記録ID: 286047
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ハイキング
丹沢
塔ノ岳・丹沢山・鍋割山(長尾尾根〜盆沢相尾根〜鍋割北尾根)
2013年04月17日(水) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 2,039m
- 下り
- 2,242m
コースタイム
札掛5:04-5:26札掛分岐-5:36本谷分岐-6:51タライゴヤ沢コース分岐-7:05新大日7:15-7:45塔ノ岳8:02-8:49丹沢山9:15-9:54棚沢ノ頭-11:30熊木沢出合11:49-12:05オガラ沢出合-13:13鍋割山13:47-15:00二俣15:09-16:06大倉
天候 | ◆4月17日(水) 曇り 早朝の湘南大橋=18℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆長尾尾根 なだらかに登っていくような感じでとても歩きやすい尾根です。石ころもほとんど転がっていないのであまり神経を使わないで済みます。 ◆盆沢相尾根(棚沢ノ頭→熊木沢出合) 上部はかなり踏み跡がしっかりついています。ごく一部消えますが弁当沢ノ頭を目指しておけばまたすぐに踏み跡が現れます。弁当沢ノ頭まではそんなに苦労はしないと思います。 弁当沢ノ頭に降りてくる前に二ヶ所のトゲトゲがあります。一ヶ所めは中央から入り、徐々に左手に進路を変えます。二ヶ所めは中央突破をした後、右手に。道なりにといった感じで。 弁当沢ノ頭頂上エリアは平になっていて踏み跡も不鮮明だったりします。右手の崖や斜面から離れすぎないようにし、尚且つ一番高いところを歩くことが肝要かと。 山頂エリアの平なところから急降下していきますが、微妙にテープがついています。踏み跡も薄っすらあったりなかったりしています。晴れていれば愛鷹山と玄倉川を一直線に結ぶイメージで降ります。ここは右手よりも若干左手方向という感じです。 ガーッと急降下して左右どちらに行くか迷うポイントがあります。右に行くと急降下の尾根→×。左に行くと最初は比較的なだらかな斜面→○。左に行くとすぐ右手に熊木ダムが見えます。晴れていると玄倉川と愛鷹山が一直線に見え、基本的にそのラインに合わせて降りていけば良いのですが、ここだけはそのラインを右手に見るように降りることが大事です。 最後、左右両方に河原が見えてくると進行方向右手の木の幹に青いテープが、左手した飛び出した木の根っこに赤いテープが巻いてあります。そこは大きく右折します。 ◆熊木沢出合→オガラ沢出合の林道 今日のところは落石などありませんでしたが以前よりはるかに危険になっています。崩落して岩が林道を覆いつくしそのまま谷底までつながっています。一歩間違えると谷底に岩もろとも転落してしまう危険をはらんでいます。オガラ沢出合手前の崩落個所も一部ギリギリ残っていた歩行スペースもなくなっていました。 ◆鍋割北尾根 尾根筋に出れば後は上を目指していけば大丈夫そうです。オガラ沢出合の橋を渡って右手に行きますが、すぐ左手から沢が流れ込んで(水量は僅か)います。そちらに行き、鉄製の堰堤を越え、また左手にいき右に行ったり左にいったりしながら最後、左手の尾根筋に取り付きます。そこそこテープがついています。尾根筋に出るととにかく巻いたりしないで一番高いところを歩くようにします。踏み跡はしっかりしていたり消えたりしますがとにかく一番高い高いところを上を目指します。ヒーヒー言いながら登っていくと旧鍋割峠に差し掛かります。道標などはありませんが一旦ほんの少しだけ下ります。そうすると真正面と左斜め前方に踏み跡がありますが左斜め前方の方が歩きやすいです。後は踏み跡が消えても真上を目指す感じで登っていけば鍋割山稜の登山道に合流します。 ※足を運ばれる際は最新の情報をご確認ください。 |
写真
感想
今月は土日がすべて仕事ということでGW前までは平日に時間を作って山に行ってます。丹沢は基本的には早く下山し、そそくさと家に帰り一杯飲むパターンばかりだったのですが、最近ふと長めの時間と距離(自分の尺度で)を歩きたくなりこのようなルートとなりました。
今まで歩いたことがあるルートをあれこれつぎはぎしているのですが今回は初めて長尾尾根を歩いてみました。丹沢の東から入ったのも2回目、2005年の12月に塩水橋から丹沢山に登って以来です。長尾尾根は以前から歩きやすいということがヤマレコの山行記録にも書かれていました。なかなか機会がなかったのですが、初めて歩いてみて評判どおりの登山道でした。次、いつ来れるかは分かりませんがヨモギ尾根あたりと抱き合わせにしたいなと思っています。
今回はなんといっても熊木沢出合→オガラ沢出合の林道がどうなっているかということでしたが、ヤマレコの諸先輩方が書かれていらっしゃいますようにかなり危険な状況になっています。生命にかかわる事故がいつ起きてもおかしくないくらいの状況です。自分も箒杉沢を歩くルートを開拓する必要に迫られた今日の山行でした。
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コメント
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丹沢 [日帰り]
岳の台・菩薩峠経由 塔ノ岳 (蓑毛〜ヤビツ峠〜岳の台〜二ノ塔〜新大日〜塔ノ岳〜鍋割山〜大倉)
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
naveさん こんばんは。 お疲れさまでした
未踏の地開拓御苦労さまです。
段々慣れてくると下山時間も延長してきますね。
私も以前は必ず12時までには降りてきたのですが
最近は調子にのって日没までにとか生意気になってきています。
アクシデントに十分対応できるそれなりの装備で
今後もお互い気を引き締めて行きましょう
味のあるルート参考にさせていただきます
登山道の状況は、日々変わっていくようですね
navecatさんの丹沢レコは、さしずめ丹沢詳細地図のヤマレコ版or実写版といってもいいと思います
丹沢はホントにいろんなルート取りができて魅力的ですね
鍋焼きうどん、パクリと食べました?
こんばんは☆navecatさん。
ブナ林、いいです〜もうすぐ新緑とツツジの、コンビネーションですね
とても、わたしなんぞが行けるルートではないので、登山詳細図を見ながら妄想(イメトレ)しました。お疲れ様です
熊木沢出合からオガラ沢までは、200m〜300mぐらいなので、
河原歩きの方が、やっぱりいいかもです。
でも、靴脱ぐのがイヤなんですよねー、皆さん。
ナベさん、神奈川県に掛け合って、河原を整地して木橋かけろってろって。
naveさん、おはようございます。
写真見ていって、「鍋担当」が思い浮かんだのですが、
ご自身で書かれてましたね。
19,20枚目の写真、怖そうですね。
現場で見ると写真のイメージよりもっと凄い
のでしょうね。
ミー君、お出迎えのポーズでしょうか。
鍋担当の鍋猫さん、ありがとうございます
できれば1枚くらい「橋フェチポーズ」もセルフ撮影して
いただければ、完璧デス
先日もとあるユーザーさんから「橋フェチポーズをパクらせて
いただきごめんなさい!」というコメントをいただきましたが、
大歓迎です♪キンタローにものまねされてる前田敦子の気分
ですから・・・
長尾尾根はこれからのシーズン、静かになりますね。
ヒルの名産地ということらしいので、、、
長尾尾根のタライゴヤ沢の分岐点にはヒル対策の塩水スプレーが
設置してありました。私もご相伴にあずかりました
こちらこそbeelineさんの記録は参考にさせていただいております。
棚沢ノ頭からの下り、丹沢馬蹄形縦走はシッカリとインプット
しております!
特に平日の場合に人の気配のしないルートを歩きますと要注意ですね。
塔ノ岳〜棚沢ノ頭、鍋割山〜大倉は人がいましたがあとはやはり
どなたもいませんでした。
(オガラ沢出合に一人いらっしゃいました)←kazikaさんでした
自分のことは自分で対処できるよう気を付けていきます。
"日高"関係、気付いていただいてホッとしております
日高に差し掛かって道標を見たときは一人、ほくそえんでしまいました
ユーシン&熊木沢出合をからめればいくらでもルートを組み立てる
ことができますが、熊木沢出合〜オガラ沢出合の林道は通れない
ことはないですがかなり危険になっていました。
河原ルートの開拓が急務です
なんて、少し"知ったか"ぶりをしました・・・。
鍋焼うどんを見たときはゴクリとなり、パクリといただきました
ブナ林が緑に染まるにはあと1ヶ月ぐらいでしょうか・・・
後沢乗越のあたりまでは綺麗に芽吹いていました
棚沢ノ頭←→熊木沢出合はこれで上り下り3回ずつになりますが
慣れると道が見えるといいますかホイホイ歩けますね。
でもそれが油断の一歩めかと思いますので次の機会はいつも以上に
引き締めていきたいと思います。
今日は対戦防御率0,00の投手ですね!ラジオから離れられませんね
昨日はそのまま崩壊林道を歩きましたが、かなり危険でした
林道から河原を見ながらどこが渡りやすいか、オガラ沢出合には
どこを曲がるかなど見ておりました。
ルートの確認よりもあの高さは怖いですね。落石や崩壊に
巻き込まれたら一発でアウトです・・・
仰るように"ロシアンルーレット"です
私が県に掛け合っても門前払いでしょうね。
チャッカリ、パクっています。最後、西山林道をテケテケ歩いている
ときに「鍋担当」、思いつきました
でもすぐにバレてしまうことなので著作権者様に承諾をいただきました。
表題もこれからいじってみようかと思っています
何回か歩いていますので崩壊の変化が手に取るようにわかります。
さらにひどい状況になることを想像すると怖さ倍増です
ミー君、ストーブの前にいたのですが常連の男性の方から
座席移動させられてご立腹の様子です
5月は、"橋フェチポーズ"、お付き合いください
ご許可いただきましてありがとうございます。
合わせて表題もいじりますねぇ〜。
ご了解ください
「橋フェチポーズ」は5月にmillionさんとご一緒させていただく
予定がありますのでその際に 少々おまちください
著作権者さまのご意向に沿うかたちでいきます
navecatさん
コースタイム拝見すると・・・
丹沢山山頂でお会いしてますね
同時に着いた方がnevecatさん?
白い合羽着ていた方かな?
ロング歩かれましたね。
私は天気で嫌になってしまいました。
白い合羽の方、私も見覚えあります
というわけで白っぽい恰好はしていましたが合羽は
着ておりませんでした。
私は丹沢山に到着してすぐ山荘の中に入って
カップヌードルを食べていました
不動ノ峰あたりではパラリ程度でしたが雨も降っていました
風はとても強かったですね。1,2回でしたが足元をすくわれ
そうになりました・・・
みーくんにゃんとも癒されます^^
わたしの憧れの不動ノ峰写真に萌えてます!
先日、日本百名山の再放送?で丹沢のブナ林をみて
新緑の季節に歩けたら気持ちいいんだろうなと思いました。
が、ヒル怖くてこれからの季節躊躇します。。
でも蛭は行きたいのデス!
がんばってレコあげられるようにしたいです
ミー君、にゃんとうの方角を向いて座っていました。
じーっとしていたのでにゃんかいも触りました
不動ノ峰あたりの笹原の景観は、ガスのなかでしたが
荘厳な雰囲気でした。晴れていてば眺望の素晴らしい
登山道ですね
後沢乗越あたりぐらいまで新緑が進んできています。
ブナの新緑が濃くなってきますと本当に綺麗ですね。
陽の光が一面のブナの葉を輝かせて緑色の光線が降り
注ぐ様子は季節の変化を感じます
主稜線もブナは見事なのですが。。。ヒルとの戦いが待ってますね
蛭ヶ岳登頂目指して一歩ずつ着実に前進されますように
盆沢相尾根、踏み跡の方しっかりとあるんですね。
鍋割北尾根も両方ともすごく気になっている道だったので
こうしてnavecatさんのレコ&写真を見ていると歩きたくて仕方なくなります
うどん、パクリた〜い
ちょっと言いたくなったので言ってみました
盆沢相尾根&鍋割北尾根はご主人様は歩かれたことがありますでしょうか?
盆沢相尾根の下部は本当に急降下になりますし、場所によっては一歩
間違えると熊木沢の谷底まで落下する危険をはらんだ箇所もあります。
鍋割北尾根も下部では以前のレコにも書きましたが、下りでご一緒させて
いただいた大ベテランの方でも道を間違えられております。
もし行かれる際はもう少し詳しくご説明いたします
何回も歩いていると道筋が見えるというより周囲の景観でここは
右とか左とか体が覚えてしまっている感じがしています。
文字にしなければいけない点がかなり流れているような
気が最近していますので
といってもすぐにということではないですよね・・・
安全面を考えますと子供を連れていく場所ではないと思いますので。
鍋焼うどんは、、パクリといかないでよく噛んで食べてくださいね。
決して人のものをパクリとしてはいけません・・・
それは私でした
navecatさん、こんばんは。
またロングでしたね。
いつもながら丁寧なコース状況の説明に、行きたいけど迷いそう とビビッてます
週末は予定があるので山行はなし。木・金とお休みだったので、秘かに丹沢ソロデビューを目論んでいたのですが・・・風邪をひいてしまい寝込んでました
もちろんコースは定番の「鍋&塔」ソロで丹までは無理かな?
写真を見ると鍋焼きうどん食べたくなりますね
風邪の方はいかがでしょうか。もう治りましたか。
週末の予定、無事に遂行したいですね
ふと思い返してみたのですが、丹沢以外の山域で歩いたことのある
破線ルートは奥穂→西穂と南ア鋸岳ぐらいかなと・・・
多分、丹沢以外で破線ルートを歩くとしたら経験者が同行しない
限りは今後はないと思います
奥穂→西穂の縦走も何が起きるか分からなかったのでそれなりに
身辺整理をしてでかけました
なので丹沢に限らず破線ルートはその周辺の一般道を6〜7年ぐらい
かけて歩いてなければ踏み込まない方が安全ではないかと思います。
丹沢定番コースでも鍋割山稜はこれからの季節、綺麗になります
密かな丹沢ソロデビューの機会をまた狙ってみてはいかがでしょうか。
鍋割山荘はこの日、平日の13:00過ぎでしたがそれなりにお客さんはいて
ハフハフと皆さん鍋焼うどんを食べていました
navecatさん、開拓&ロングお疲れ様です。
11時間は体に来ますよね〜1本で眠くなるのが判ります
肌寒くて、写真を見てゴクリです〜
鍋焼きうどんがたんと食べれてうらやましい
道迷いしそうで盆沢相尾根はまだ下る自信がありません 登りで活用します〜
崩落地点は要注意なのが判り、いつも詳細なレコで助かります
これから新緑やシロヤシオが楽しみですね
今週末は雨かな・・自分はショート&低山にしておきます
では、また
kozyさん、こんにちは!
私の場合はたまたまこの尾根は1回目=上り、2回目=降りだったのですが、
2回目はricalojpさんとご一緒でした。このときは雪のなかの下降でした。
調子に乗って3回目=降りをやったのですが、何ヵ所か怪しいことに
なりました。雪のあるなしでも全然違いますね
朝日向尾根は3回とも上りでしか使っていません。あともう1回上って
降ってみようかと考えています。
それはそれとしまして秋ぐらいに盆沢相尾根降り登山を計画
しましょうかね
kozyさん用に長めのルート設定で・・・
私にとっては自爆かもしれませんが
今週末は寒いしあまり天気には恵まれないようなので出撃の際は
くれぐれもお気をつけて
navecatさん、おすすめの盆沢相尾根を降りてこられたんですね。
私は、まずは登りで挑戦してみます。
鍋割山方面のバリルートも興味あるのですが、玄倉林道の崩壊具合が心配で、とりあえずはやめとこうと思っているところです。
私もですが、山行のときはくれぐれもお気をつけて!
12日前に盆沢相尾根を上っていますので道の見え方は凄く
ハッキリしていました。特に上部でしたが。
ただ、上りでは3ヶ所に感じていたトゲトゲの岩場が下りでは
2ヶ所に感じたりと歩く向きによって違うのでしょうかね。
経験、技量、体力、情報があっても安全策で上りから先に
行かれた方が良いかなと思います。
挑戦が無事に、好天のもとできると良いですね
熊木沢出合〜オガラ沢出合の林道は極力避けてルート設定
される方が良いと思います。それでも上手く組み合わせれば
鍋割山周辺のバリルートも歩けそうですよ。
お互いに無事故で山から帰ってきましょうね!
navecatさん、こんばんは
関東方面の山は相変わらず位置関係がよくわからず、
でも鍋・丹・塔って暗記すればよかったのですね(笑)
22粗帰りですか、
最近は、私もそそくさと家で一杯の方ですので焦っています
でも、花に誘われぶらぶら歩きもやめられませんし、
困ったものです
次回お会いする時は、お相撲さんになっているかもしれません
馴染みのない山域ですと止むを得ないですよね。
私も近畿方面は???です。
「大峰山脈」も「大台ヶ原」の山と高原地図も実際に
使ったのは1回きりです
「鍋・丹・塔」は遠方から来られる方に最大ここは足を
運ばれてはという山かなと思います。
『日本百名山』をとなりますと「蛭・丹・塔」になりますが。。
次回お会いするのは秋でしょうか
"天高く馬肥ゆる秋"ということでお互いに気を付けましょう
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