岩切神社奥宮と加波山と裏山禅定
- GPS
- 05:58
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 906m
- 下り
- 905m
コースタイム
天候 | 曇り、小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
加波山中腹の岩切神社から、加波山、燕山をまわり、445m峰から下りるルート。 燕山からの下りで、加波山禅定の裏山霊場を探索した。 禅定場の石を特定して歩いたので、今回も石の写真が多い。 ヾ篝攷声劼愿个 冬と夏で異なる。 ・だいぶ上の方まで広い林道、神社までおだやかな道。(冬季) ・背の高い雑草に覆われた廃道。ぬかるみも見えず歩きたくない。(夏季) 加波山、燕山 ハイキング路。問題なし。 1躬海ら禅定道を通って、東飯田林道 岩場の急坂に巨石がごろごろ。要注意。わかりやすい道ではないが藪ではない。 林道に出るところは、無理に斜面を削っているので、崖に下りないように。 づ貳單栂啼擦ら445m峰 比較的わかりやすい山道 445m峰から上小幡 林道方向に無理やり藪をつっきったので参考にしないで下さい。感想欄に反省あり。 |
写真
感想
岩切神社と、445mの三社石について、以前は偶然ぶつかった感じだったので、再度ゆっくり見るように計画した。
岩切大神は、加波山神社のHPで紹介されていたり、本宮道入り口付近の廃墟化したテーマパークに岩切大権現天狗が寂しく置かれており、加波山にとって由緒ある神様であることを知った。前回藪の中ルート探し中に遭遇したときは知らなかった。
出発点で、ため池の横に駐車するときに、近所の方に岩切神社から加波山に行くと話したところ、岩切神社はご存じで、「神社の先に藪がある、一人で行くの?」と心配されたので、一度通ったことはあることをお話しした。登り口への道を教えていただいた。
岩切神社は、里の神社にしてはかなり奥の方にあり、一般向けにはアクセスが不明瞭なので訪れる人は少ないと思ったが、話した方はよくご存じだし、神社の清掃の様子を見ても、土地では大事にされていると感じた。
もう一つの目的地、445m峰の稜線にある三社石は、ある程度前川氏の文献(日記参照)の禅定石を特定できたが、最先端の西覗き東覗きの石が図と一致せず特定できなかった。445mの峰は山道ははっきりして歩きは問題ないが、南側に採石場が迫っているためか、前川氏の文献(昭和50-60年ごろ)にも、石が消失したりしていたようである。時間に余裕をもって再確認したいと思う。
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追記。
帰りにいくつかのミスが重なり、夕暮れの時間に、携帯のバッテリーぎりぎりで藪道を下りるという、一歩間違えば真壁の藪でビバーグしかねない帰路だった。情けない話だが、二度とするまいという反省と、他山の石となるかもしれないので書いておこうと思う。
[失敗]
・探索に熱中して、安全のための下山開始予定を気がついたら1時間過ぎていた。
・予定時間の見積もりが甘かった。4時間程度とみていたら6時間かかった。
・いつも携行する携帯の予備バッテリーと予備携帯(シムカードを抜いた予備機)を先週違うリュックに入れたまま持ってきていなかった。
・下山時に携帯残量は9%だった。GPSと連絡を携帯に頼る登山では致命的になりうる。
・荊の藪の途中で、携帯のストラップがひっかかりロスト、探しに戻った。20m程度で見つかったのはラッキーとしかいいようがない。→藪中で携帯の持ち場所を見直す。
・時間が万全ではないときは、リスクを減らすために、難易度の高い藪ルートではなく、遠回りの足元の安定したルートを選ぶべきだった。(焦りによる初歩的なミス)
[救い]
・紙の地図は持っていた。
・頭の中に、どちらの方向に行くと歩行歴のある林道があるか入っていた。
・服は着衣の他に2枚、食料、飲み物は余らせていた。
結果として、問題なく明るさのある時間に里に着いたが、たまたまで、100回やって大丈夫ではないことは幸運でしかない。反省。
コメント
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一昨日、岩切神社の途中、地図上の分岐まで歩いてきました。時間切れで帰る途中に不動様を発見しました。近いうちに再チャレンジしたいと思っています。ところで質問ですが、前川文書は、茨城県歴史観で入手(コピーもしくは撮影など)できるのでしょうか?
お教えください。
岩切神社から加波山は登るだけでなく歴史の感じられる魅力的な山域ではまりました。
私も筑波山の麓に住んでいますが、身近にある意外な発見は宝さがし(秘密基地さがし?)のようで楽しいです。
前川氏の文献(加波山巻5霊場、1979.5、前川康司氏著書)は、
茨城県立図書館と国会図書館に寄贈されており、県立図書館の郷土資料コーナーで閲覧できます。コピーは全体の半分まで等、著作権で制限があります。
リンク、文献の紹介。
https://www.yamareco.com/modules/diary/485494-detail-225832
文献の主旨から、記録の存在を埋もれさせないことが著者の労に応えるのではないかと思います。後ほどサンプルを見れるように連絡します。
26日に、岩切神社まで行ってきました。霊気の漂う神域の雰囲気に圧倒されました。
トラロープに縋って、周囲の岩を見て回ったのですが、どの岩の裂け目にも御幣が安置されていて、信仰の厚さを感じさせました。draemoonさんは、あそこから、さらに登って林道に出たのですね。私は、下の作業小屋の下から右に伸びる踏み跡がそうかなと思いましたが。
いずれにしても、岩切神社は禅定道の一部であり、入り口なのだろうと解釈しています。
こんどは、林道から445mp近辺の石群を見て回ろうと思っています。
前川文献の情報もありがとうございます。機会を見て、歴史館に出かけるつもりです。いろいろとご助言を戴けますように。
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