き、山菜やキノコも味わって解散。
あー気持ちがいい山だった。
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