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記録ID: 2872444
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
芦別・夕張

ハッタオマナイ岳(国道274号から)

2021年01月19日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
14.5km
登り
1,017m
下り
1,015m

コースタイム

日帰り
山行
7:57
休憩
0:20
合計
8:17
7:10
202
国道274号オコタン橋
10:32
10:40
118
稜線分岐(1000m)
12:38
12:50
115
14:45
0:00
42
稜線分岐(1000m)
15:27
国道274号オコタン橋
天候 曇り→晴れ→曇り→雪
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道274号オコタン橋手前(「石勝樹海ロード」の石碑がある所)に駐車
コース状況/
危険箇所等
全行程スノーシュー
※ルートの軌跡は手動入力です。(取り付き〜・729まではかなり適当)
R274オコタン橋手前の駐車帯を出発。
R274オコタン橋手前の駐車帯を出発。
国道から分岐している林道(作業道?)を使って尾根に取り付く。
勿論トレースは無く、シューで20cm以上沈むラッセル。
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国道から分岐している林道(作業道?)を使って尾根に取り付く。
勿論トレースは無く、シューで20cm以上沈むラッセル。
交錯している作業道を適当に繋いでまずは・729を目指す。
深雪に加えて踏み抜きも多く、かなり消耗させられる。
交錯している作業道を適当に繋いでまずは・729を目指す。
深雪に加えて踏み抜きも多く、かなり消耗させられる。
・729に到着すると平坦になり、作業道はここで終了。
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・729に到着すると平坦になり、作業道はここで終了。
・729の先へ進むと次第に傾斜が増し、尾根も細くなってきた。
・729の先へ進むと次第に傾斜が増し、尾根も細くなってきた。
稜線が近くなるにつれ雲が抜け、青空が出てきた!
稜線が近くなるにつれ雲が抜け、青空が出てきた!
振り返ると遠くに夕張岳が白く輝く。
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振り返ると遠くに夕張岳が白く輝く。
夕張岳はなだらかなイメージがあったが、南側からだと意外に尖って見えるようだ。
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夕張岳はなだらかなイメージがあったが、南側からだと意外に尖って見えるようだ。
陽射しがありがたい。
陽射しがありがたい。
稜線近くまで登ると雪も多少締まってきて、一時的に深雪のラッセルからは解放された。
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稜線近くまで登ると雪も多少締まってきて、一時的に深雪のラッセルからは解放された。
南に向きを変え、稜線上の1000mの小ピークに到着。
ここまでで3時間以上かかってしまった。
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南に向きを変え、稜線上の1000mの小ピークに到着。
ここまでで3時間以上かかってしまった。
雲がかかり始めているが、この地点からも夕張岳が遠くに見えた。
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雲がかかり始めているが、この地点からも夕張岳が遠くに見えた。
樹氷と青空のコントラストが美しい。
こんな景色を見れただけでも満足。
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樹氷と青空のコントラストが美しい。
こんな景色を見れただけでも満足。
これから目指すハッタオマナイ岳が左奥に見えてきた。
結構距離あるな〜、日没までに帰ってこれるだろうか・・・
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これから目指すハッタオマナイ岳が左奥に見えてきた。
結構距離あるな〜、日没までに帰ってこれるだろうか・・・
まずは1017.9m(三角点:主府久)の東側をトラバース。
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まずは1017.9m(三角点:主府久)の東側をトラバース。
トラバースし辛い所は稜線伝いに進む。
トラバースし辛い所は稜線伝いに進む。
・980も東側をトラバースして通過。スキーなら気持ちよさそうな斜面だ。
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・980も東側をトラバースして通過。スキーなら気持ちよさそうな斜面だ。
突如現れた岩場、ここも東側から巻いた。
突如現れた岩場、ここも東側から巻いた。
・842の北側は平坦で所々笹が見えていて、またしても踏み抜きに苦戦させられた。
・842の北側は平坦で所々笹が見えていて、またしても踏み抜きに苦戦させられた。
あ゛〜〜笹うぜ〜〜〜
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あ゛〜〜笹うぜ〜〜〜
左手には北日高の山がうっすら見える。視程が良ければ幌尻岳や戸蔦別岳が見えそうだが・・・
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左手には北日高の山がうっすら見える。視程が良ければ幌尻岳や戸蔦別岳が見えそうだが・・・
日高町/占冠村の境界にある932m峰だろうか、特徴的な形をした山が目に入る。
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日高町/占冠村の境界にある932m峰だろうか、特徴的な形をした山が目に入る。
右の・987、そして左に続くハッタオマナイ岳が近づいてきた。
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右の・987、そして左に続くハッタオマナイ岳が近づいてきた。
・987に到着。先ほどまでの晴れ間はやはり一瞬だったようだ。
・987に到着。先ほどまでの晴れ間はやはり一瞬だったようだ。
ここからは樹海ロードと穂別福山のあたりが見下ろせた。
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ここからは樹海ロードと穂別福山のあたりが見下ろせた。
左端に小さく見えるのが福山PAのあたり。普段国道から見ていたのはハッタオマナイ岳ではなくこの・987だったようだ。
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左端に小さく見えるのが福山PAのあたり。普段国道から見ていたのはハッタオマナイ岳ではなくこの・987だったようだ。
あとはなだらかな稜線を辿れば山頂はすぐそこ。
あとはなだらかな稜線を辿れば山頂はすぐそこ。
ハッタオマナイ岳(1021.1m)到着!
山頂部は雪が浅く、少し掘ったらすぐに三角点が出てきた。
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ハッタオマナイ岳(1021.1m)到着!
山頂部は雪が浅く、少し掘ったらすぐに三角点が出てきた。
一等三角点「辺富内」
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一等三角点「辺富内」
平坦な山頂部にはかなりの強風が吹きつける。
平坦な山頂部にはかなりの強風が吹きつける。
視界も悪くなってきたのでそそくさと帰路へ。・980あたりの登り返しが地味にしんどい。
視界も悪くなってきたのでそそくさと帰路へ。・980あたりの登り返しが地味にしんどい。
稜線上の分岐点(1000m)に戻ってきた。強風で雪庇が成長中。
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稜線上の分岐点(1000m)に戻ってきた。強風で雪庇が成長中。
深雪と踏み抜きで苦戦した尾根も下りは一瞬だった。
深雪と踏み抜きで苦戦した尾根も下りは一瞬だった。
国道に帰還。

感想

ハッタオマナイ岳は夕張山地の南端あたりに位置する山。標高はそこまで高くないが、地図上では大概山名が書いてあるうえ、国道274号で道東方面に向かうと目に入ってくるので気になっていた。この日は全道的に悪天の予報だったが、ちょうどこのエリアだけ降雪は少なそうな感じだった。アプローチの楽な国道から取り付き、長い稜線を辿るルートで登ってみた。

前夜は夕張の道の駅で車中泊。朝−10℃。福山まで移動して、オコタン橋の駐車帯から分岐する林道で尾根に取り付く。初っ端から深雪のラッセルで苦戦させられる。笹帯では時折腰まで踏み抜いてかなり消耗させられた。作業道が予想外に上の方まで伸びていて、・729まではそれを繋いで進むことができたのは幸い。急登の細尾根を進むと次第に晴れてきて、真っ白な樹氷と青空の景色を楽しみながら稜線に出た。

条件が悪かったら稜線で引き返すことも考えていたが、まだ時間は十分ある。13時頃をタイムリミットに、行けるところまで進むことにした。稜線上は下の方に比べれば多少雪が締まっていて、巻けるピークは巻き、ペースを上げて回復運転に努めた。中盤の笹帯でまたしても踏み抜きに苦戦しつつも順調に進む。稜線に出てから2時間ほどでハッタオマナイ岳に到着。山頂は強風が吹き荒れていて、寒気に晒していたコンデジのバッテリーは一瞬で落ちてしまった。

直下の風が当たらない所で休憩し、すぐに折り返し。途中から雪も降りだしてきて、強風で往路のトレースは消えかけていた。稜線分岐からは急な細尾根を滑るように下り、登りの5分の1くらいの所要時間で国道まで降りた。

帰路は夕張を過ぎたあたりから吹雪で視界が悪くなり、時折ホワイトアウトする中を慎重に運転して22時に帰函。厳冬期にまた一つ未踏の山に登ることができて満足だった。

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