ハセツネ30k
- GPS
- --:--
- 距離
- 32.2km
- 登り
- 1,987m
- 下り
- 1,980m
天候 | 晴れ 18℃ ノースリーブでもよかったと思う。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
4時間22分でゴール |
写真
感想
ハセツネ30kに参加してきた。
秋に行われる人気のハセツネカップ(日本山岳耐久レース)の春のショートヴァージョンだ。秋の本選はあまりの人気でエントリーするのもたいへん、受付開始後すぐにアクセスできなければ、定員オーバーで締切になってしまう。自分も2年連続でエントリーに失敗している。ただこのハセツネカップはポイント制の優先エントリーというのがあり、山岳保険の加入、登山道清掃のボランティア、そして今回の春のハセツネ30kの完走、この3つをこなせばポイントがたまり、優先的に本戦に出走することができる。今年は確実にポイントでエントリーしようと思い。ハセツネ30kに参加をきめる。
もちろんポイントのためだけに出るわけではなく、やるからには本気で勝負にいきます。今回はめずらしく事前の試走もしてきた。(とはいってもコースの山道の部分は勝手知ったるホームトレイルですが。)
このレースは少々特殊で全長32キロのうち半分近くが舗装路。普通のトレイルランナーは嫌がるだろうが、自分としてはこういうのも面白いと思う。むしろレースプランが立てやすい、今回は3つのパートにわけて計画してみた。
.好拭璽函全寄山 ひたすら登りのロードをこなしトレイルへはいるパート
刈寄山〜篠窪仮設登山口 刈寄山から再びロードに降り、ひたすらくだったあ
と、ひたすら登る、V字の舗装路。
B藐鏨櫃らゴールまでのトレイルパート
↓△撚溝元ぬに入って2時間15分くらい、ででかっとばして2時間、合計4:15でのゴールを目標とする。
レース当日。
前日、不可避の飲み会がはいってしまう。抑えていこうと思ってはいたがもちろんほぼいつも通りの酒量になってしまう。当日の朝かなり酒が残ってはいたが武蔵五日市までの電車でしっかり寝れたおかげでかなり酒が抜けた。加えて前回のレースで失敗した、トイレ問題も、腹筋力全開で2回の脱糞に成功した。これで事前の憂いは消える。
装備
このレースは一応簡単な装備チェックがある。1Lの水と雨具が必須とのこと、さらにエイドもないレースなので必然的に荷物は増える。できればultraspireのレースベストででたかったが荷物がはいらず、いつものGOLITEのRUSHででることにした。ただこの容量だと逆に荷室がすかすかで背中で揺れるのが不快だった。最近はフロントにボトルホルダーを外付けしてボトル前差しではしっているがどうもしっくりこない。レース用に5Lくらいで最高のボトルキャリアーがついたパックが欲しい。
今回はボトルを二本、合計1リットルちょっとの水分をもっていく。結果600-700くらいでたりた。(当日気温18℃。かなり暑い一日だった。)ただ700MLのボトルをフロントホルダー差しではしるとかなり揺れて不快。個人的には前差しはSIMPLE HYDRATIONの350MLで限界だな。
シューズはINOV8でいきたいところだったがロードが半分のレースではTALONのラバースパイクは不向きなのでもうくたくたのHARDROCK09でいくことにした。この靴すでに何キロはしっているのか?
レース
4時間完走目標のエリア前方からスタート。
有名な刈寄山前の大渋滞だが、今回一部コースが変更されたので渋滞はかなり緩和されるはずだとのアナウンスがある。ならば酒も残っているし、予定していた全力スタートダッシュはやめてのんびり流れについていくことにする。
しかし刈寄までのロードは思った以上の傾斜。そこそこ走ってあとは歩く。かなり汗をかく。
採石場をとおりすぎるとすさまじい行列!ぜんぜん緩和されていない。どうやらトレイルに入る部分がロープにつかまっての急登のようでそこで詰まっている。そりゃ詰まるよね。結局15分くらい並ぶ。やはりこの渋滞をみこしてスタートはかなりきつめにダッシュするのが正解だったか。でもおかげで完全に酒はぬけた。
ロープ登りを終え、急登をこなすと刈寄山。ここから入山峠におりるとふたたびロードがはじまる。
△海海らは大きく下って大きく登るV字ロードのパート。
ロードの下りはどうしても苦手意識があったが日々のロードランで足に負担をかけない下りの走りを意識しているせいかだいぶましになってきた気がする。着地がストッパーにならないよう坂の傾斜に合わせて下り、スタンスは狭めに回す。
くだりきると今度はひたすら登り。しばらくはジョグで進むが傾斜が変わったところで歩きに変える。自分的には強傾斜のパワーハイク(早歩き)が心拍もあがらず、ほかのランナーも抜ける一番楽できる部分だ。ハイキングでぐんぐん進んだところで篠窪の登山口着。ここでスタッフのかたから420番くらいの順位だとつげられる。渋滞につかまったせいでスタートから2:25くらいの通過になった。
今回はここからのトレイルパートのために十分足を残しておいたのでひたすら飛ばす。急登はもも押しでゴリゴリ進み、下りはひたすら落ちるようにくだっていく。絶好調、まったく失速する気がしなかった。途中、下りが強い、早いランナーを見つけたのでペーサーとしてひっぱってもらう。この二人組で何人ぬかしたか。ほとんと後ろから抜かれることはなく順位をあげる。今熊山手前でこのペーサーさんも失速してしまったのでちぎらせていただく。今日はまだまだ飛ばせるのでひたすらくだる。やはりレースは前半抑えて、後半追い上げの方が楽しい、爽快感が違う。ラスト5キロも失速しない、ここで歩くとレース後の充実感がだいなしになるから。結局このトレイルのパートで200番近く順位をあげて4:22でゴール。目標の4:15は超えてしまったが、大満足で大会を終えた。
レースの内容はかなり違うのでくらべられないが、やっと前回のIZU TRAIL JOURNEYのもやもやを払拭できた。やっぱり全力出し切れるときもちよい。次はロードの100Kmだ。
レース後、LA SPORTIVAのブースで発売前のULTRA RAPTORを見る。かっこいい。かなり頑強なつくりで超長距離や夏の縦走ランによさそうだ。絶対買う。
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