(過去レコ)薬師岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,757m
- 下り
- 1,757m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
有峰林道の通行可能時間は6時から20時までの14時間、折立から薬師岳までのCTは上り8時間、下り6時間で、計14時間。
ゲート(料金所)から折立までの車での時間は、以前下見した時は約40分。
なので、日帰りするなら休憩込み12時間以内で歩く必要がある。
当日、東谷のゲートに着いた時は三台が既に並んでいた。
ゲートは6時丁度に開き、折立は6時45分発となる。
登山靴はゲートへ着くまでの間、工事中で30分停められ、その間に履き替えていた。
亀谷の方からも車が次々と上がり、登山の身支度をしている人も何人かいた。
上空は雲が多く、天気予報は朝の内曇り、午後から晴れだった。
予報より早く良くなり、三角点を通過した頃から徐々に晴れ間が広がった。
樹林帯を抜け草地に出てからは、四角に角材を組んだ中に丸い石を敷き詰め、周囲の展望を楽しみながらでも歩ける、とても良く整備された道だった。
歩きやすいとは前もって知っていたが、道幅も広くて急坂もなく、長時間のぬかるみに閉口した飛越新道とは対照的だった。
太郎平小屋では、雲ノ平を隔てて水晶・鷲羽の眺めが大変良かった。
キャンプ地の薬師峠までは緩やかな下りだったが、キャンプ地からは沢筋の急な上りで、薬師平までは大部分が雪の中だった。
薬師岳山荘の上辺りからはハイマツもほとんどなくなり、花崗岩の砂礫のやや急なジグザグ道だった。
太郎平小屋からよく見えていたのは東南稜で、薬師岳頂上は見えていなかった。
スタートから5時間弱、11時半に登頂。私を抜いた人と、別の単独行が休んでいた。
上空はコバルトブルーの快晴だが、立山方面のガスはなかなか消えず、剱岳は山頂部が少しだけ見えた。
雲ノ平、鷲羽岳から赤牛岳、針ノ木岳はガスが掛からず、雄大なスケールを楽しめた。
赤牛の北側ずっと奥に気になる山が見え、帰宅後に調べたら浅間山だった。
暫くして北側の縦走路から単独行が来た。
時間に余裕があったので、単独行ばかり三人が下山した後は一人だけだった。
俄かに周囲にガスが沸き始めたので下ることに。結局、頂上には50分もいた。
今日は好天で暑く、ハイピッチで歩いたので汗びっしょりとなった。
薬師峠の水場では水をがぶがぶ飲み、空いたPBも満たした。
夏山は午後からガスが沸きやすく、今日も時間とともに日差しはなくなった。
今朝は好展望だった三角点〜太郎平小屋間も、夕立が心配されるほど曇っていた。
丁度9時間で下山、12時間で往復できるだろうかという心配は杞憂だった。
休日とは言え、梅雨の期間中なので登山者は思ったより少なく、二人連れが3〜4組の他は単独行ばかり十人ほどだった。
登山口から山頂まで1576mの標高差だが、それを感じさせない歩きやすい道だ。
往路はずっと一般道だったが、復路は立山IC→花園IC間高速(\7,050)。
往復700キロ近く走り、21時過ぎに帰宅した。
【35600歩】
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する