(過去レコ)表妙義山縦走
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,332m
- 下り
- 1,332m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
前回、妙義神社から中之嶽神社方向へ縦走した時、不覚にも石門へ降りてしまった。
自分では中之嶽神社へ向かっているつもりだったが、どこでどのような状況の下で間違えたのか、その時の検証を兼ねての縦走だった。
間違えたことが心の中で澱(おり)となっていて、いつかはすっきりさせねば…と思っていた。
大の字から駐車場を見下ろすと、平日でもあり、私以外の車はなかった。
奥ノ院では鉄梯子で岩窟まで上がり、暗くて汚れている感じの祠の前で安全祈願をする。奥ノ院の横から本格的な鎖場が始まる。
見晴は地名通り見晴らしが良く、薄っすらと雪化粧した浅間山の噴煙が風にたなびいていた。
榛名山は逆光で暗く、赤城山は遠くて霞んでいた。
大のぞきからは天狗岳南面の大断崖が垂直に切れ落ちているのが壮観だった。
表妙義の最高点、相馬岳から凡そ200m下った所に、汲み取って飲める量の水が流れていた。山地図に水と書かれているが、渇水期は涸れていると思った方が良い。
茨尾根のピークで、反対側から親子らしい男性二人連れと行き会い、お互いに危険個所の情報を交換し合う。
双方ともデイパックで最小限の荷物にして、鎖場通過時の負担を小さくしていた。
コース上に表示はなかったが、表妙義の核心部と言える鷹戻しは10時05分〜10分頃に通過した。ここは出っ張った岩に長い鎖があり、鎖は固定されてないので身体が振られやすい。『鎖から手を放すな』という至極もっともな注意書きがあった。
前回、間違えて石門へ下った所へ来た。
登山道沿いに高さ50僂曚匹両さくて細長い岩場があり、真っ直ぐはその左側で石門へ、中之嶽神社へはやや右に、細長い岩場の右側が縦走路のメインルートだった。
よく見れば表示もあったが、真っ直ぐへ行くものと思い込み、見落としていた。
この付近で相前後して単独行二人に会った。今日はこれら計四人に会っただけ。
地図に”困難な岩場”とある所は、上りになるので通過しやすかった。
この後、垂直の鎖場が二ヶ所にあったが、鎖は岩に固定してあり、振られる心配がなく、下りやすかった。
中之嶽神社では、真新しい硬貨で安全祈願のお礼をし、車道に出た。
バス停はなく、タクシーもないので、石門入口から中間道へ入って妙義神社へ歩く。
今回は垂直の梯子も恐怖感を持たず、ルンゼ内の二段垂直の鎖を降りた時も、前回のように膝がガタガタ震えることはなかった。
矢張り場慣れすることは安心感につながるように思う。
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