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Yamareco

記録ID: 2873205
全員に公開
雪山ハイキング
北陸

最高の日本晴れ! 雪の『医王山』〜Snowfoot(新型スノーシュー)で「白兀山・蛇尾山」を巡る冬道を縦歩〜

2021年01月21日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:55
距離
13.7km
登り
614m
下り
604m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:02
休憩
1:45
合計
5:47
10:06
22
10:28
10:32
27
10:59
11:08
17
11:25
11:28
65
12:33
13:05
10
13:15
13:25
7
13:32
13:38
9
奥兀(大ザラ)
13:47
14:05
5
14:10
14:14
20
小兀(権現山)
14:34
14:39
14
14:53
15:04
21
15:25
15:28
25
15:53
見上峠
___【 今回のコース 】___

 今回は、林道「菱池広谷線」を歩いて登りました。林道の途中で冬道に上がろうと考えていましたが、取り付き口を見過ごしてしまい、夕霧峠まで林道を登りきってしまいました。夕霧峠からは冬道を登り、「蛇尾山」に上がり、白兀山−しがらくび−(林道)−西尾平−見上峠〜と下り帰還しました。

(開始):見上峠⇒(林道「菱池広谷線」を通行)⇒医王の里⇒(菱池広谷線と田島1号線の交差点)⇒西尾平休憩所⇒しがらくび(冬道の取り付き口をスルー)⇒夕霧峠⇒白兀ヒュッテ⇒(冬道を登る)⇒蛇尾山⇒大ザラ(奥兀)⇒白兀山(雪に埋もれた展望台あり)⇒小兀(権現山)⇒しがらくび⇒(林道を下る)⇒医王の里⇒見上峠:(帰投)

※:呼び名を2つ持つ峰があります。小兀(こはげ)=権現山、奥兀(おくはげ)=大ザラ〜の2峰です。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
___【 タイトルについて 】___

最高の日本晴れ! 雪の『医王山』〜Snowfoot(新型スノーシュー)で「白兀山・蛇尾山」を巡る冬道を縦歩〜

 この日の平成3年(2021年)1月21日は、日本列島が高気圧に覆われ、全国的に快晴(日本晴れ)だったと思います。(比較的低山の)冬山でのハイキングにはもってこいの日和でした。

 先週、買ったばかりのスノーシュー(特殊なタイプ)を履いて、

☆ 雪山ならぬ[ハゲ山]の名をもつ『白兀山(しらはげやま)』と、
☆ 尾根筋が[蛇]のようにくねくねしている(?)『蛇尾山(だおやま)』
                       〜に登って来ました。

※1:イタリア生まれの『スノーフィット(Snowfoot)』

 イタリアで開発され、2014年に発売開始された新型の雪上用具です。見た眼は[爪付きかんじき]ですが、スノーシューとアイゼン(クランポン)とワカン(輪かんじき)を融合したような製品です。

 ↓↓先日、スノーフィットを試し履きした時のレポートです↓↓

● 雪の能登国「七尾城跡」〜七尾城山で新型のスノーシューを慣らし履きしました編〜
https://yamare.co/2866540

※2:『医王山』という山名の峰はありません。

 医王山は、いくつもの峰々(およそ12座)からなる山塊の総称です。

☆ 医王山の12座=前山・小兀(権現山)・白兀山・奥兀(大ザラ)・蛇尾山・奥医王山・鳶ヶ峰・三千坊・前医王山・覗・箱屋谷山・黒瀑山
  〜となっています。 

※3:医王山の山頂は?

 一等三角点「医王山(939.07m)」のある「奥医王山」が最高峰でありますから、医王山という山塊全体でのピーク(山頂)は奥医王山で間違いありません。しかし、こだわりかたによっては見方が違ってきます。

 国土地理院地図では、「蛇尾山(920m)」のある位置に[医王山]の文字が記載されて、「奥医王山」の位置に[奥医王山]の文字が記載されています。よって、地図上で見ると、医王山と奥医王山は別の山(隣り合った山)として認識されます。しかし見方をかえると、ピークが2つある[双耳峰]と見ることも出来ます(私見)。

 遠方からの登山客には判りづらいことですが、医王山周辺の地域性があります。石川県(金沢平野)側と富山県(砺波平野)側では、医王山の在り方が違います。石川・富山のどちら側から見上げても、医王山は[双耳峰]のような山容に見えます=(双方が左右反転)。金沢の人々からしてみると、祠が建立されている「白兀山(896m)」が(神様のおわします)山頂です。一方、砺波平野に住む人々にとっては、ピーク部分が富山県よりになっている「奥医王山」を山頂として拝みたいのではないでしょうか(私見)。

___【 アクセス 】___

 自動車では、金沢市の山側環状線「田上町交差点」から登り坂の[県道209号芝原石引町線]を医王山方向に向かいます。「医王山スポーツセンター」を過ぎた所の「見上峠」が医王山の入口になります。また、遠方から[北陸道]を進んで来た場合は、「金沢森本IC」で降りて、山側環状線に入って下さい。

___【 雪の医王山「白兀山」に登るルート(冬道) 】___

 金沢側から、夏道(登山道)を通り、医王山の主峰と言える「白兀山」を目指すメインの登山道は、[見上道]になります。見上峠から雪山の「白兀山⇒蛇尾山」さらには「夕霧峠⇒奥医王山」と進む[冬道]は、ほぼ夏道の[見上道]と同じルートになります。ただし夏道では、小兀(権現山)と蛇尾山のそばでは巻き道になっていて、それぞれのピークを通行しません。

 冬道では、林道も通行できる(雪崩のリスクに注意)ので、しばしばショートカット的にバリエーションルートが利用されます。見上峠から、新雪の積もった[見上道]に最初から入ると体力的にきつくなります。しばらく[林道菱池広谷線]を歩き(踏み跡があればつぼ足でもOK)、中腹の「西尾平」から[見上道]に移行するようにすると体力が温存できます。さらに、西尾平から林道を1kmほど登った先の「しがらくび」から[見上道]に上がることも可能です。

 今回、わたしは林道を登り、「しがらくび」から冬道(見上道)に上がろうと考えていましたが、うっかり、取り付き口を見過ごしてしまい、やむなく夕霧峠まで林道を登ってしまいました。夕霧峠から[Jターン]するかのように「蛇尾山」に登り、白兀山−(見上道)−しがらくび−(林道)−西尾平−見上峠〜というコースをとることになりました。

 ただし! 林道では雪崩が発生しやすい(特に西尾平から夕霧峠までの区間)ので注意が必要です。急登を避けて登れる(下れる)ので、ついつい通ってしまいますが、気温が上がり雪が緩み始めたら[雪崩はいつでも発生]します。
コース状況/
危険箇所等
___【 コースの状況等 】___

● 登山口の駐車スペースは多くはありません。「見上峠」にある池の畔に駐車スペースが10台分ほどありますが、積雪期は除雪が不十分なことがあります。今回は比較的除雪が行き届いていましたが、私が10時前に到着した時にはすでの30台以上が路上駐車(県道209号線)していました。道路の奥の方(湯涌温泉のある側)で、自力で雪をのけてマイカーのスペースを確保しなければなりませんでした。

● 林道「菱池広谷線」は雪崩のリスクがあります。私は、見上峠から直接[冬道]に入っている登山者を見かけませんでした。多くの方々は、「西尾平」か「しがらくび」から冬道(登山道の見上道にほぼ一致)に上がっていました。私のように、林道を「夕霧峠」まで登り通す人(下ってくる人)もいました。雪山をトラバースするかのように走っている林道を通行するということは、[楽して登れる(下れる)こと]と、[命の危険]とを引き換えることになるのかもしれません。
その他周辺情報 ___【 コース近くの温泉 】___

 金沢がほこるモール泉(植物起源の有機質を含んだ温泉)の二湯をご紹介します。約250万年前の地層である『大桑層(おんまそう)』から、湧出しているコーヒー色の湯(モール泉)は、つるつるした入浴感があり、お肌に良さそうです。

● 兼六温泉

 兼六園下交差点から約1kmに位置する[公衆浴場形式の温泉]です。いわゆる銭湯なのですが、お風呂は温泉(特色のあるモール泉)です。

・住所:金沢市暁町。暁町交差点から少し小立野台地側(石引側)に入った場所にあります。
・泉質:ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉「源泉名:兼六温泉1号源泉」=色調は黒褐色で、独特の臭いがあるところの、いわゆる『モール泉』。内風呂は循環式/露天風呂は源泉掛け流し。
・営業時間:午後2時00分〜午後11時00分/日祝日は午後1時00分〜午後11時00分
・休館日:毎週金曜日
・入浴料:460円
・駐車場:10台

● 大桑(おおくわ)おんま温泉 「楽ちんの湯」

 犀川の上流にある大桑(おおくわ)町に所在します。大桑層から、湧出しているモール泉の温泉です。『おんま』の名の由来は、加賀藩のお殿様が、この地で「お馬(おんま)」から下りて、野田山の前田家墓所に参ったからだそうです。この「おんま」は、スーパー銭湯タイプの天然温泉です。

・泉質:ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉、循環式または貯湯式、露天風呂、サウナあり
・営業時間:午前10時00分〜午後11時30分(土日祝日は午前8:00〜)
・休館日:無休
・入浴料:650円
・お食事処:麺類・ごはん物・軽食など
・その他:シャンプー、ボディソープ完備(無料)、貸し切り風呂あり(家族風呂)

___【 失われた「しあわせ」? 】___

 山側環状線から医王山への向かうには「田上町交差点」から県道209号線に入ります。その交差点の北西側角に、かってはスーパー銭湯「しあわせの湯供廚ありました(2015年に廃業)。医王山からの帰りに立ち寄るのにちょうど良いところにありました。閉店された跡地は現在は自動車販売店になっています。私にとっては、想い出のある温泉でした。
< 津幡バイパス >
〜を南下中です。津幡町能瀬を通行中は、正面に医王山を眺めながらのドライブになります。私は能登[七尾]を出発してます。のと里山海道⇒津幡バイパス(国道159+8号線)⇒山側環状線(国道159号+県道22号線)⇒県道209号芝原石引町線⇒見上峠(医王山スポーツセンターを過ぎた所)と車を走らせます。
2021年01月21日 09:00撮影
1/21 9:00
< 津幡バイパス >
〜を南下中です。津幡町能瀬を通行中は、正面に医王山を眺めながらのドライブになります。私は能登[七尾]を出発してます。のと里山海道⇒津幡バイパス(国道159+8号線)⇒山側環状線(国道159号+県道22号線)⇒県道209号芝原石引町線⇒見上峠(医王山スポーツセンターを過ぎた所)と車を走らせます。
< 見上峠に到着 >
〜しました。駐車場の空きがなかったので、県道209号芝原石引町線に路上駐車しました(自力で除雪必要)。ここからは「大門山」が見えました。県道209線は、この先(6kmほど)の芝原町(湯涌の手前)で、県道10号金沢湯涌福光線に接続しています。
2021年01月21日 09:55撮影
1/21 9:55
< 見上峠に到着 >
〜しました。駐車場の空きがなかったので、県道209号芝原石引町線に路上駐車しました(自力で除雪必要)。ここからは「大門山」が見えました。県道209線は、この先(6kmほど)の芝原町(湯涌の手前)で、県道10号金沢湯涌福光線に接続しています。
< 見上峠までは広く >
〜除雪されていましたが、県道209号の湯涌温泉方向へは、道幅が狭くなっていました。見上峠には池があり、池の畔に駐車スペース(10台分位)があります。
2021年01月21日 09:55撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 9:55
< 見上峠までは広く >
〜除雪されていましたが、県道209号の湯涌温泉方向へは、道幅が狭くなっていました。見上峠には池があり、池の畔に駐車スペース(10台分位)があります。
< 山小屋風の喫茶店 >
〜が登山口(見上道)の向かい側にあります。「ビタル(Vital)」というコーヒー専門店です。
2021年01月21日 09:58撮影
1/21 9:58
< 山小屋風の喫茶店 >
〜が登山口(見上道)の向かい側にあります。「ビタル(Vital)」というコーヒー専門店です。
< 戸室石研究所 >
〜が、池より一段高い位置にあります。その後方には、「見上山荘」があります。
2021年01月21日 09:58撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 9:58
< 戸室石研究所 >
〜が、池より一段高い位置にあります。その後方には、「見上山荘」があります。
< 林道「菱池広谷線」 >
〜の入口から登山開始します。左手の稜線側には登山道「見上道」が出ています。ここから稜線に取り付き、(ほぼ見上道を辿るようにして)冬道を登ることも可能です。
2021年01月21日 09:59撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 9:59
< 林道「菱池広谷線」 >
〜の入口から登山開始します。左手の稜線側には登山道「見上道」が出ています。ここから稜線に取り付き、(ほぼ見上道を辿るようにして)冬道を登ることも可能です。
< 除雪された林道 >
〜を歩きます。林道「菱池広谷線」は「医王の里」を過ぎた所まで除雪されています。沿道に民家がないにもかかわらず除雪されているのには訳があります。その訳とは、この後にある方から教わりました...
2021年01月21日 10:03撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 10:03
< 除雪された林道 >
〜を歩きます。林道「菱池広谷線」は「医王の里」を過ぎた所まで除雪されています。沿道に民家がないにもかかわらず除雪されているのには訳があります。その訳とは、この後にある方から教わりました...
< 医王の里 >
林道の左手に池、右手には広場(フリーのテントサイト)があります。バーベキュー施設やコテージも備わっていますが、この時期は閉鎖されています。
2021年01月21日 10:24撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 10:24
< 医王の里 >
林道の左手に池、右手には広場(フリーのテントサイト)があります。バーベキュー施設やコテージも備わっていますが、この時期は閉鎖されています。
< スゲ池 >
〜の氷上には足(脚)跡がついていますが、ウサギさんの脚跡だと思います。(ウサギさんいわく?)人間さんは危ないから池の上を歩かないで下さいね。
2021年01月21日 10:24撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 10:24
< スゲ池 >
〜の氷上には足(脚)跡がついていますが、ウサギさんの脚跡だと思います。(ウサギさんいわく?)人間さんは危ないから池の上を歩かないで下さいね。
< 歩いて来た道=菱池広谷線 >
〜は右手にカーブしています。このまま直進すると、田島(たのしま)まで下ってしまいます。この先の道は「田島1号線」です。なんでも森林管理のために、[見上峠=田島]間の除雪が行われていうのだとか.. 私が、間違えて田島の方向に進んでしまうところを、居合わせた「山ガール」様に教えて頂きました。
2021年01月21日 10:30撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 10:30
< 歩いて来た道=菱池広谷線 >
〜は右手にカーブしています。このまま直進すると、田島(たのしま)まで下ってしまいます。この先の道は「田島1号線」です。なんでも森林管理のために、[見上峠=田島]間の除雪が行われていうのだとか.. 私が、間違えて田島の方向に進んでしまうところを、居合わせた「山ガール」様に教えて頂きました。
< 引き続き >
〜菱池広谷線を歩きます。気温が低く雪が締まっていたので、まだスノーシューなしで歩けました。カーブミラーの鏡の位置からすると、林道上の積雪は2mほどでしょうか。
2021年01月21日 10:35撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 10:35
< 引き続き >
〜菱池広谷線を歩きます。気温が低く雪が締まっていたので、まだスノーシューなしで歩けました。カーブミラーの鏡の位置からすると、林道上の積雪は2mほどでしょうか。
< 南東方向 >
〜に奥医王山の山頂が見えます。そして、山頂から西方向に延びる[小原尾根]が丸見えになっています。また、写真を拡大すると、夕霧峠にある「白兀ヒュッテ」も写っていました。
2021年01月21日 10:52撮影
1/21 10:52
< 南東方向 >
〜に奥医王山の山頂が見えます。そして、山頂から西方向に延びる[小原尾根]が丸見えになっています。また、写真を拡大すると、夕霧峠にある「白兀ヒュッテ」も写っていました。
< 尾根越しに白山 >
〜の頭の部分が見えています。
2021年01月21日 10:53撮影
1/21 10:53
< 尾根越しに白山 >
〜の頭の部分が見えています。
< 白山の北側に位置する >
〜峰々を同定してみました。
2021年01月21日 10:53撮影
1/21 10:53
< 白山の北側に位置する >
〜峰々を同定してみました。
< 西尾平 >
〜に到着しました。こちらで休憩と軽食をとります。
2021年01月21日 10:59撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 10:59
< 西尾平 >
〜に到着しました。こちらで休憩と軽食をとります。
< 西尾平休憩所 >
小屋の二階入口近くまで雪に埋まっています。
2021年01月21日 11:00撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 11:00
< 西尾平休憩所 >
小屋の二階入口近くまで雪に埋まっています。
< 雪原の下 >
〜には駐車場が埋まっています。その駐車場の横を夏道(登山道)の「見上道」が東西に通っています。画面の左手(西方向)に進と、見上峠に下ります。右手(東方向)に登ると、前山−小兀を経由して「白兀山」に上がれます。
2021年01月21日 11:00撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 11:00
< 雪原の下 >
〜には駐車場が埋まっています。その駐車場の横を夏道(登山道)の「見上道」が東西に通っています。画面の左手(西方向)に進と、見上峠に下ります。右手(東方向)に登ると、前山−小兀を経由して「白兀山」に上がれます。
< 悪魔のささやき? >
〜でもあったのか、私は少しでも楽をしようと考え、林道をもうしばらく進むことを選びました。この時は、「しがらくび」あたりで冬道に上がろうか〜などと考えていました。
2021年01月21日 11:00撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 11:00
< 悪魔のささやき? >
〜でもあったのか、私は少しでも楽をしようと考え、林道をもうしばらく進むことを選びました。この時は、「しがらくび」あたりで冬道に上がろうか〜などと考えていました。
< 金沢市の南東部 >
〜の山域が、「小原尾根」越しに見渡せました。
2021年01月21日 11:11撮影
1/21 11:11
< 金沢市の南東部 >
〜の山域が、「小原尾根」越しに見渡せました。
< 新型スノーシュー >
〜の登場です。イタリア生まれの『スノーフィット(Snowfoot)』です。見た目はカンジキですが、雪上での浮力は(スノーシュー並)です。

※:ミニスキーで滑るスポーツの「スノーフィート(Snowfeet)」と名称が似ていますが、全くの別物です。
2021年01月21日 11:33撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
2
1/21 11:33
< 新型スノーシュー >
〜の登場です。イタリア生まれの『スノーフィット(Snowfoot)』です。見た目はカンジキですが、雪上での浮力は(スノーシュー並)です。

※:ミニスキーで滑るスポーツの「スノーフィート(Snowfeet)」と名称が似ていますが、全くの別物です。
< 林道を進むにつれ >
〜「奥医王山」の山容が少しずつ違って見えてきます。
 実は、この景色を楽しんでいる時点で、「しがらくび(※)」にある冬道への入口を見落とし通り過ぎてしまっていました。

※:登山道と林道が接している場所なので、林道から登山道・冬道に登りやすくなっています。
2021年01月21日 11:44撮影
1/21 11:44
< 林道を進むにつれ >
〜「奥医王山」の山容が少しずつ違って見えてきます。
 実は、この景色を楽しんでいる時点で、「しがらくび(※)」にある冬道への入口を見落とし通り過ぎてしまっていました。

※:登山道と林道が接している場所なので、林道から登山道・冬道に登りやすくなっています。
< 雪のロールケーキ(※1) >
〜に見とれていると、先行している方が、中尾新道(※2)の入口あたりで、「白兀山」に向けて登ろうとしていました。しかし、踏み跡ののない急登のため、断念されていました。ここで、間違いに気が付いた私は、開き直りこのまま、林道を「夕霧峠」まで歩き通す決心をしました。

※1:木枝にできた氷柱が落下し、転がることによって形成された雪山ならではの芸術です。

※2:白兀山と奥兀(大ザラ)の間を通り大池平に向かうルートです。
2021年01月21日 12:00撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 12:00
< 雪のロールケーキ(※1) >
〜に見とれていると、先行している方が、中尾新道(※2)の入口あたりで、「白兀山」に向けて登ろうとしていました。しかし、踏み跡ののない急登のため、断念されていました。ここで、間違いに気が付いた私は、開き直りこのまま、林道を「夕霧峠」まで歩き通す決心をしました。

※1:木枝にできた氷柱が落下し、転がることによって形成された雪山ならではの芸術です。

※2:白兀山と奥兀(大ザラ)の間を通り大池平に向かうルートです。
< 峠に近づいて >
〜います。「白兀ヒュッテ」が見えます。
2021年01月21日 12:17撮影
1/21 12:17
< 峠に近づいて >
〜います。「白兀ヒュッテ」が見えます。
< この道はどくに続く道? >
今歩いている林道「菱池広谷線」は、ヒュッテのそばを通り「夕霧峠」を越えます。富山県側では、イオックス・アローザスキー場のゲレンデを横切り、南砺市広谷まで林道が通じています。

※:金沢市の[菱池]=大菱池町(おびしけまち)・小菱池町(こびしけまち)・菱池小原町(ひしいけおはらまち)と、南砺市[広谷]を結んでいるので、「菱池広谷線」となっています。
2021年01月21日 12:31撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 12:31
< この道はどくに続く道? >
今歩いている林道「菱池広谷線」は、ヒュッテのそばを通り「夕霧峠」を越えます。富山県側では、イオックス・アローザスキー場のゲレンデを横切り、南砺市広谷まで林道が通じています。

※:金沢市の[菱池]=大菱池町(おびしけまち)・小菱池町(こびしけまち)・菱池小原町(ひしいけおはらまち)と、南砺市[広谷]を結んでいるので、「菱池広谷線」となっています。
< 夕霧峠に到着 >
〜しました。正面(南方向)には、奥医王山に登る尾根道があります。尾根を登る登山道は[288段の階段]になっていて「浄土坂」と呼ばれています。急登を登った先が「見返りの大杉」という場所で、東西方向の眺望が良好な展望場所になっています。ここで私は自信のなかったので、奥医王山への登頂は諦めました。
2021年01月21日 12:36撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 12:36
< 夕霧峠に到着 >
〜しました。正面(南方向)には、奥医王山に登る尾根道があります。尾根を登る登山道は[288段の階段]になっていて「浄土坂」と呼ばれています。急登を登った先が「見返りの大杉」という場所で、東西方向の眺望が良好な展望場所になっています。ここで私は自信のなかったので、奥医王山への登頂は諦めました。
< イオックス・アローザスキー場 >
〜が見下ろせます。最上部のこの場所とゲレンデを結んでいるリフトは、[第5ペアリフトA線]ですが、現在は使われていません。
2021年01月21日 12:39撮影
1
1/21 12:39
< イオックス・アローザスキー場 >
〜が見下ろせます。最上部のこの場所とゲレンデを結んでいるリフトは、[第5ペアリフトA線]ですが、現在は使われていません。
< 菱広峠(※)から >
〜は北の方向に進みます。奥医王山とは反対方向です。ここでは南北に走る稜線がちょうど県境になっています。

※:夕霧峠の本名です。往時、見上山荘のオーナー様が[菱広峠]に付けられた愛称が「夕霧峠」でした。いつの間にか地理院地図に「夕霧峠」の名が採用されるようになったのだと云います。
2021年01月21日 12:40撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 12:40
< 菱広峠(※)から >
〜は北の方向に進みます。奥医王山とは反対方向です。ここでは南北に走る稜線がちょうど県境になっています。

※:夕霧峠の本名です。往時、見上山荘のオーナー様が[菱広峠]に付けられた愛称が「夕霧峠」でした。いつの間にか地理院地図に「夕霧峠」の名が採用されるようになったのだと云います。
< 白兀ヒュッテ >
〜にお邪魔します。この位置では、峠の鞍部より10mほど高くなします(標高約850m)。
2021年01月21日 12:43撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 12:43
< 白兀ヒュッテ >
〜にお邪魔します。この位置では、峠の鞍部より10mほど高くなします(標高約850m)。
< 方位盤付きのテーブル >
〜越しに「砺波平野」と「立山連峰」が見渡せます。
2021年01月21日 12:45撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 12:45
< 方位盤付きのテーブル >
〜越しに「砺波平野」と「立山連峰」が見渡せます。
< 180度振り返り >
〜「金沢平野」と「日本海」を見渡しました。右下に見えるのトレースは、先ほど登って来た林道「菱池広谷線」を歩いた跡です。
2021年01月21日 12:45撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
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< 180度振り返り >
〜「金沢平野」と「日本海」を見渡しました。右下に見えるのトレースは、先ほど登って来た林道「菱池広谷線」を歩いた跡です。
< 東方向に視野 >
〜を戻します。「高清水山系」越しの「立山連峰」が美しいです。
2021年01月21日 12:45撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 12:45
< 東方向に視野 >
〜を戻します。「高清水山系」越しの「立山連峰」が美しいです。
< パノラマ写真 >
〜にしてみました。北(画面左側)は、「栂海新道」が通る「後立山連峰」の最北部の峰々も確認出来ます。
2021年01月21日 12:46撮影
1/21 12:46
< パノラマ写真 >
〜にしてみました。北(画面左側)は、「栂海新道」が通る「後立山連峰」の最北部の峰々も確認出来ます。
< 立山連峰の南側 >
〜を拡大してみました。[槍]も[笠]も見えました。
2021年01月21日 12:46撮影
1/21 12:46
< 立山連峰の南側 >
〜を拡大してみました。[槍]も[笠]も見えました。
< 立山連峰の中央部 >
〜では、劒岳−立山三山−薬師岳〜などが優雅になさっていました。
2021年01月21日 12:46撮影 by  PENTAX K-1 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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< 立山連峰の中央部 >
〜では、劒岳−立山三山−薬師岳〜などが優雅になさっていました。
< 富山県南部の山域 >
〜では、白木峰−金剛堂山−人形山〜が綺麗に見えています(峰々の同定は難しくありません)。
2021年01月21日 12:46撮影
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< 富山県南部の山域 >
〜では、白木峰−金剛堂山−人形山〜が綺麗に見えています(峰々の同定は難しくありません)。
< 再出発 >
〜します。雪の下になっていますが、ここから北に向けて「百万石道路」が通っています。稜線に取り付き、蛇尾山に向かいます。
2021年01月21日 12:52撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 12:52
< 再出発 >
〜します。雪の下になっていますが、ここから北に向けて「百万石道路」が通っています。稜線に取り付き、蛇尾山に向かいます。
< 150mほど進んだ場所 >
〜からヒュッテを振り返りました。使われなくなり、峠に残された[リフト最上部の折返設備]がなんだか寂しそうです。
2021年01月21日 12:57撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 12:57
< 150mほど進んだ場所 >
〜からヒュッテを振り返りました。使われなくなり、峠に残された[リフト最上部の折返設備]がなんだか寂しそうです。
< 富山県の南部から東部 >
〜までが、よく見渡せましたので、再びパノラマ写真を作ってみました。
2021年01月21日 12:58撮影
1/21 12:58
< 富山県の南部から東部 >
〜までが、よく見渡せましたので、再びパノラマ写真を作ってみました。
< もうすぐ山頂 >
〜です(あと数十mで蛇尾山の頂上)。個人的には、蛇尾山が医王山の山頂であると思っていますので、登頂するのが楽しみでした。
2021年01月21日 13:12撮影
1/21 13:12
< もうすぐ山頂 >
〜です(あと数十mで蛇尾山の頂上)。個人的には、蛇尾山が医王山の山頂であると思っていますので、登頂するのが楽しみでした。
< 蛇尾山(標高920m) >
〜に登頂成功。蛇尾山を示す木札(表札の様なもの)が、埋もれていました。反対側から登って来たベテランの方と二人で、その表札を掘り出しました。
2021年01月21日 13:18撮影
1/21 13:18
< 蛇尾山(標高920m) >
〜に登頂成功。蛇尾山を示す木札(表札の様なもの)が、埋もれていました。反対側から登って来たベテランの方と二人で、その表札を掘り出しました。
< 地面から高い位置 >
〜に取り付けられているらしい「蛇尾山の表札」です。居合わせたベテランの方の話しだと、この場所の積雪は4m位ではないかとおっしゃっていました。
2021年01月21日 13:19撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 13:19
< 地面から高い位置 >
〜に取り付けられているらしい「蛇尾山の表札」です。居合わせたベテランの方の話しだと、この場所の積雪は4m位ではないかとおっしゃっていました。
< 来た道(南の方向) >
〜を振り返りました。白山とその周辺の峰々も見えています。
2021年01月21日 13:19撮影
1/21 13:19
< 来た道(南の方向) >
〜を振り返りました。白山とその周辺の峰々も見えています。
< 白山連峰にズームイン >
〜しました。
2021年01月21日 13:19撮影 by  PENTAX K-1 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/21 13:19
< 白山連峰にズームイン >
〜しました。
< 立山連峰 >
〜もしっかり眺めました。
2021年01月21日 13:20撮影
1/21 13:20
< 立山連峰 >
〜もしっかり眺めました。
< 進行方向(北西の方向) >
〜です。奥兀(大ザラ)⇒白兀山⇒小兀(権現山)へと進みます。
2021年01月21日 13:25撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 13:25
< 進行方向(北西の方向) >
〜です。奥兀(大ザラ)⇒白兀山⇒小兀(権現山)へと進みます。
< ちょうど一年前の写真 >
〜で、復習しました。蛇尾山から西方向にから延びる稜線に連なるピークの位置関係がよく分かる写真です。ほぼ、稜線上に[見上道]が通っています。この写真は、奥医王山登山道の浄土坂を登りきった所の「見返りの大杉」から撮影したものです。

※:2020年1月26日の撮影。
2020年01月26日 10:18撮影
1/26 10:18
< ちょうど一年前の写真 >
〜で、復習しました。蛇尾山から西方向にから延びる稜線に連なるピークの位置関係がよく分かる写真です。ほぼ、稜線上に[見上道]が通っています。この写真は、奥医王山登山道の浄土坂を登りきった所の「見返りの大杉」から撮影したものです。

※:2020年1月26日の撮影。
< 奥兀(大ザラ) >
〜に到着。奥兀はピーク部分が細長くなっているため、夏山では認識されにくい部分かもしれません。
2021年01月21日 13:32撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 13:32
< 奥兀(大ザラ) >
〜に到着。奥兀はピーク部分が細長くなっているため、夏山では認識されにくい部分かもしれません。
< 奥兀から蛇尾山 >
〜を振り返りました。雪庇のような地形になっていますので、前後左右をよく確認します。
2021年01月21日 13:37撮影 by  PENTAX K-1 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/21 13:37
< 奥兀から蛇尾山 >
〜を振り返りました。雪庇のような地形になっていますので、前後左右をよく確認します。
< 奥兀からの眺望 >
〜は360度のパノラマです。木々が雪庇の下敷きになっているみたいな感じで、障害物がありません。
2021年01月21日 13:37撮影 by  PENTAX K-1 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/21 13:37
< 奥兀からの眺望 >
〜は360度のパノラマです。木々が雪庇の下敷きになっているみたいな感じで、障害物がありません。
< 北東方向の眺め >
〜では「百万石道路」が通っている稜線越しに、呉西平野(射水平野+砺波平野)が見通せます。
2021年01月21日 13:38撮影
1/21 13:38
< 北東方向の眺め >
〜では「百万石道路」が通っている稜線越しに、呉西平野(射水平野+砺波平野)が見通せます。
< 進行方向の白兀山 >
〜を望みました。こちら(奥兀)とあちら(白兀)の間の鞍部には、大池平に通じる「中尾新道」が通っています(今は雪深い谷に埋もれています)。
2021年01月21日 13:38撮影 by  PENTAX K-1 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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< 進行方向の白兀山 >
〜を望みました。こちら(奥兀)とあちら(白兀)の間の鞍部には、大池平に通じる「中尾新道」が通っています(今は雪深い谷に埋もれています)。
< 白兀山の山頂 >
〜に到着。展望台が雪にほぼ埋まっています。
2021年01月21日 13:48撮影 by  PENTAX K-1 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/21 13:48
< 白兀山の山頂 >
〜に到着。展望台が雪にほぼ埋まっています。
< 展望台の方位盤 >
〜の位置が地面から約3.5mです。この感じだと、ここの積雪は3m強となります。この山頂は大勢が集合していて、雪がかなり圧縮されているはずです。本来は、4m位の積雪だったかも知れません。
2021年01月21日 13:49撮影 by  PENTAX K-1 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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< 展望台の方位盤 >
〜の位置が地面から約3.5mです。この感じだと、ここの積雪は3m強となります。この山頂は大勢が集合していて、雪がかなり圧縮されているはずです。本来は、4m位の積雪だったかも知れません。
< 南東方向の景色 >
通ってきた「蛇尾山」と「奥兀」を振り返りました。
2021年01月21日 13:49撮影
1/21 13:49
< 南東方向の景色 >
通ってきた「蛇尾山」と「奥兀」を振り返りました。
< 西方向の眺め >
少し低い位置にこれから下る「小兀(権現山)」があります。登山口のある見上峠よりも市街地側に位置する「キゴ山」と「戸室山」が見下ろせています。
2021年01月21日 13:50撮影
1/21 13:50
< 西方向の眺め >
少し低い位置にこれから下る「小兀(権現山)」があります。登山口のある見上峠よりも市街地側に位置する「キゴ山」と「戸室山」が見下ろせています。
< 北方向眺め >
能登半島の方向に低い山並みが延びています。半島の基部には、加賀と能登を分断するかのような「宝達山」があります。
2021年01月21日 13:50撮影
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< 北方向眺め >
能登半島の方向に低い山並みが延びています。半島の基部には、加賀と能登を分断するかのような「宝達山」があります。
< 白兀山から小兀(権現山) >
〜へと脚(スノーシュー)を進めます。
2021年01月21日 14:03撮影 by  PENTAX K-1 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/21 14:03
< 白兀山から小兀(権現山) >
〜へと脚(スノーシュー)を進めます。
< 小兀(権現山) >
〜に到着。夏山ではこのピークに登ることはありません。登山道が巻き道になっていて小兀のピークには通っていないからです。
2021年01月21日 14:10撮影 by  PENTAX K-1 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/21 14:10
< 小兀(権現山) >
〜に到着。夏山ではこのピークに登ることはありません。登山道が巻き道になっていて小兀のピークには通っていないからです。
< 小兀から白兀山 >
〜を振り返りました。白兀山と蛇尾山の間に位置する「奥兀」は、ちょうど白兀山の陰に隠れていて見えていません。
2021年01月21日 14:10撮影 by  PENTAX K-1 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/21 14:10
< 小兀から白兀山 >
〜を振り返りました。白兀山と蛇尾山の間に位置する「奥兀」は、ちょうど白兀山の陰に隠れていて見えていません。
< 南の上空にある眩しい >
〜「太陽さん」が「北風さん」を追い払ってくれています。温かい冬山登山になりました(持参した防寒具は用なしでした)。
2021年01月21日 14:11撮影 by  PENTAX K-1 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/21 14:11
< 南の上空にある眩しい >
〜「太陽さん」が「北風さん」を追い払ってくれています。温かい冬山登山になりました(持参した防寒具は用なしでした)。
< 北西方向の日本海 >
〜の表情も穏やかです。
2021年01月21日 14:11撮影 by  PENTAX K-1 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/21 14:11
< 北西方向の日本海 >
〜の表情も穏やかです。
< 「宝達山」のある >
〜能登半島をズームしました。
2021年01月21日 14:11撮影 by  PENTAX K-1 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/21 14:11
< 「宝達山」のある >
〜能登半島をズームしました。
< 「しがらくび」方面 >
〜に下ります。
2021年01月21日 14:14撮影 by  PENTAX K-1 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/21 14:14
< 「しがらくび」方面 >
〜に下ります。
< 「しがらくび」に到着 >
ここで、迷いました。道に迷ったわけではなく、冬道を歩き続けるべきか、林道に戻るべきか〜と心が揺れ動きました。
2021年01月21日 14:34撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 14:34
< 「しがらくび」に到着 >
ここで、迷いました。道に迷ったわけではなく、冬道を歩き続けるべきか、林道に戻るべきか〜と心が揺れ動きました。
< 林道が懐かしくなり? >
私は冬道から降りてしまいました。林道上から「しがらくび」の取り付き口を振り返りました。今朝の登りでは、ここにあるピンクリボンを見落としています。
2021年01月21日 14:36撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 14:36
< 林道が懐かしくなり? >
私は冬道から降りてしまいました。林道上から「しがらくび」の取り付き口を振り返りました。今朝の登りでは、ここにあるピンクリボンを見落としています。
< 西尾平 >
〜に戻ってきました。
2021年01月21日 14:51撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 14:51
< 西尾平 >
〜に戻ってきました。
< 休憩所 >
〜の前で休憩しました。2階の扉は無施錠でしたが、中には入りませんでした。
2021年01月21日 14:53撮影
1/21 14:53
< 休憩所 >
〜の前で休憩しました。2階の扉は無施錠でしたが、中には入りませんでした。
< 除雪されている位置 >
〜に来ました。
2021年01月21日 15:26撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 15:26
< 除雪されている位置 >
〜に来ました。
< スクランブル交差点? >
〜のような場所です。夏道では、ここで林道と登山道が複雑に交差しています。除雪されている道の左方向が、本来の道なり(菱池広谷線)です。ここで「菱池広谷線」が大きくカーブして、そのカーブの外側方向に「田島1号線」が分岐しています。ここから右方向の「田島1号線」が、先の方まで除雪されています。
2021年01月21日 15:26撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 15:26
< スクランブル交差点? >
〜のような場所です。夏道では、ここで林道と登山道が複雑に交差しています。除雪されている道の左方向が、本来の道なり(菱池広谷線)です。ここで「菱池広谷線」が大きくカーブして、そのカーブの外側方向に「田島1号線」が分岐しています。ここから右方向の「田島1号線」が、先の方まで除雪されています。
< 除雪済みの「菱池広谷線」 >
〜を下ります。道は、「医王の里」を横断しています。
2021年01月21日 15:29撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 15:29
< 除雪済みの「菱池広谷線」 >
〜を下ります。道は、「医王の里」を横断しています。
< 再びの「スゲ池」 >
湖面の雪の輝き具合が、今朝と違っています。
2021年01月21日 15:29撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 15:29
< 再びの「スゲ池」 >
湖面の雪の輝き具合が、今朝と違っています。
< 里の施設が雪に >
〜埋もれています。右手に上がると「バーベキュー施設」あるはずです。
2021年01月21日 15:30撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 15:30
< 里の施設が雪に >
〜埋もれています。右手に上がると「バーベキュー施設」あるはずです。
< 雪崩の現場! >
〜に遭遇しました。雪壁が部分的に崩れたみたいな程度ですが、積雪の多い山の上の方ではどこかで、大雪崩が発生していたかもしれません。
2021年01月21日 15:37撮影
1/21 15:37
< 雪崩の現場! >
〜に遭遇しました。雪壁が部分的に崩れたみたいな程度ですが、積雪の多い山の上の方ではどこかで、大雪崩が発生していたかもしれません。
< 喫茶店や研究所 >
〜が眼前に現れで安心しました。雪崩のリスクのある林道を無事に通過できました。本来なら避けるべきでしたが...
2021年01月21日 15:47撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 15:47
< 喫茶店や研究所 >
〜が眼前に現れで安心しました。雪崩のリスクのある林道を無事に通過できました。本来なら避けるべきでしたが...
< 御の字! >
〜の[の]のマークでしょうか(妄想です)? 無事に帰れて感謝。まったくの『御恩(ごおん)の字』=「おんのじ」でした。

 これをもって、『雪の医王山登山』は完了といたします。
2021年01月21日 15:49撮影 by  KASHMIR3D/9.340, KASHMIR3D.COM
1/21 15:49
< 御の字! >
〜の[の]のマークでしょうか(妄想です)? 無事に帰れて感謝。まったくの『御恩(ごおん)の字』=「おんのじ」でした。

 これをもって、『雪の医王山登山』は完了といたします。

装備

個人装備
ザック キャップ 新型カンジキ(スノーフィット) ストック(スノーバスケット付き) 防寒具(ソフトシェルなど) レインウエア(上下) 冬用のグローブ 軍手 一眼レフカメラ コンデジ スマートホン GPS機能付きウォッチ 予備電池 携帯トイレ タオル2本 おにぎり サンドイッチ 行動食 濃い目の温かいココア(保温)900cc 温かいごぼう茶(保温)500cc 水500cc
備考 ※:比較的、温かい天気だったので、冬用手袋・防寒具は使用しませんでした。長袖とレインウエアで十分でした。

感想

___【 良かったこと 】___

● 冬山として申し分のない積雪あり(雪の状態も良く)、快適だった。
● 快晴(新年で一番の日本晴れ、おそらく全国的に快晴の日だった)に恵まれ、気持ちの良い登山ができた。
● 眺望がよかった(晴れの日でもガスで遠景が望めないこともあるが)。遠くは「槍ヶ岳」までが見通せた。
● 運動不足で、冬山登山の自信がなかったが、『雪の医王山』を制覇できた。
● 新型のスノーシュー(スノーフィット)が予想以上に使えた。先日、試し履きした時に、「スノーフィット」が足から抜けてしまうトラブルを経験したが、今回は一度も脱げることがなかった。特に、山頂の前後の新雪の急登でも脚が雪に嵌まらず、快適に歩けた。

___【 悪かったこと 】___

● 登山口(見上峠)では車が混雑していた。遅めに出てきたため、すでに駐車場所がなかった。仕方なく、自分で雪除きをして駐車スペースを確保した。
● 雪崩のリスクを知りながらも!車道=林道「菱池広谷線」を通行してしまった。

___【 最後に 】___

 ちょうど一年前の2020年1月26日、仲間と3人で医王山登山(奥医王山まで登頂)しています。昨年は暖冬で積雪が少なく、夏道を歩く登山でした。今年は残念ながら、コロナ禍のことがあり(実質的な制約と心理的な制約が相まって)、仲間を登山に誘いにくくなっています。早く、闇夜の世界(コロナ禍にみまわれた地球)が明るくなるように願うばかりです。

 おりしも、今回のような良い登山ができると、なんだか良い兆しが見えてきそうな気分になれました。無事に雪山登山できて『感謝』、絶好のハイキング日和で『感激』でした。つまり、ふたことで「感謝・感激」の山行となりました。

___【 前回の山行記録のリンク 】___

 4日前に、新しく買い求めたスノーシュー(カンジキに近いタイプ)を試し履きしてみました。今回の山行で、その新型スノーシューが活躍しました。

● 雪の能登国「七尾城跡」〜七尾城山で新型のスノーシューを慣らし履きしました編〜
                2021年1月17日
https://yamare.co/2866540

___【 私の『医王山』登山のリンク集 】___

 私は数年前から、医王山のファンになっております。

● 金沢の奥座敷的な『医王山』に登る〜暖冬の1月!春山気分の冬山登山〜
                2020年1月26日
https://yamare.co/2197922


● 冬の加越山地『医王山』〜スノーシューハイク〜
                2016年2月3日
https://yamare.co/803882

● 医王山 ミニ周回コース
                2015年6月21日
https://yamare.co/664593

● 医王山周回満腹コース(情報満載の保存版)
                2015年5月22日
https://yamare.co/647236

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